新しい道からは分かりませんが、客天満宮(水泥)の正面旧道を自転車で東へ行くと、二つのお宮は一つの線上にあったのが分かります。今は分断されて直接は行けません。
私が行ったときは、丁度正月の休みで都会から帰省したと思われる若いカップルが、お宮の前の堀で釣りをしていました。
私 「何を釣っているの?」
娘さん「ブラックバス」
私 「ブラックバスは、刺身にしたら美味しいよ」
娘さん「うそだ~っ!」
近頃の娘さんは騙し難い。
ここは、二つの新道に挟まれて、昔の長閑さが残っています。
鳥居の位置がどうも納得がいかなかったので、参道脇の一軒の家に入ってお尋ねしたら、四十年配の男性が出てこられて「偶然今ありました」と、20年前の神社上空の空中写真を出して来て説明してくれました。「本当に偶然です」と再度言って、畳一枚ほどの大きな写真を一緒に見たのですが、20年間の変貌が一望出来ました。鳥居の位置は、道路拡張のとき小さな事故があったけど、基本的には変わっていないようでした。
「私は古いことは、知らないから」と、土地の古いことをよく知っている方を紹介して下さいました。またお訪ねしたい。
鮒釣りや 一年ぶりの 宮の堀
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