アドル・クリスティン

 イースの主人公で、エレシア大陸を代表する大冒険家。赤い髪が印象的な青年で、正義感に強く、また良くも悪くもお人よしである。エレシア大陸エウロペ地方の北東にある名も無き小さな村の出身。幼少の頃から旅人の話などを聴いて外の世界に強く憧れ、16歳の時に冒険の旅に出る。エステリアとイースを巡る冒険を皮切りに、アドルは67歳でこの世を去るまで世界各地を渡り歩いて数多くの冒険を成し遂げ、その冒険の記録を実に100冊近くにも及ぶ冒険日誌に書き記して後世に残した。
 アドル最初の冒険は、嵐の結界という異常な領域に包まれて音信不通となったエステリアという地の噂を聴き、強く興味を抱き一人エステリアへと旅立ったことに始まる。嵐の結界を越えてエステリアへとなんとかたどり着いたアドルはそこで、このエステリアに起きている事件を追ううちに、エステリアにかつて栄えていたイースという古代王国の謎に迫っていくこととなる。

 

 ヴァジュリオン

 イースの書「ダビーの章」を守っているコウモリの魔物。無数の小さなコウモリへと分身することができる。

 

 クラーゼ

 ミネアの街に住む医者。街で唯一の医者であることから、毎日のように街を駆け回っている。

 

 ゴーバン・トバ

 バギュ=バデッド近くを拠点としている盗賊の頭。町を荒らしまわっているという噂があるが、実際は金持ちしか狙わない義賊である。ジェバの息子で、後にアドルがダームの塔に侵入するための手引きをすることとなる。

 

 コンスクラード

 イースの書「ジェンマの章」を守っている巨大な岩の塊のような魔物。

 

 サラ

 ミネアの町に住む占い師で、アドルに秘められた運命を感じ取り、イースの書を集めるようにと助言をする。ジェバはおばにあたり、ゴーバンは従兄妹にあたる。後に何者かによって殺害されたとアドルは伝えられる。

 

 ジェノクレス

 神殿地下への入り口を守る魔術師。自身の戦闘能力は皆無に等しいので、部屋の仕掛けと瞬間移動を駆使する戦法を使う。

 

 ジェバ・トバ

 ゼピック村に住む老婆で、サラのおばさんにあたる人物。ゴーバンの母親でもある。アドルがサラのクリスタルを受け取ったことから、アドルに協力するようになる。神官トバの末裔であり、エステリアでは唯一、イースの書を読むことができる人物である。

 

 ダルク・ファクト

 エステリアにおける一連の事件の首謀者である男。ダームの塔の最上階に居座り、強大な魔力で多くの魔物を操り、エステリアを支配しようとしている。
 神官ファクトの末裔であり、クレリアが魔物を生み出す元凶であることが伝えられていた。そのため牧師でもあったダルク・ファクトの両親は、ラスティン鉱山から銀が発見された時、それが伝説にあるクレリアではないかと危惧して銀の採掘を止めるように働きかける。だが暴徒と化した人々によって二人は殺され、ダルク・ファクトは復讐のために姿を消し、強大な魔力を欲するようになった。だがその魔力の虜となり、いつしか目的はエステリアの支配へと変わっていった。
 二人の女神の封印を解くことによって魔物を復活させたのは彼の仕業である。魔物の力だけでなく、最終的には女神の力も手に入れようとしていたようだが、ダームやダレスの存在は知らなかったらしく、いずれにしても彼の破滅は確定していたようである。
 なお彼の身に着けているマントはクレリア製の武器でなければ傷つけることができないそうで、シルバーソードがなければ倒すことはできない。

 

 ドギ

 後にアドルの親友になる、フェルガナ地方出身の元盗賊。壁をぶち破るほどの怪力の持ち主で、そのパワーで何度もアドルを助けることになる。
 エステリアでゴーバンの元で働いていたのだが、ラーバをダームの塔に案内した時に一緒に閉じ込められ、塔の中で初めてアドルと出会う事になる。

 

 ニグティルガー

 イースの書「ハダルの章」を守っているムカデのような魔物。

 

 ピクティモス

 イースの書「メサの章」を守っているカマキリの魔物。

 

 ピム
 ミネアの街で取引所を経営している男性。少々胡散臭そうな態度を取り、実際拾った指輪を平然と取引に使っているなど、町の人からはあまり良い印象を抱かれていない。

 

 フィーナ

 イースの人々に黒真珠を与え、イースを繁栄の極みへと導いた二人の女神のうちの一人。青く長い髪を持つ美しい少女である。セルセタで繁栄した有翼人の末裔らしいが、詳しいことは分からない。魔法の過剰な行使によって魔物が出現した時、イースを天空へと浮上させて魔物の攻撃から逃れさせた。また地上に残ってレアと共に魔物を封じ込めると、ラスティン廃坑奥の地下神殿に石像に姿を変えて眠りについた。
 それから700年が経過し、クレリアの採掘によって再び魔物が動き始めたことで二人は眠りから目覚めるが、フィーナをこれ以上魔物に関わらせたくなかったレアによってフィーナは記憶を封印され、その直後にフィーナは魔物によって神殿地下に幽閉される。その後アドルに助け出され、ゼピック村のジェバの元で平和に暮らしていたが、やがて事態が自分一人では手に負えない状況になっていることを悟ったレアによってフィーナは記憶の封印を解かれる。

 

 ヨグレス&オルムガン

 鬼の顔のような姿の二体一組の魔物で、それぞれが炎と氷の属性を持っている。

 

 ラーバ・サルモン

 セルセタ地方出身の考古学者。エステリアとイースの謎を追求するために、ドギと共にダームの塔に乗り込む。ダームの塔でアドルと出会い、アドルに色々と助言することとなる。名字がサルモンであるが、サルモン神殿との関係は不明。

 

 ルタ・ジェンマ

 ゼピック村に住む若者で、詩人でもある。夢遊病にかかっているらしく、いつの間にかダームの塔にいたという。ダームの塔の地下牢にアドルと共に捕らわれていたところをドギによって助けられ、その後アドルに協力する事になる、神官ジェンマの末裔であり、一族に伝わる魔除けとなるアミュレットを持っている。ちなみにアイリスという妻がいる。

 

 レア

 イースの人々に黒真珠を与え、イースを繁栄の極みへと導いた二人の女神のうちの一人。青く長い髪を持つ美しい少女である。セルセタで繁栄した有翼人の末裔らしいが、詳しいことは分からない。魔法の過剰な行使によって魔物が出現した時、イースを天空へと浮上させて魔物の攻撃から逃れさせた。また地上に残ってフィーナと共に魔物を封じ込めると、ラスティン廃坑奥の地下神殿に石像に姿を変えて眠りについた。
 それから700年が経過し、クレリアの採掘によって再び魔物が動き始めたことで二人は眠りから目覚めるが、フィーナをこれ以上魔物に関わらせたくなかったレアはフィーナの記憶を封印し、自らは吟遊詩人としてミネアの街に赴き、勇者として相応しい剣士の到来を待った。その後銀のハーモニカが盗まれ、それをアドルが取り返した時、レアはアドルこそが勇者として相応しい剣士だと悟り、ロダの樹の意思を開放してシルバーソードを託す。やがて事態が自分一人では手に負えない状況になっていることを悟ったレアはフィーナの記憶の封印を解き、自ら魔物に捕らわれることでダームの塔に潜入、アドルに助言をする。

 

 ロダの樹

 イースの時代に二人の女神によって創造された意思を持つ兄弟の巨木。ロダの実を食した人間と意思の疎通ができる。女神の力で永い眠りについていたが、アドルを勇者と認めたレアによってその眠りから解かれ、アドルにシルバーソードを託すことになる。