ジャンル アクションRPG
機種



PC-8801
PC-9801
MSX2/2+
X68000
開発 日本ファルコム
発売 日本ファルコム
メディア PC-8801:
5inchFD(5枚組み)
PC-9801:
5inchFD(3枚組み)
MSX2/2+:
3.5inchFD(5枚組み)
X68000:
5inchFD(4枚組み)
発売日 PC-8801:1989年7月21日
PC-9801:1989年7月28日
MSX2/2+:1989年10月20日
X68000:1990年3月24日

 


 ストーリー

 イースでの冒険から3年後。冒険を続けるアドルとドギは、ドギの故郷であるフェルガナ地方を訪れた。ここでこの地方で異変が起きていることを知り、アドルはその異変を巡る事件に関わっていく。そしてかつてこの地方を支配していた魔王ガルバランが復活しようとしていることを知り、ガルバラン復活を企む者達と戦いを繰り広げる事となる。

 


 レビュー

 シリーズ第3弾に当たるのが今作『WANDERERS FROM Ys』である。今作は前作までとは打って変わって、サイドビュー形式のゲームとなっている。
 シリーズの中では外伝的な印象の強い作品であり、3作目でありながらタイトルにナンバーが付けられていないのもそのためである。ただし後の移植作品の中にはナンバーが付けられているものもあり、実質上の「イース3」と言えるだろう。

 まず今作はサイドビュー形式ということで、システム面は全く異なるものとなっている。アドルは今作では実際に剣を振って攻撃することとなっている。この剣による攻撃は通常の切り下ろしだけでなく、上突きや下突き、ジャンプ下突きなどの攻撃方法があり、それらを使い分けて戦う事となる。
 また今作ではイースにあったリングが復活しているが、今作ではリングパワーというものが存在し、それがある間だけリングの効果が発動するようになっている。リングパワーは道具屋やアイテムで回復することができる。
 また今作はアイテム画面がボス戦中でも開けるので、ボス戦でアイテムを使い分けて戦うということもできる。

 ストーリーはそれ自体は良くできているが、やはり前作ほどの質の高さは感じられなかった。ちなみに今作はシリーズでは3作目なのだが、時系列では4と5の間という位置付けになる。

 グラフィックは、多重スクロールの使用によってなかなか迫力のあるものに仕上がっている。全体的には良くできているだろう。
 音楽は、前作ほどの見事さはさすがにないが、やはり全体的に良くできている。

 難易度はやや高め。ザコ敵でも油断しているとあっという間にやられる可能性がある。またボス戦では、倒し方を見破れないと倒せない場合が多いだろう。

 ストーリーやゲーム性については相変わらず良くできたものだったが、やはりトップビュー形式の前作までの印象が強すぎた事からか、サイドビュー形式は今作限りとなっている。