| ジャンル | アクションRPG |
|---|---|
| 機種 |
PC-8801 PC-9801 X1-turbo FM-77AV MSX-2/2+ |
| 開発 | 日本ファルコム |
| 発売 | 日本ファルコム |
| メディア |
PC-8801: 5inchFD(4枚組み) PC-9801: 5inchFD(3枚組み) X1-turbo: 5inchFD(4枚組み) FM-77AV: 5inchFD(4枚組み) MSX-2/2+: 3.5inchFD(3枚組み) |
| 発売日 |
PC-8801:1988年4月22日 PC-9801:1988年6月24日 X1-turbo:1988年6月24日 FM-77AV:1988年7月8日 MSX-2/2+:1988年7月15日 |
ストーリー
ダームの塔の最上階でダルク・ファクトとの戦いを制し、六冊のイースの書を揃えることに成功したアドル・クリスティンは、イースの書の力によって眩い光に包まれて、天空に存在するイースへと導かれることとなる。
ムーンドリアの廃墟で気を失っていたアドルは、ランスの村に住むリリアという少女に助けられる。リリアが重い病を患っていることを知ったアドルは、彼女を助けるために新たな冒険の旅へと出るが、やがてアドルは、六神官の意思に導かれ、イースを巡る一連の事件に終止符を打つための戦いへと身を投じることとなる。
レビュー
Falcomの伝説的アクションゲームの第二弾が今作『イース2』である。いくつかの大きな特徴と完成度の高さで話題となった作品である。
まず今作において最も特徴的なのは、その美麗なOPムービーである。1988年当時の技術で、これだけ見事なOPムービーを実現させた作品は他に例を見ないのではないのだろうか。そう思わせるほど、今作のOPは非常に完成度が高い。綺麗に表現された朝日が昇るシーン、躍動感溢れる飛行シーン、そしてファンの間では伝説となったリリアの振り向くシーンなど、どれも当時の水準では最高レベルである。そのためOPとEDでディスク一枚喰ってしまっているのだが、それだけの価値はあると言えるだろう。
そしてOPムービーと並んで今作を特徴付けるのが、ヒロインであるリリアの存在である。このリリアは、前述のOPムービーでの登場のインパクトや、その性格や設定で好評となり、当時のPCゲームユーザーの間では爆発的な人気を得て、ミス・リリア・コンテストなるものまで開催されたそうだ。今でこそキャラクターにファンが付くことは珍しくないが、当時は革新的だったと思われる。
システム的には、基本的には前作のシステムを継承しているが、一つ大きく異なる点がある。それは今作ではリングが廃止され、代わりに魔法を使うことができるようになったという点だ。魔法はMPを消費して使用することとなる。
なお操作感覚は前作に比べると大分良くなっている。
ストーリー的には前作の正統な続編に当たる。魔法と魔物の関係や、魔の存在理由などのテーマ性が盛り込まれており、非常に素晴らしいストーリーに仕上がっている。
グラフィックは前述の通りOPが素晴らしいが、ゲーム画面自体は前作と同じレベルだろう。
音楽は前作同様に良くできている。
難易度は、今作には魔法という飛び道具が存在するため、前作に比べると若干低いといえるだろう。
シリーズ最高傑作とも評されている今作は、前作の欠点を改善し、より完成度の高い作品に仕上がっており、そう呼ばれるに相応しい見事な出来栄えの作品となっている。