ジャンル | 探索型アクション |
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機種 |
GB 3DS(バーチャルコンソール) |
開発 | 任天堂 |
発売 | 任天堂 |
メディア | GB:ROMカートリッジ |
発売日 |
GB:1992年1月21日 3DS:2011年9月28日 |
ストーリー
スペースパイレーツにメトロイドを奪われることで発生した銀河の危機は、サムス・アランの活躍によって終焉を迎える。だがその後、メトロイドが生息していた惑星SR388の調査に赴いた銀河連邦の調査隊が謎の失踪を遂げ、調査隊が送ってきたわずかなデータから銀河連邦はメトロイドがまだ生息しているという事実を知る。
そこで銀河連邦は急遽サムス・アランに、メトロイドの絶滅を依頼することにする。
レビュー
FCDSで発売されたメトロイドが、システム面を大きく見直してGBで登場したのが今作『メトロイド2 RETURN OF SAMUS』である。非常に面白い作品であったものの、独特の操作方法や難易度の高さからとっつきにくい印象のあった前作とは対照的に、今作はシステム的にはかなり洗練されたものとなっている。
今作は3DSのバーチャルコンソールでも配信されていた。
今作ではまずしゃがみ撃ちが可能になり、低い位置の敵も楽に倒せるようになった。またジャンプ中は下撃ちも可能で、これで真下の敵を倒すこともできる。
加えて今作では最初から丸まりとミサイルを使用することができる。またビームも最初から画面端まで飛ぶようになっている。
他の能力や武器に関しては前作同様に途中で入手するのだが、その武器も前作に比べるとより使いやすくなっている。
またスタート地点にあるスターシップで体力とミサイルを全回復できる他、所々に体力を無限に回復できるポイントが隠されていたりもする。
今作のサムスの目的は、惑星SR388に生息しているメトロイドを絶滅させることにあり、メトロイドレーダーというメトロイドの総数の表示がある。これを参考にメトロイドを倒していくことになるのだ。
ストーリーは前作の続きとなり、目的はメトロイドの絶滅なのだが、最後に意外な展開が待っており、それがその後のストーリーへとつながる重要なエピソードとなる。またメトロイドについても、今作においてより細かく設定されている。
グラフィックはGBでこの当時ではなかなかいいだろう。
音楽はそれほどバリエーションが多くないものの、不気味な惑星の地下世界を上手く表現している。
難易度は、前作のような理不尽さはなくなったものの、やはりやや高め。アイテムをちゃんと集めておかないとかなり苦しい戦いとなるだろう。
やはりシステムまわりがかなり改良されたので、やりやすくなっている。同じシリーズの他作品と比べてもちょっと異色な雰囲気があり、薄暗い洞窟の中を慎重に探索していくといった印象がある。