釜井達朗

 Oの喜劇編に登場するスナックのバーテン。ミナコが男だと知ったショックからミナコを殺そうとする。

 

 香山誠一

 小林が昔世話になった大阪の会社の社長。関西人らしく押しが強い性格で、口達者でもある。基本的には優しい性格だが、会社では鬼社長などとも呼ばれているらしい。頭が禿げ上がっており、太っている。
 スパイ編ではモサドの諜報員ではないかと真理は疑っていたが、話をはぐらかしていたので本当のところどうだったのかは分からない。
 ドラマCDでは海南商事という会社の社長だそうだが、本編では社名は言及されていない。

 

 香山春子

 香山誠一の妻。非常に美しく物腰が上品な印象があり、和風美人という言葉が当てはまる。控えめで物静かな性格は香山とは対照的。ちなみに後妻らしい。
 スパイ編では香山とコンビを組んでいた。

 

 河村亜季

 OL三人娘の一人。ショートカットにトンボ眼鏡をかけており、仕事は一番できそうに見える。服装のせいでやや幼く見える。啓子同様あまりスキーに乗り気ではないようだ。
 スパイ編ではSDECEの諜報員で、加奈子が殺害された後は、啓子と組んで行動していた。

 

 北野啓子

 OL三人娘の一人。少し太り気味であるがぽっちゃりしていて可愛い印象がある。お菓子とテレビが好きらしい。スキーにはあまり乗り気でなく、ペンションの食事の方が興味があるようだ。
 スパイ編ではSDECEの諜報員で、加奈子が殺害された後は、亜希と組んで行動していた。

 

 久保田俊夫

 「シュプール」に住み込みでアルバイトをしている大学生。自称大学六年生で、スキー好きが高じて単位そっちのけでアルバイトをしている。スポーツマンで体格が良く、背も高い。よくスキーに行っているので日に焼けている。みどりとは恋人同士。
 スパイ編では日本側の諜報員で、真理と協力して行動していた。ただ断定はされてはいないものの、なにやら怪しい動きをしていたので、もしかするとみどりと組んでいた二重スパイだった可能性もある。

 

 小林一郎

 小林の兄で美雪の恋人だった男性。美雪が殺されたショックで自殺してしまう。
 悪霊編で設定のみ存在する人物で、長男であるはずの小林二郎の名前がなぜ二郎なのかの理由付けにもなっているが、他のシナリオでも存在していたかどうかは不明。

 

 小林今日子

 小林二郎の妻で真理の叔母。気さくで面倒見が良く、夫を内から支える良き妻であるが、料理が想像を絶するほど苦手。この料理をたまに本来の料理の代わりに出してしまうので、客の2割はなくしているとか。
 スパイ編では日本側の諜報員として活動していた。

 

 小林純子

 小林の妹で、真理の母親。
 悪霊編では、実は真理の義理の母親であり、本当の母親は美雪なのだが、この事実は美樹本が話すまで真理は知らなかった。

 

 小林二郎

 真理の叔父で「シュプール」のオーナー。数年前に脱サラ(山伏から転職した場合や弁護士から転職した場合もある)してペンションを始めた。温和な性格で、人をもてなすことが好きな性分。料理の腕前は一流のレストランでやっていけそうなほどのもの。
 スパイ編では日本側の諜報員のリーダーとして、真理たちと活動していた。だが他の諜報員たちには隠していたある事実から、作戦の途中で行方をくらますこととなる。
 悪霊編では、実は20年前の殺人事件の犯人であり、美雪に取り付かれた真理によってそのことを暴露されることとなる。

 

 小林真理

 透と同じ大学に通っている女性。美人で、スタイル抜群で、運動神経も良く、頭も良いという才色兼備である。気が強く、行動力もある。「シュプール」のオーナーである小林二郎は彼女の叔父にあたる。透と対照的にスキーの腕前はかなりのもの。なお合気道を習っており、それが役に立つ場合もある。
 スパイ編では日本側の諜報員であり、透をスキーに誘ったのは、作戦に必要だったからである。しかし作中での行動を見るに、それ以外の感情もあったようである。
 悪霊編では、20年前の殺人事件において、殺害された美雪の胎内から奇跡的に救出された子供で、その後純子に引き取られ育てられたのである。
 なお真理は、あくまで母方の姓が「小林」であるので(悪霊編でも戸籍上は純子が母親)、名字が「小林」である必要性はないのだが、作中で真理の他の名字が言及される場面はないので、そのまま「小林」の名字が定着することとなった。舞台劇「月の氷柱 ~もうひとつのかまいたちの夜」では「進藤真理」という名前だった。

 

 ゴブリン

 不思議のペンションの地下一階に登場するモンスター。透のキックだけで倒せる弱い奴。わずかな小銭と、いくつかの武器を持っている。

 

 ジェニー

 「シュプール」で飼っている黒猫。みどりによく懐いている。

 

 篠崎みどり

 俊夫同様に「シュプール」に住み込みでアルバイトをしている。俊夫と同じくよくスキーに行くので日に焼けている。働きやすいように髪をポニーテールで纏めている。俊夫とは恋人同士。行動力と決断力があるが、それが災いすることもある。
 スパイ編では日本側の諜報員として活動していたが、実は二重スパイであり、他の国の諜報員であった。なおその国について本人は「近くて遠い国」としか言っておらず、透は中国か北朝鮮ではないかと考えたが、実際のところどこのスパイだったかは判明しなかった。

 

 田中一郎

 コートで身を包み、黒いサングラスと帽子で身を隠している怪しい人物。一言も喋らず、食事の時に姿を見せた後はずっと部屋に篭り、やがてバラバラ死体となって発見されたことから、事件の幕が開く。
 ミステリー編では、実は田中一郎という人物は存在せず、美樹本が変装によって作り上げた架空の人物であった。
 スパイ編では雑誌の記者で、覆面調査員として「シュプール」を評価するために宿泊していたところ、各国の諜報員から「かまいたち」ではないかと疑われて散々な目に遭うこととなる。スパイ編で唯一、本当になんの関係もない一般人であった。
 悪霊編では、美雪に取り付かれた真理によって真っ先に殺害されてしまうので、一切素性は分からなかった。

 

 田中ミナコ

 Oの喜劇編に登場するオカマ。見るからにオカマであり、筋肉質の身体に派手な服装。さらに大きな水玉リボンを着けている。達郎はなぜか女性だと思い込んでいた。

 

 美樹本美雪

 美樹本の姉で、悪霊編にのみ登場する人物。小林二郎の兄である小林一郎との結婚を、父である大地主に反対され、一郎と共にペンションが立っている場所にあった炭焼き小屋で暮らしていた。子供を身ごもるが、臨月が迫ったある日、手切れ金を持って現れた二郎によって殺害されてしまう。
 殺害後もその怨念は残り続け、それが後に「シュプール」での惨劇の引き金となってしまう。

 

 美樹本洋介

 フリーのカメラマンで、風景写真を主に撮っている。長い顎鬚と山男のようながっちりとした体格の男性。陽気で気さくな性格をしている。
 ミステリー編では、実は彼こそが2億円強奪事件の犯人であり、「シュプール」で起きた一連の連続殺人の真犯人でもある。変装と、南のバラバラ死体を利用して田中一郎という人物をでっちあげ、宿泊客に紛れて死体を発見してアリバイを作り、その後宅配便で届いた2億円を持って何食わぬ顔で立ち去る、という計画を立てていたが、宿泊客の予想外の行動によって、さらなる殺人に手を染めるようになる。
 スパイ編ではCIAの諜報員で、「三木公一」という名前のパスポートを持っていた。
 悪霊編ではフリーのルポライターで、美雪の弟。美雪を殺害した人物が小林一族の誰かであると睨み、幽霊が現れるという噂のある「シュプール」を訪れ、20年前の真相を暴露することで小林に揺さぶりをかけて真相を聴き出そうとした。だがその結果、ショックを受けた真理は美雪に取りつかれ、無差別殺人を起こしてしまう。

 

 南

 テレビで報じられていた2億円を強奪した事件で、実際に銀行を襲った犯人。ペンションで起きた事件とはなんの関係も無いように思われたが、実は事件のパートナーが美樹本であり、事件後に欲をかいたため、美樹本によって殺害され、その後トリックに利用されることとなる。

 

 迷宮くん

 不思議のペンション編に登場する、業界初の意思を持った迷宮。

 

 矢島透

 ごく普通の大学生で、真理にスキーに誘われて、ペンション「シュプール」に泊まる事になり、そこで事件と遭遇することになる。体格は中肉中背。普段は頼りない印象が強いが、時折優れた推理力を見せることもある。真理とは友達以上恋人未満といった所。ちなみにスキーはあまり上手くない。
 なお原作では名字は設定されていなかったが、ドラマCDでは「矢嶋」という名字が設定され、それを継承するかたちで、以後の作品では「矢島」という名字が公式設定となった。また舞台劇「月の氷柱 ~もうひとつのかまいたちの夜」では「村上透」という名前であった。

 

 渡瀬加奈子

 OL三人娘の一人。なかなかの美人でスタイルもいいが、軽薄そうな印象がある。派手な服を好むらしい。3人の中では一番スキーが得意だとか。
 スパイ編ではSDECEの諜報員であり、透が「かまいたち」ではないかと考えて接触するも、単独行動が災いしてか、みどりによって殺害されてしまう。