| ジャンル | アクションアドベンチャー |
|---|---|
| 機種 | N64 |
| 開発 | KCE名古屋 |
| 発売 | コナミ |
| メディア | ROMカートリッジ |
| 発売日 | 1999年12月25日 |
ストーリー
太古の呪術によって野獣をも凌駕する力と限りなく不死に近い肉体を持った獣人族は、人間との共存を選んでその強大な力を封印した。だがコーネルは、厳しい修行によって、獣人族の力を開放する術を身につけていた。
一方、デス、ジルドレ、アクトリーセらの行った儀式によって、ドラキュラは復活を果たす。復活したドラキュラは、自らの肉体を完全なものとするため、獣人族の力を取り入れようと企み、コーネルの故郷である獣人族の村を襲撃する。修行の旅に出ていたコーネルは、この事態を知り村へと駆けつけるも時すでに遅く、村は炎に包まれており、コーネルの妹であるエイダはドラキュラ城へと連れ去られてしまう。
コーネルはエイダを救出するため、エイダの血の匂いを頼りにドラキュラ城へと向かうこととなる。
レビュー
「悪魔城ドラキュラ 黙示録」の8年前を舞台に、前作で残された謎に迫るのが今作『悪魔城ドラキュラ 黙示録外伝 LEGEND OF CORNELL』である。新主人公コーネルとヘンリーのシナリオに加え、前作のシナリオもプレイすることができるお得な内容となっている。
今作は黙示録のシステムを改良しているため、基本システムは変わらない。ただカメラワークが前作に比べるといくらか改善されてはいる。とはいえあくまでいくらかであり、やはりやりづらい印象は拭えないだろう。
また今作では新たに、同じ種類のサブウェポンを連続で取ると、サブウェポンがレベルアップするという要素が追加されている。レベルアップするとサブウェポンの効果や威力が強化される。特別有用なシステムではないが、サブウェポンを効果的に使えるなら役に立つ。
さらに主人公のコーネルは、ジュエルポイントを消費して変身という特殊能力を使うことができる。この変身を使用すると獣化して、攻撃力と防御力が大幅に上昇する。獣化中はジュエルポイントを消費していき、ジュエルポイントが0になるまで変身は持続するが、手動で解除することはできない。獣化すると戦闘能力が飛躍的に向上するので、主にボス戦で役に立つ。
なおある条件を満たすことで、前作の主人公であるラインハルトとキャリーのシナリオをプレイすることができるようになる。
メインとなるコーネルのストーリーは前述のとおり、黙示録の8年前が舞台である。
またヘンリーのシナリオは、前作と同じ時代が舞台となる。東方正教会の優秀な戦士であるヘンリーは、ドラキュラによって誘拐された子供たちの救出を命じられ、ドラキュラ城へと潜入することとなる。前作の裏側で行われていたストーリー、という位置付けになる。
グラフィックは前作とほとんど変わらない。一応メモリー拡張パックに対応しており、これを使うと解像度を上げることができるのだが、同時に動きが非常に悪くなってしまうため、快適にプレイできない状態になってしまう。そのためメモリー拡張パック対応の意味はほとんどないと言っても過言ではないだろう。
音楽も多くが前作からの流用で、新曲も前作と同じくらいの水準である。
難易度は、前作に比べるとカメラワークが若干良くなっているが、やはり相変わらずアクションシーンは難しい。ただ戦闘に関しては、サブウェポンのレベルアップや獣化があるため、前作に比べると比較的楽になっている。
全体的には前作と同程度の水準になるわけだが、今作をプレイすることで前作の背後関係が明らかになるので、前作をプレイした人ならより楽しめる内容の作品だろう。