| ジャンル | 恋愛アドベンチャー |
|---|---|
| 機種 |
Windows(18禁) DC PS2 |
| 開発 | カクテル・ソフト |
| 発売 |
Windows:F&C DC:NECインターチャネル PS2:NECインターチャネル |
| メディア |
Windows:CD-ROM DC:GD-ROM PS2:DVD-ROM |
| 発売日 |
Windows:2000年11月24日 DC:2001年4月5日 PS2:2003年4月10日 |
ストーリー
天才的な絵画の才能と実力を持ち特待生であった麻生大輔は、学園のために絵を描かされていることに嫌気がさし絵を描けなくなる。所属していた美術部も辞めて、次のコンクールで優秀な成績を出せなければ特待生の資格を剥奪されるという状況に追い込まれるが、幼馴染の橘天音や、両親の再婚によって義理の妹になった下級生の桜塚恋、同級生の七城柚子、先輩の君影百合奈、教育実習生で大輔の幼馴染でもある篠宮悠、美術部の後輩である美咲彩らとの交流が、彼を変えていくこととなる。
レビュー
ギャルゲー業界の老舗であるF&Cのブランド、カクテル・ソフトが開発した今作『Canvas ~セピア色のモチーフ~』は、いわゆるオーソドックスな恋愛アドベンチャーである。淡い色調で描かれたグラフィックが特徴的なこの作品は、特別な要素は無いものの全体的に安定した水準の作品である。
なお今作は様々なバージョンが発売されているが、それぞれの違いは、DC版以降では新ヒロインの美咲彩が追加されていること、Windowsで後に発売されたDVD版ではピアノモードが追加され、タイトルが『CanvasDVD
~セピア色のモチーフ~』に変更されていること、PS2版では主人公の名前をデフォルトにした場合名前で呼んでくれること、となる。
今作を知るきっかけとなったのは、AIRを購入した時に付いて来たゲームの紹介CDである。特に気になったのはグラフィックで、この淡い色調で描かれたグラフィック自体も気に入ったが、同時にこのグラフィックでHシーンをやったらどうなるんだ?
という興味も沸いたたことからである。
さて今作はシステム的には特別なものは無く、基本的な恋愛アドベンチャーの要素は全て踏襲している。
ストーリーは特に捻りなどはなく、まあまあの出来といったところである。
グラフィックは前述の通りで結構良く出来ている。また絵がテーマの中核となっているので、ゲーム画面もそれを意識した感じになっている。ちなみに原画を描いている人が三人いるためか、やや統合性にかける印象はあるが、全体的にそれほど問題になるものではないだろう。
音楽は、悪くは無いがちょっと弱い感じがする。また曲数も少なめ。ボーカル曲はわりと良いほうだろう。
難易度はかなり低く、狙ったヒロインに関連するものを選んでいけば問題ないだろう。
斬新さや特筆すべき要素は見受けられないものの、全体的に手堅く作られており、良くできた佳作といったところである。