| ジャンル | ベルトスクロールアクション |
|---|---|
| 機種 | AC |
| 開発 | セガ |
ストーリー
はるか昔、1600年もの長きに渡って栄華を誇っていたファイアウッドと呼ばれる王国があった。だがその王国は、デス=アダーという一人の男によって滅ぼされた。デス=アダーは悪しき巨人族の末裔であり、神々から人間へと与えられた伝説の戦斧「ゴールデンアックス」を人間の手から騙し取り、その強大な力を振るい、自らに付き従う者たちと共に殺戮の限りを尽くしたのである。
それから20年の月日が流れ、デス=アダーはさらなる破壊と殺戮を行うため、サウスウッドと呼ばれる王国へと攻め込んだ。デス=アダーと彼の率いる軍隊の力は強大で、国王と王妃も捕らわれてしまったため、サウスウッドの滅亡も時間の問題と思われた。だがこの戦のどさくさに紛れ、デス=アダーを倒そうとする者たちが現れた。デス=アダーの軍隊によって幼い頃に母親を殺されたバーバリアン族一の戦士アックス=バトラー、滅亡したファイアウッド王国の王族の生き残りであるアマゾン族の戦士ティリス=フレア、元ファイアウッド王国の兵士で弟をデス=アダーの軍に殺されたドワーフ族の戦士ギリウス=サンダーヘッドの3人である。彼らはそれぞれが愛するものを奪ったデス=アダーへの復讐を遂げることと、ゴールデンアックスを取り返して世界に平和を取り戻すために、強大な力を持つデス=アダーの軍勢へと立ち向かうこととなる。
レビュー
今作『ゴールデンアックス』は、ファンタジー世界を舞台としたベルトスクロールアクションゲームである。純粋にプレイして面白いと感じさせる作品である。
今作はオーソドックスなステージクリアー方式を採用しており、攻撃・ジャンプ・魔法の3つの動作を駆使してゲームを進めていくことになる。通常の攻撃は敵に命中すればそのまま連続攻撃につなげることができるが、敵との間合いによって攻撃の種類は変化する。またダッシュをすることもでき、そこからダッシュ攻撃へとつなぐこともできる。
なお攻撃とジャンプを同時に押すと特殊攻撃を発動させることができるが、これは発動までに若干時間がかかる強力な攻撃であり、いわゆる緊急回避ではない。
今作に登場する魔法は全体攻撃であり、発動にはポーションというアイテムが必要になる。このポーションを持っている数に応じて使える魔法のレベルは変化する。またポーションは、NPCの青いシーフを攻撃すると落とす。ちなみに魔法は、使用すると全てのポーションを一気に使用してしまうので、どのタイミングで発動するかが非常に重要となってくる。
敵の中にはドラゴンなどのモンスターに乗ったものも登場するが、このモンスターに乗った敵を攻撃すると、敵をモンスターから叩き落すことができる。その後モンスターを奪って乗ることができ、各モンスターがもつ独自の攻撃で戦うことができる。ただし、自分が乗っているときに敵の攻撃を受けると自分も叩き落されるうえ、誰も乗っていないモンスターの近くに敵が来ると敵もモンスターに乗ってしまう。さらに何度か叩き落しを繰り返すとモンスターは逃げ出してしまう。モンスターは強力な攻撃方法を持っているので、一度奪ったらいかにして奪われずに戦うかが重要となってくる。
ステージ間にはキャンプの場面が挿入され、ここにも青いシーフが登場するので、ここでポーションを補給することもできる。またキャンプの時には緑のシーフというものも登場し、この緑のシーフを攻撃すると肉を落とすので、これで体力の回復も可能。
なおコンティニュー時にポーションが1つ手に入るので、これで魔法を使って敵との間合いを離し、態勢を立て直すことができる。
ちなみに今作ではゲーム終了時にスコアと、それに応じたランクが表示されるが、このスコアは単純に敵を倒せば増えていくものではなく、どのような戦い方をしたかによって変動するようになっている。
なお今作は2人同時プレイも可能であるが、この2人同時プレイの時には味方を攻撃することも可能で、しかもダメージを与えることまでできる。
ストーリーはいわゆる勧善懲悪ものであり、特に良くも悪くもないといったところ。
グラフィックと音楽はそれなりの出来である。
難易度は全体的には高くなく、ダッシュ攻撃やモンスターを活用していけば、一部の強敵を除き苦戦はしないだろう。ただ逆に、ダッシュ攻撃をきちんと活用しないとはめ殺されやすくなるので注意が必要。
特殊なスコア計算方式が採用されている以外はこれといった大きな特徴はないが、全体的にみて無難な仕上がりになっているといえる。