USCM

 正式名称は「United States Colonial Marines(アメリカ植民地海兵隊)」で、アメリカ軍海兵隊の後継組織である。アメリカの植民地を対象とした外征専門組織であり、植民地の保護のための上陸作戦などを主に行う。
 2101年に正式に設立され、ピーク時の2165年には24万人もの将兵が所属していたが、その後人員の削減が行われたため、2179年の時点での人員は16万5千人となっている。また星間移動用の大型の輸送船をはじめ、上陸のために必要な降下艇、上陸後の陸上移動に使用される装甲車などを多数所有している。
 組織内部はその担当する宙域に応じて、大きく4つの師団に分けられている。主に地球や月などの太陽系内を担当する第1師団、ケンタウルス座アルファ星やラカーユ8760などを担当する第2師団、くじゃく座デルタ星やちょうこくぐ座アルファ星などを担当する第3師団、ヘラクレス座ムー星などを担当する第4師団に分けられており、状況によっては、臨時に第5師団というものが設置される場合もある。
 またこれらの師団を支援するための航空宇宙団も存在する。航空宇宙団内はさらに3つのグループに分かれており、降下艇などを用いて海兵隊の上陸に直接携わるドロップ・グループ、戦闘機などを用いての偵察や地上攻撃および制空権確保などを行うタクティカル・グループ、物資の輸送や民間人の救助などに携わるサポート・グループ、となっている。

 

 Weyland Industries
 ウェイランド社

 21世紀初頭まで存在していたイギリスの巨大企業。様々な分野に進出していたものと思われる。CEOはチャールズ・ビショップ・ウェイランドで、彼の容姿は後に創られるシンセティックのビショップ・シリーズに受け継がれることとなる。会社のスローガンは「よりよい未来の構築」。
 2004年、南極大陸で謎の熱源を探知したウェイランド社は、それが超古代文明の遺産であることを突き止め、他社が調査に乗り出す前にいち早く調査を行い、技術などを入手するために急遽探検隊を編成、チャールズも知的好奇心からそれに同行する。だがその事件で彼らはエイリアンとプレデターに遭遇、チャールズもそこでプレデターに殺害されてしまうが、それによってウェイランド社は、異星人の存在をいち早く知る事となった。
 ウェイランド社のその後については不明だが、ピーター・ウェイランドが2012年に起こすことになるウェイランド社の前身になったのではないかと思われる。

 

 Weyland Corp
 ウェイランド社

 様々な革新的な技術を開発した多国籍企業。2093年の時点で218兆ドル規模という超巨大企業である。宇宙開発を中心に、医療、輸送、エネルギー、エレクトロニクス、テラフォーミング、セキュリティ、サイバネティックスなど、手がける分野は多岐にわたり、アンドロイドの開発も主にこのウェイランド社が行っている。会社のスローガンは「よりよい世界は私たちから始まります」。
 ピーター・ウェイランドが2012年10月11日に設立。様々な革新的な技術を開発することによって、一気に1000億ドル規模の巨大企業へとのし上がる。その後シンセティックのデヴィッド・シリーズの開発に乗り出すが、その過程で2029年、後に合併することになる湯谷社から技術の特許権の侵害を訴えられるも、これを退けて訴訟に勝ち、順調に規模を拡大していく。
 その後、古代の壁画などから、人類を創造した種族がいると思われる場所が、ゼータ第2星団のレティクル星系にある衛星LV-223であると判明したことで、老齢だったピーターは、自身の延命のために1兆ドルもの莫大な予算を投じて探査船プロメテウス号を完成させ、2089年にプロメテウス号を発進させる。しかし、いかに巨大な企業といえど、1兆ドルもの投資によるダメージは大きく、またピーターがそのまま帰らぬ人になってしまったこともあり、経営状態が著しく悪化、その結果日系企業である湯谷社との合併を余儀なくされた。

 

 Weyland-Yutani corporation
 ウェイランド湯谷社

 プロメテウス号の件の後、急速に業績が悪化したウェイランド社が、湯谷社と合併することによって生まれた超巨大企業。ウェイランド社と湯谷社が手がけてきた様々なものを引き継いでいるため、その規模はもはや計り知れないものとなっている。会社のスローガンは「よりよい世界の構築」。
 ウェイランド社と湯谷社は共に、異星人に関わってきたという過去を持つ。それゆえにウェイランド湯谷社の上層部は、異星人の存在を以前から知っており、その利用価値の高さから、宇宙開発の過程で異星人を発見した場合、捕獲して研究し、生物兵器などに利用することを最優先事項としていた。しかしそれは、異星人捕獲のためなら人命すら平気で切り捨てるという非人道的なものであり、それがノストロモ号の事件や、ハドリー・ホープの壊滅などを招くことになる。
 なおクローン・リプリーが誕生することになる2379年(2470年との説もあるのだが、作品の内容や時系列からすると、この年代では不自然)の時点では、ウェイランド湯谷社は経営が破綻し、保有していたテクノロジーなどは軍へと受け継がれたことになっている。ただこれは、クローン・リプリーを研究していたレン博士が、クローン・リプリーを信頼させるためについた嘘であるとの説もある。

 

 Yutani Corporation
 湯谷社

 21世紀初頭から精力的に活動を行っている日系企業で、CEOは社名と同じ湯谷という女性である。会社のスローガンは「明日の先へ人を動かす」。
 コロラド州で起きたエイリアンによる住民虐殺事件が収束した際、現場からザ・クリーナーが使用していたプラズマキャスターを回収し、その技術を解析することで様々な革新的な技術を開発したが、その過程で対立するウェイランド社に訴訟を起こしたこともあった。
 後にプロメテウス号の件の後、経営が著しく悪化したウェイランド社と合併、それによってウェイランド湯谷社が誕生することとなる。