ジャンル アクション
機種 GB
開発 Bits Studios
発売 アクレイムジャパン
メディア ROMカートリッジ
発売日 1993年7月9日

 


 ストーリー

 アケロンで起きたエイリアンとの戦いを切り抜け、地球への帰還の途に就こうとしていた軍事輸送船スラコ号に乗り込んで来たクィーン・エイリアンをも宇宙の彼方に放り出すことに成功したエレン・リプリーは、他の生き残りであるニュート、ヒックス、ビショップらと共に、コールドスリープに入り地球へと向かった。だがスラコ号の船内で火災が発生し、リプリーらはコールドスリープに入ったまま緊急脱出艇へと移送され、脱出艇は宇宙空間へと射出される。
 射出された脱出艇は、フィオリーナ161、通称フューリーと呼ばれる惑星へと墜落する。この惑星は凶悪犯ばかりを収容している流刑惑星であり、囚人たちは墜落した脱出艇を発見し回収する。だが墜落のショックで脱出艇は大破しており、ニュートとヒックスは死亡、アンドロイドのビショップもボディを破壊され、起動不能になるほどの大ダメージを受けていた。
 唯一生き残ったリプリーは、地球からの迎えが来るまでの間この惑星に滞在することになるが、やがて惑星にエイリアンが出現する。スラコ号の事故はエイリアンが引き起こしたもので、脱出艇にフェイス・ハガーが潜んでいたのである。リプリーは、エイリアンの軍事利用を目論むウェイランド湯谷社の手にエイリアンを渡さないために、フィオリーナ161へと向かっているウェイランド湯谷社の救助隊が到着する前にエイリアンを全滅させることを決意し、三度エイリアンとの戦いに身を投じることとなる。

 


 レビュー

 同名の有名SFホラー映画をゲーム化した今作『ALIEN 3』は、ALIEN 3の設定とストーリーをベースに、ALIENS同様の銃撃戦の要素を取り入れたものである。

 今作はセンタービューのアドベンチャー的な要素を含むアクションで、エリアを探索してアイテムや武器を回収しながらエイリアンと戦うことになるが、システム面で特別なものはない。
 戦闘に関しては単調。出てくるエイリアンは最後のクィーンを除いて三種類いるが、どれも動きの速さと攻撃力が違う以外は変化はない。一応倒せば砕け散ってその破片に触れるとダメージを受けるという原作を意識した設定があるので、それが唯一の救いか。
 操作性は悪くもなければ良くもない。

 ストーリーは前述の通り映画のものをベースにしてはいるが、武器が一切無いはずのフィオリーナ161になぜか武器が転がっていたりするなど、大きく改変された部分もある。また結末も大きく異なる。

 グラフィックと音楽は凡庸なうえ、音楽が全編を通じてほとんど同じなので手抜き気味の印象を受ける。ただイベントシーンのキャラクターのグラフィックは、ゲームボーイにしてはリアルである。

 難易度的にも大したことはなく、最後のクィーン・エイリアンが少々厄介という以外はそれほど難しくはない。ただベンチレーション・シャフトを突破するところは多少頭を使う。

 ゲーム自体は単調で、目新しい要素も無く、暇つぶしくらいにしかならないだろう。