不思議の国
「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」そして本作の主な舞台となる世界。様々なおとぎ話や童話が好きだったアリスが、その豊かな想像力を活かして生み出した架空の世界。現実とは異なる奇妙で不思議な世界が広がっており、様々な特徴を持ったやはり不思議で個性的な生き物たちが暮らしているワンダーランドである。
過去にアリスはこの世界に足を踏み入れ、様々な体験をした。だが火事によって両親を失ったあまりの喪失感と、その火事の火の手が両親に襲いかかった時に、自分が一番火元の近くにいたにも関わらず、火事に気がつかず夢の世界に入り浸っていたことへの罪悪感、そしてそんな自分が一人生き残ってしまったことへの激しい後悔から自責の念にかられ、アリスはその憎しみの矛先を不思議の国に向け、それによって不思議の国は狂気と殺戮に満ちた世界へと変貌した。アリスの内面世界とも言える。
なおアリスの記憶や経験が基になっているため、不思議の国の人物や光景は現実世界の出来事や人物の影響を受けて成立している。
ラトレッジ精神病院
現実世界のアリスが火事による後遺症で精神崩壊を起こしてから約一年後に搬送された病院。アリスはここで10年近い歳月を過ごすことになる。この間アリスは不思議の国を舞台に戦いを繰り広げるのだが、現実世界では不思議の国で体験したことを絵や詩にしたり、口走ったりした。また逆に、現実世界の体験が不思議の国に影響を及ぼすこともあった。
アリスがハートの女王を倒した瞬間に、アリスは自分を取り戻すこととなる。