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アンプは音楽鑑賞の道具ですから、自作といえども実用性については妥協したくありません。どのようなシステム環境で使っても、そのシステムなりのよい音で鳴らせるアンプというのが理想です。そこで2種類のスピーカーを使って音質面のチェックを行っています。
メインスピーカー
米国Klipsch社製RP-250F(左写真)、Referenceシリーズでは数世代前のスピーカーです。ツイーターはコンプレッション・ドライバによるホーン型です。公称インピーダンス8Ω、能率が96dB/W@1mという高能率で、出力数ワットていどのアンプでも伸び伸び、かつ高解像度で鳴ります。昔のKlipsch製品よりクセがないと言われており、このシリーズは市販製品の中では真空管式アンプに最適なひとつだと思います。
サブスピーカー
サブはたまに入れ替わりますが、現 在はYAMAHAのNS-B330というブックシェルフ型です。公称インピーダンス6Ωのスピーカーでどう聴こえるかをチェックするのに利用しています。ピアノの再生が上手いので、たまにこれで楽しむことがあります。
CDプレーヤー
30年以上前に販売されていたDENONのDCD-1650GLが現役で活躍しています。内部のIC、LSIなどの部品に銅箔や導電性不織布を貼り付けたり、銅板で仕切りを作ったりして高周波の輻射波を遮蔽する細工を徹底的に行なっています。レーザーピックアップのトラッキングサーボは経年変化でズレるのでそのつど自力で再調整しています。アナログ出力にはLPレコード的な雰囲気が残っているような気がします。
DAコンバーター
自作のデスクトップパソコンからTEAC製UD-301(改造してオペアンプ交換)に光ケーブルで接続しています。パソコンに保存したCDデータ、ネット配信などのデジタル音源の再生に利用しています。現代的な高解像度サウンドです。
フォノイコライザ
自作の真空管式(NF型およびCR型)を愛用しています。現在は真空管式パワーアンプに直結しており、LPレコードを全段アナログで鑑賞しています。自作の真空管式は半導体式のメーカー製品と比べるとかすかなハムノイズが残るものの、実際の音楽鑑賞では解像度の高いクリアなサウンドを聴けます。
オーディオ室内構造
生活用のフローリングスペースです。レコードプレーヤーは工夫して設置しているため、LPレコードを大音量で再生してもハウリングはまったく起きません。
試聴音源
試聴テストにはクラシック音楽、ポピュラー音楽、各種ジャズ系を聴きます。製作アンプにクセがないか、ポテンシャルを十分発揮しているかを診断するためです。音源はCD、ネット配信、LPレコードと様々です。どのジャンル、どの音源でもうまく聴けるかどうかチェックします。 |