本文へジャンプ
多摩川を歩く(その67)(下奥多摩橋)   2023.10.24


(下奥多摩橋からの多摩川上流の眺め)

 

今回は、前回乗車した「JR青梅線・小作駅」で下車します。

前回、駅に向かって歩いた道を、今回は駅から逆にたどって行きます。

前回は、股関節の痛みを堪えて必死で上った急な坂道を、今回は下りなので楽々と歩いて行きます。 

急な坂の下に「奥多摩街道」が見えました。

駅から15分くらいで、前回のゴールの上の写真の「友田水管橋」に着きました。

友田水管橋から、多摩川沿いと思われる一般道を歩いて行きます。

しかし、この道は、やがて行き止まりになってしまいました!

途方に暮れて、行き止まりの辺りをウロウロしていると、開店前の上の写真の「イチローさんの気まぐれカフェ」からマスターらしき人が出て来ました。

「この少し上流に架かる「圏央道」の下をくぐる道を探しているのですが?」

「毎日、同じ理由で、このあたりでウロウロしている人が多いんですよ。」

と言いつつも、マスターらしき人は、嫌な顔一つせずに、圏央道の向こう側へ出る方法を、丁寧に説明してくれました。

「この辺りで「圏央道」の向こう側へ行ける道は、「奥多摩街道」しかありません。奥多摩街道が唯一、圏央道を超えることが出来る道です。」

「釣り堀のあった「多摩川橋」までいったん戻って、多摩川橋の通りを、「小作坂下交差点」まで北上すると、「奥多摩街道」に出ることが出来ますよ。」

マスターらしき人に丁寧にお礼を言って、いったん多摩川橋まで戻って、教わった通りに歩いて行きます。

ガソリンスタンドが向き合っている、写真の「小作坂下交差点」に出たので、左折して「奥多摩街道」を進みます。

奥多摩街道の脇にある「松本神社」に寄り道をします。

珍しい親子の狛犬です。

狛犬の表情が怖い・・・

もう一方の狛犬は、親の足元に子供がいます。

松本神社から、また「奥多摩街道」へ向かいます。

「奥多摩街道」に合流して進んで行きます。

玉川兄弟の羽村堰の「羽村市」から、青梅梅園の「青梅市」に入りました。

奥多摩街道は、段丘の崖の上を走っていて、眼下には、上の写真の様に、「青梅市民球技場」が見えます。  

奥多摩街道から、上の写真の様に、眼下に「圏央道」の橋脚が見えました! 

やれやれ・・・、無事に、圏央道を超えたみたいです。

お腹が空いてきましたが、この辺りはいくら歩いても食堂らしきものがありません・・・

仕方なく、奥多摩街道の脇道に入り、段丘の崖の道を下りて、「青梅市民球技場」の受付へ行ってみます。 

この辺りの段丘は急な崖なのに、崖ギリギリの場所に、多くのマンションが建っています。

段丘の崖の坂道から、「青梅市民球技場」の公園の部分が見えています。

「青梅市民球技場」の受付に着きましたが、辺りを見回しても食堂も売店も何もありません・・・ 

仕方なく、来た坂道を上って引き返します。  

今度は、奥多摩街道までは戻らずに、青梅市民球技場の上の多摩川の崖沿いの小道を、上流を目指して歩いて行きます。

結構、上り坂の多い小道です・・・ 

多摩川の崖沿いの小道をかなり歩いて行くと、写真の「下奥多摩橋」がありました。

このところ、いくら歩いても、多摩川の風景が全く見えなくなりました・・・

そこで、この「下奥多摩橋」を往復して、橋の上から多摩川の風景を観察することにします。 

先ず、橋の左側の歩道を歩いて、多摩川の下流側の景色をゆっくりと眺めながら進みます。

多摩川の両岸には、崖と森が迫り、川沿いの堤防の上の道はありません。

これから先は、多摩川沿いに歩いて行くのは困難な感じです。・・・

下奥多摩橋を渡り終わったので、今度は、橋の反対側の歩道を歩いて、川の上流の風景を観察しながら折り返します。

多摩川の端の崖の下の水の色は濃い緑色で、深い淵になっている様です。

「下奥多摩橋」を往復して、また「奥多摩街道」へ戻って来ました。