2007年 春 鷹の渡りin立石山
更新:2007年4月14日
2007年春季に福岡県志摩町立石山にて猛禽類の渡りを観察しています。出現状況は以下のとおりです。
※赤字は東寄りの方向、青時は西寄りの方向へ飛翔。
4/11 遠藤さんが観察してくれました。今季もありがとうございました。
4/10 本日も渡り日和と思われる。ハイタカは成鳥も少し混じるが大抵は幼鳥。サシバは今日までに識別できたのは成鳥のみ。今季の立石山での観察はおそらく本日まで。例年よりハイタカの数が少なく、特に幼鳥はあまり見られなかった。幼鳥が越冬しに日本に来たのが少なかったのか、昨年夏に繁殖成績が悪く幼鳥の数が少なかったのか心配である。渡りの状況はわからないがハチクマが見られそうな気がするので、鏡山で5月初、中旬に観察するかも。(観察者3名)
4/9 渡り日和と思われたが、ハイタカは駄目。サシバの22羽の群れが出た。サシバはもっと渡ったかも。
4/8 遠藤さんに観察してもらった。昨日の11〜14時は遠藤さん情報。この間サシバ10羽一群飛来とのこと。
4/7 昨日より暖かくなったが、やはり少ない。(観察者4名)
4/6 曇天のため昨日より肌寒い。サシバはそこそこ見られた。ハイタカは今までに幼鳥がたいして渡っていないので、まだ渡りが続くと思われるが・・・。
4/5 早い時間にサシバが見られて幸先よいと思われたが、ハイタカがほとんど渡らなかった。ここのところの寒気の影響で東の個体が渡ってこないから?(観察者2名)
4/4 開始時からどんどん渡っていたが、西風がかなり強くなり9時半すぎからほとんど渡りが見られなくなった。4/3は朝方雨が降っていたがすぐ好天になったのでそこそこ渡ったかも。
4/2 気温が低めなので期待していなかったが、ぼちぼち出た。サシバは今季初。ハイイロチュウヒは♂成鳥であったが遠くを通過していった。山桜がだいぶ散ってしまった。
4/1 連日、天気がいまいちで、渡りもいまいち。東へ向かうツバメが目立った。
3/31 南西風がかなり強く、おさえていないとスコープが倒れる程度。戻り個体も出てきて早々に終了。(観察者3名)
3/30 昨晩は雨で、朝方も厚い雲に覆われていたので、やや遅めに開始。北の風がやや強い。しばらく出なかったが、いくらか渡った。
3/29 朝方はどんよりとしており、渡らないと思われたが、徐々に出だしてだらだら続いた。ハイタカは幼鳥が3割位?チュウヒは大陸型♂であり、やや遠めだったが楽しめた。ミヤマガラスが2000羽以上渡った。(観察者3名)
3/28 もう少しでハイタカ200羽でした。ハイタカは幼鳥が1割位の印象。滑翔中のオオタカの識別はやはり難しい。ハルゼミが鳴きはじめた。(観察者2名)
3/26 ハイタカばかりで油断していたらツミが混じっていた。ハイタカはまだほとんど成鳥。24日は雨、25日は曇であったが観察せず。(観察者2名)
3/23 一昨日と同じく期待していなかったが、ハイタカは100羽を越えた。昨日との違いは気温?開始直後から渡りが続いたため、開始前にも結構渡っていた可能性が高い。(観察者2名)
3/22 渡り日和と思われたが思ったより出ない。ハイタカは♂成鳥が多かった。
3/21 昨日の結果から、期待していなかったが、予想に反してそこそこ渡りが見られた。昨日と異なり微風。渡りには風の影響は強いと改めて感じた。高空を渡るものが多く、個体の発見がやや困難であった。立石山では、オオタカAdの渡りは久しぶりだった。3/17,18のデータを遠藤さんにいただいた。(観察者2名)
3/20 観察初日。北東風がやや強い。まだ時期が早めなのと風況が悪かったためか1羽のみの確認。