2004年春
鷹の渡りin立石山
更新:2004年5月27日
2004年春季に福岡県志摩町立石山にて猛禽類の渡りを観察しました。
出現状況は以下のとおりです。
5/25 北東微風。別の用事もあり久しぶりに観察。この時期アカハラダカが渡るが、これはイレギュラー?
5/18 西風。風向きが悪いので渡りルートを探るべく、立石山の東の可也山の東側にて観察。ハチクマ1羽南へ。平坦地にてどんどん上昇していき肉眼では厳しいくらいまであがる。追い風の時は相当高くまであがりそう。24日までは観察できないので、今季の観察は本日で最後の予定。
5/15 北東後南西風。日本野鳥の会福岡支部にて一斉調査が行われるもあいにくの天気。背振展望台にてハチクマが12羽東へ飛翔したのが最高とのこと。
5/14 北東風やや強い。朝一番にアカハラダカが出現し、渡り観察幸先よしと思われたが、思ったよりハチクマの出現が少ない。アカハラダカは2羽がばらばらで西へ向かったが、1時間程して東へ2羽。同一個体か不明であったが戻りと判断。大野城市ではハチクマ64羽が東または北東へとのこと。
5/12 南風微風。今季初、アカハラダカが出現。8羽のうち7羽は翼先黒く、成鳥(少なくとも1年目ではない)。下方でハヤブサが旋回上昇しており、追いつかれないようにするためか、はばたきながら旋回上昇してあっという間に高空へ。
5/11 南西風やや強い。風のためかハチクマは1羽のみ.一ヶ月以上ぶりにノスリが渡る.
5/10 南西風曇時々小雨。期待できないと思われたので7:15-8:45,山付近(唐泊漁港)にて観察.8:29にハチクマ1羽が北東(志賀島)方向へ.9:30-10:30,可也山西側にて観察を行ったが出現なし.
5/8 北東微風。8:05地点に到着する前に27羽が渡っていった。さぼったのが失敗。ハチクマは♂も♀も見られ、若干♀が多かった。ツミは例年通りハチクマと一緒に渡ってくるが、逆の渡りもあり、サシバの渡りと似た傾向あり。本日は野鳥の会のみなさんが各地で観察。ハチクマは大濠公園にて203羽(東へ)、灘山にて57羽(12-13時)、油山50羽(東または南へ)、背振展望台7羽(東または南東へ)出現。これらがどう繋がるかは不明。みなさんの情報お待ちしています。大濠公園では最初低く渡っていったとのこと。市街地でも観察できるようです。いままでの傾向より、無風から北東風弱、視界があまりよくないほうが福岡で観察できそうです。
5/7 昨日ともに南西風。ハチクマ現れず。気象条件が悪い?
5/5 南西風。今季初のハチクマ出現。♂。サシバは成鳥も若鳥も渡っていった。
5/1 久しぶりに観察。まだハイタカが渡っている。5月からは定期的に観察できそうだがしばらく天気が悪そう。
4/17 南風。高空を渡る。
4/16 小川島(4/12調査)の西の加唐島(佐賀県)にて観察。ハイタカ12羽が西の馬渡島へ(松島を経由する場合もあり)。最も壱岐に近い島なのでハイタカは北上すると思っていたが、どこまで西へ行くのだろうか?ハイタカ2羽は島の北部にて南下を確認(海上より飛来したか北上を中止したかは不明)。
4/15 北東風。まだまだハイタカは渡っている。1500羽突破。
4/14 立石山の西に位置する加部島(佐賀県)にて観察するが確認なしであったため途中からその西の波戸岬(佐賀県)にて観察。サシバ2羽と4羽が加部島付近から南南東へ
4/12 本日は立石山の西北西に位置する小川島(佐賀県)にて観察。ハイタカ3羽とチョウゲンボウ1羽が西の加唐島へ。サシバ3羽が南南西の加部島へ、サシバ1羽とサシバ?2羽が南南東へ。ツバメは立石山方向へ。
4/11 南西後北風。8日以降、識別できたサシバは全て成鳥。明日以降は観察が不定期になる予定。(お客様2名)
4/10 南後西風。立石山におけるハイタカの渡り最多記録。遠方を渡る個体が多い。最高14羽の鷹柱。識別できたものはほとんど幼鳥。ハイイロチュウヒ♀タイプ1羽は遠方をうろうろしていたが、結局渡らなかった。 (お客様1名) 観察を手伝っていただいて助かってます。
4/9 西風。ようやくハイタカ1000羽突破。(お客様1名)
4/8 北風。ようやくサシバ出現。昨年より3日遅い。18羽が鷹柱を作る。ハイタカは大半が幼鳥。
4/7 南西風が強い。9:01を最後に出現無し。ツバメ類がひっきりなしに東へ渡っていった。
4/6 南風。高空を渡っていく。識別できないものが多かったが、成鳥、幼鳥比は1:2くらい。(お客様1名)
4/5 南西風。順調に渡っていく。成鳥、幼鳥比は6:4くらい。
4/4 9:00-9:45はカウントしていただいた。雨が時々降るが、やんでいる時に渡っていく。(お客様2名)
4/3 成鳥と幼鳥の比は一昨日と同じく2:1くらい。(お客様3名)
4/2 西風がかなり強い。ハイタカの出現は数回あったものの戻りも多く、カウントは無効とした。ナベヅル成鳥1羽が頑張って西の姫島まで渡っていった。
4/1 識別できたハイタカでは成鳥24羽、幼鳥(若鳥)12羽。まだ成鳥が多い。(お客様1名)
3/31 前半、北風が強く、徐々に弱まる。11時以降出現無し。
3/29 10時以降は弱い北東風が吹き、ハイタカは南遠方海上を渡る。ようやく500羽突破。
3/28 弱い北東風だが今季初の100羽超。昨日帰った後ハイイロチュウヒ♂が渡ったとか、ショック。(お客様3名)
3/27 北東風。気温も低い。
3/26 北東風が強い。やはり、この時期としては少ない。
3/25 見通しが悪いのと上昇気流が少ないせいか、低いところを飛んでくれた。また普段より出だしが遅く昼がピーク。
3/24 観察には最高の日和。気合いれて探すと、ハイタカは観察地から500m以上先にて旋回上昇し、おそらく2000〜3000m上空へ。そのうち逆光方向に位置するので見失うことが数回。北東風や無風の時は、確認できない高度を飛んでいると思われる。
3/23 晴であったが北東風がやや強い。鳴き声とともにツミ幼鳥が西へ。立石山では珍しい。
3/21 どんよりした天気。本日のハイタカはほとんど♂成鳥。
3/16 10時すぎから徐々に南風が強くなり、ハイタカが高空を飛ぶようになった。
3/14 無風に近い状態。高空を渡っていく。大分県ではハイタカ150羽以上出たとか。立石山より多く見られるところは沢山あるみたいですね。観察努力不足も原因かもしれません。
3/13 好天であったが思ったより渡らず。北東風の時は他の場所を渡る可能性あり。相島10:15から30分間位にハイタカ17羽北西へという情報あり。立石山のハイタカ最終確認は10:09であった。
3/10 何回かハイタカが出現したが、強風(逆風?)のため、おそらく渡っていない。停空飛行をした後、少しずつ滑翔していたが、陸地がなくなる(海上にでる)と風に流されてしまうと思われる。
3/9 久しぶりに渡り確認。この時期としては例年より多い。逆光のコースを滑翔していくため識別が困難であった。
2/28 天気は良好であったが渡り確認できず。今年の渡りは遅い?昨年が早かったのかも。
2/21 気温が高く5月中旬並とのこと。渡るかと思われたが、渡り確認できず。南風がやや強い。