綾瀬ふるさと検定2024 解説
行政
問51 ④日の出
綾瀬市の市章は、カナ文字で「ア」・「ヤ」の構成により空間「S」を作るデザインになっています。
「S」は瀬の頭文字に通じます。全体の構成は、綾瀬の向上発展性を印象づけて「日の出」と「雲」を象徴しているのです。
以前は下水のマンホールの蓋の中央に市章がデザインされていました。
問52 ①ばら
1974(昭和49)年に広報紙などを通じて住民の望む町の木、町の花各1種が公募され、最も応募の多かった「やまもみじ」と「ばら」が選定されました。
光綾公園や城山公園には色とりどりのばらが咲き、市民の憩いの場となっています。
1999(平成11)年11月に環境都市宣言を行い環境問題への対策を進める中で、さらに環境保全への意識を高めていこうと、市の豊かな自然環境を保つためのシンボルとして「カワセミ」が市の鳥として制定されました。
問53 ②柏市
綾瀬市は、1967(昭和42)年、当時の綾瀬町と同規模で、航空基地を持つ千葉県の沼南(しょうなん)町との間に姉妹都市協定を結びました。
その後、沼南町が2005(平成17)年に柏市に編入されたことにより柏市と綾瀬市が姉妹都市になりました。基地は海上自衛隊の下総(しもふさ)航空基地です。
問54 ④ベトナム
綾瀬市に住む外国籍市民はおおよそ4,400人ですが、そのうち約27%がベトナム人の方です。ベトナムの方が多い理由は、綾瀬市はものづくりに携わる企業が多く、外国人労働者の方が多いことや、1980(昭和55)年に隣接する大和市に、インドシナ難民の定住促進センターが設置されたことなどによるものです。
綾瀬市の外国人人口比率は、5.2%で県内19市で1位。愛川町(7.9%)、箱根町(6.5%)に次ぐ県内3位です。
問55 ③中原街道
丸子・中山・茅ヶ崎線の通称は、中原街道です。この街道は、かつては、相州道(そうしゅうどう/みち)とも呼ばれた歴史ある道です。
この街道は、現在の虎ノ門あたりから南西方向にほぼ直線に、丸子・小杉・瀬谷・厚木基地横・寒川・田村を通り平塚の中原御殿までと約62㎞続いています。
中原御殿は徳川家康が設けた所で、江戸から鷹狩と称してたびたび宿泊したとされています。
江戸時代に中原の酢を将軍家への献上に使った道で「お酢街道」とも呼ばれたようです。
現在の道路区分は、主に国道1号線、都道2号線、神奈川県道45号線となり、中原御殿は現在では平塚市立中原小学校になっています。
問56 ①家庭系ごみだけ減量
綾瀬市では、持続可能な循環型社会の構築に向け、家庭系の可燃ごみを対象に、 2005(平成17)年9月に「ごみの緊急アピール」を表明し、ごみの焼却処理量50%削減を目指す「あやせカワセミ大作戦」を展開しはじめました。
この目標を達成するため、2009(平成21) 年4月から市内全域で、可燃ごみに含まれていた剪定枝や廃食用油など4品目を 加えた19区分による分別収集事業を開始しています。
その結果、約22%(2000年度と2021年度の家庭系可燃ごみ焼却処理量の比較)削減することができました。
「カワセミ大作戦」の名前は、「カ 考えて!ごみを減らすこと」「ワ 分けて!資源化リサイクル」「セ 次世代に引き継ごう!良い環境」「ミ 水を切ってね!生ごみは」から。
なお、事業系ごみは、同時期比で19%増となっています。
問57 ①出入口のETCゲート前で一時停止しなければならない
東名高速道路の「綾瀬スマートインターチェンジ(IC)」が2021年3月31日に開通しました。
スマートインターチェンジは、ETC搭載車のみが通行できるインターチェンジで、ETCゲート前で一時停止をしなければなりません。綾瀬スマートインターチェンジは「本線直結型」なので一般のインターチェンジと同じように見えますが、やはりスマートインターチェンジですので、「SA・PA接続型」と同じように一時停止が必要です。また、車両の長さは、12mまでのスマートインターチェンジが多いなか、16mまでの全車両が利用可能です。
問58 ①あやせゼロの日運動
市では子供たちの豊かな心と成長に望ましい生活習慣の定着を目指して「あやせゼロの日運動」を推進しています。具体的には、「毎月ゼロの日(10日・20日・30日)は、テレビやゲームを一休みして、家族で読書に親しむ「家庭読書の日」とし、さらにおしゃべりや遊びなどで楽しく過ごす「家族ふれあいの日」として啓発を行ってきました。
2024(令和6)年度から正式名称が「あやせ家庭読書・ふれあいの日」へ変更され、「あやせゼロの日運動」は愛称として継続されることになりました。
問59 ②岐阜県各務原市
綾瀬市は、1989(令和元)年3月に千葉県柏市、千葉県木更津市、岐阜県各務原市、鹿児島県鹿屋市と「災害時における相互応援に関する協定」を締結しました。同年9月11日、台風15号で甚大な被害を受けた木更津市に、災害支援物資を提供しました。協定に基づき災害支援物資を提供することはこの時が初めてです。