鼻ポリープがあるかどうか、医師が診断する際の大きな手がかりがあります。
それは、「ニオイ」を感じられなくなっていないかどうか。
鼻ポリープは、鼻の奥にある副鼻腔(ふくびくう)と呼ばれる空洞の出入口などにでき、成長していきます。
ポリープが小さいうちは、息の通り道をふさいでしまうことは少ないため、本人はあまり「鼻づまり感」を感じることがありません。
一方、ニオイを感じるセンサーは、ポリープが小さいうちにふさがれてしまうことが少なくありません。
そのため、ニオイの有無が早期発見の決め手になるのです。例えば、しょうゆやコーヒーなどのニオイが感じられなくなっていたら要注意。
「鼻かぜ?」と思うような症状が1か月以上続いていて、なおかつニオイを感じにくくなっていたら、耳鼻咽喉科を受診されることをおすすめします。
鼻ポリープがあるかどうか、医師が診断する際の大きな手がかりがあります。
それは、「ニオイ」を感じられなくなっていないかどうか。
鼻ポリープは、鼻の奥にある副鼻腔(ふくびくう)と呼ばれる空洞の出入口などにでき、成長していきます。
ポリープが小さいうちは、息の通り道をふさいでしまうことは少ないため、本人はあまり「鼻づまり感」を感じることがありません。
一方、ニオイを感じるセンサーは、ポリープが小さいうちにふさがれてしまうことが少なくありません。
そのため、ニオイの有無が早期発見の決め手になるのです。例えば、しょうゆやコーヒーなどのニオイが感じられなくなっていたら要注意。
「鼻かぜ?」と思うような症状が1か月以上続いていて、なおかつニオイを感じにくくなっていたら、耳鼻咽喉科を受診されることをおすすめします。
一方、鼻ポリープを取っても取っても再発するタイプの病気もあります。
10年前に鼻ポリープの治療をしたBさんは、その5年後、かぜのような症状が数か月も続いたため病院を受診したところ、鼻ポリープが再発したと告げられました。
これは、本来体を守る働きをする好酸球(白血球の一種)が増えすぎることで起こるタイプの鼻ポリープ。
この好酸球は鼻だけでなく、気道でも炎症を起こすため、ぜんそくを併発することが多くあります。
こうして、ぜんそくによるせきと、鼻水鼻づまりが一緒に起こると、「かぜが長引いているのでは?」と勘違いしてしまうことが多いのです。
好酸球が原因の鼻ポリープは、「好酸球性副鼻腔炎(こうさんきゅうせいふくびくうえん)」といいます。
気になる場合は医療機関で血液検査を受ければ、好酸球の割合を調べることもできます。