気づきの言葉九月
小さな気づきが大きく人生を変えてくれると思い、気づきのための短い言葉を作ってみた。
1日
宇宙大の心で宇宙大の生き方をする。それが仏さま
何見ても、何をきいても、ありがたし。それが仏さま
一切のために修行する。それが仏さま
仏さまとは自分自身
心田を耕して自ら収穫する。すべて自分が育てたもの
2日
心を集中すれば苦しみはなくなる
完全なる覚悟があれば、迷いの心は出てこない
覚悟を決めなければ、人生を楽しむこともできない
不安が追いかけてきたら、にらみつけて追いはらえ
究極の真実。すべてよし
3日
魔物は心の中に住む
すべては心が作る。これを破地獄の偈という
聞いて極楽、見て地獄。その逆もある
口の中には斧が生えていて、いつわりを言うとそれが自分を傷つける
悪をなした人でも善によってつぐなえば、雲を離れた月のようにこの世を照らす
4日
一周遅れでも二周遅れでも問題なし
最終的な到着点はみな同じ
人生、畢竟、死
お金も名誉もあの世には持って行けない
あの世に付きしたがうは善悪の業のみ
5日
持つべきものはよき先生。手本が大事
持つべきものはよき道具。手入れが大事
お金は最上の道具。使い方が大事
健康は最高の宝
ことばは最良のくすり
6日
孤独でない人はいない
みんな孤独でさびしくかなしい
みんなで仲よくやっていても中身は孤独
ひとり生まれ、ひとり死ぬ。誰も付きあってはくれない
全宇宙とともにひとり生まれ、全宇宙とともにひとり死ぬ
7日
たくさんの中での孤独より一人の孤独の方がまし
孤独を寂しいと感じるのは心のくせ
心配性の遺伝子を作動させなければよい
人には群れたい欲と一人でいたい欲がある
孤独を味わえば人にやさしくなれる
8日
金持ちけんかせず。いい言葉ではないが、余裕あればけんかせず
徳をゆずるということあり。ゆずるほど徳は増える
現在の繁栄は先人の陰徳のお陰
山高ければ裾野ひろし。偉人が出れば多くの人が救われる
高い山に登ると高い山が知れる。下から見ると近くの山ほど高く見える
9日
いちばんほめてあげるべきは自分自身
自分が自分をほめなくて誰がほめてくれるだろう
探せば長所は山ほどある。うんとほめてあげよう
自分の生き方を肯定しうんとほめてあげよう
ほめれば歓喜の世界が開けてくる
10日
後悔も煩悩のうち。後悔は心を凍りつかせる
後悔する心は後悔を、ほめる心はほめる心を育てる
後悔がほめる心によって中和されたとき歓喜の世界が開ける
歓喜の状態が心の本来のあり方
自分を苦しめているのは自分自身
11日
体を動かすと幸福感が高まる
外に出たら背筋を伸ばして歩く
知らない人にも挨拶する
すれ違う人の幸せを願えばすこし幸せになれる
人の親切はことわらずに受ける
12日
人をはげましほめてあげよう
自分には一杯、人には二杯、ご飯を食べさせてあげよう
喜んでお役に立ちます、の心がまえが大事
ぜんぶ投げ出して捧げます、の心がまえが大事
感謝してくれる人がいなければ人生はむなしい
13日
何のために生まれてきたのか
何のために生きているのか
世界のために何ができるのか
いまが小さな一歩を踏み出すとき
さりげなく自分を後押し
14日
友を選ぶ
旧友を大切にする
身近な人に感謝する
約束を守る
すなおにあやまる
15日
知りたい、分かりたい、というのも妄想
分からないまま、不安なままを受けいれる
中途半端、未完のまま、人は死んでいく
すべては遠からず終わる
得たときから失う準備をする
16日
若いときの失敗は宝もの
失敗せずに成功した人はいない
あの失敗があったから今の自分がある
失敗は一つの過程。一つの経験
自分は賢いと思わなければ、失敗を受けいれられる
17日
過ぎたことは終わったこと。くよくよしない
変えられないことは思いわずらうだけ無駄
終わったことは変えられないが、受けとり方は変えられる
受け取りかたひとつで不幸も幸、幸も不幸になる
悪運も味方につけられる
18日
大きな希望に向かってコツコツやる。それが人生の楽しみ
なりたい自分を思い描き、小さな挑戦をくり返す
あせらず。腐らず。好機を待つ
ねばりとがんばり。元気と根気
成功するまでは成功した気分でいればいい
19日
ものは有限。欲は無限。だから行き詰まる
心の世界は無限。行き詰まることなし
大いなるかな心や。心は宇宙に満ち満ちている
宇宙のすべてに一念が行き渡っている
無限の宇宙も、無限の時間も、今ここにある
20日
天地同根。万物一体。命の根源を仏という
みんな成仏の過程を生きている
宇宙一の宝ものは自分自身
自分がしゃべり、自分が聞き、自分が納得する。他人はいない
仏心は、網にとらえられぬ風、水に汚されぬ蓮の如きもの
21日
衆生、本来、仏なり。みんな輝いて生きている
当所すなわち蓮華国。みんなすでに救われている
この世に生を受けたものにだめなものなどない
雑草という草なし。雑魚(ざこ)というさかななし
一切を喜べる人は本当の人
22日
痛みは電気信号に過ぎない
快楽も電気信号に過ぎない
名誉や名声は他人が決めたものに過ぎない
人生は一瞬の夢に過ぎない
世界は一切皆空なるものに過ぎない
23日
うまくいかないときを楽しめたら、こわいものなし
うまくいかないときは力を抜いてまわりを眺める
うまくいかないときは自分を育てるとき
転ぶときには転べばいい
チャンスはまた来る
24日
一日のはじまりを楽しむ
ひとりの時間を楽しむ
何もしない時間を楽しむ
ご飯とお風呂とふかふかの布団を楽しむ
誠実、勤勉、謙虚を楽しむ
25日
うそをつく人にご用心
奪うばかりで与えない人にご用心
借りたものを返さない人にご用心
両舌を使う人、漁夫の利をねらう人にご用心
釣りをする人は身をかがむ。謙虚をよそおう人にご用心
26日
運のよさは縁のよさ
運は他人が持ってくる
縁を大切にする人に運は集まる
自分は運がいいと思っている人に運は集まる
まず小さな幸運を見つける
27日
適所を得て栄える
知恵ある人、徳ある人と交わる
三人寄れば文殊の知恵
よき人生はよき人間関係から
よき人間関係はよき言葉から
28日
人間の脳はいちどに二つのことを処理できない
山ほど仕事があっても一つに集中
できることから片付ける
穴が開くほどよく見る
手をつけさえすれば仕事は進む
29日
慈悲の心が不足すると、怒りの心が出てくる
小欲と知足を忘れると、貪りの心が出てくる
道理をわきまえないと、愚かな心に支配される
礼拝する心を忘れると、慢心が増長する
うやまいの心を忘れると、災いがおこる
30日
できたり、こわれたり、の無常の世界。なれど変わり通しなのは不変
七十年たつと赤ちゃんがお爺さんお婆さんになってしまう
無常迅速。諸法無我。わがままは許されない
心も体も一時のあずかりもの
どうせ死ぬならいま死にやれ。一度死んだら二度死なん
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