気づきの言葉五月
小さな気づきが大きく人生を変えてくれると思い、気づきのための短い言葉を作ってみた。
1日
人の喜びを喜べる人は偉大な人
高潔に生きた人生は誇るべき人生
与えることで貧しくなった人はいない
親切な人が孤独なまま終わることはない
心だに誠の道にかないなば祈らずとても神や守らん
2日
放てば手に満つ
空手にして来たり空手にして去る
心の中が空っぽならすべて解決
空っぽの引き出しがいちばん役に立つ
本当の智慧は計算して得られるものではない
3日
逆境は学びの場
最悪の逆境は最高の学びの好機
逆境にぶつからない人生はない
逆境には誠実に向きあう
高潔な態度で逆境に耐えることは一番の幸せ
4日
貪欲は人を損なう。草が畑を覆いつくすように
憎しみは人を損なう。草が畑を覆いつくすように
無知は人を損なう。草が畑を覆いつくすように
慢心は人を損なう。草が畑を覆いつくすように
怠慢は人を損なう。草が畑を覆いつくすように
5日
聞き落としてはならない声がある
弱い人を優先する
重荷を背負う人に道をゆずる
どちらでもいいことは相手にゆずる
おさな子の相手をするときは自分もおさな子になる
6日
真実一路の人に魔は寄らず
感謝の心ある人に魔は寄らず
親切を心がける人に魔は寄らず
人の喜びを喜ぶ人に魔は寄らず
善意の行動と解釈すればいい人ばかり
7日
人生は心を清める修行の場
苦難は心を純化する炎
人に言われる前に自分を叱る
すなおに反省し日々の暮らしの中で心をみがく
やましいことがなければ困難は無難に転ず
8日
聖者は安らかに眠る
積善の人に幸あり
看病は功徳第一
仕返しよりも恩がえし
人には親切。自分には辛切。法には深切
9日
対話はキャッチボール
言うべきことを言ったらすぐに着席
よく知らないことは言わない
一言といえどおろそかにしない
言葉は千里を行く。千人の耳に届く
10日
人の背中はよく見える。自分の背中も見られている
したことの責任だけでなく、しなかったことへの責任もある
見えていないこと、気がついていないことにも責任はある
七十にして六十九年の非を知る
過去の愚行を忘れないように記念碑を残しておく
11日
人生は岩だらけの急流を流れるガラス玉
いつかどこかで忽然と死を迎える
宇宙の営みの時間に比べれば人間の時間は無に等しい
生も死も大宇宙の命のあらわれ
裏を見せ表を見せて散るもみじ
12日
満つれば欠ける
完成したとき崩壊が始まる
頂上に登れば下りるしかない
桜の花も散ればゴミ
何ごとにも最後の時はくる
13日
人に完全を求めない
相手の欠点が目に付いたら距離を置く
長い目、大きな目、多面的な目で人を見る
あんなことをしなければよかったと後悔しないようにつき合う
離れていると会いたくなり、一緒にいるとうとましくなる。それが人づきあい
14日
軽んずれば軽んじられる
馬鹿にすれば馬鹿にされる
悪口を言えば悪口を言われる
裏切れば裏切られる
甘えてばかりでは人は去る
15日
私は靴がないといって泣いていた。足のない人に出会うまでは
誰しも自分の不幸には敏感、幸福には鈍感
誰しも他人の不幸には鈍感、幸福には敏感
すべての人に悲しみは山ほどある
自分の幸せを感じられない人が、人にやさしくするのは難しい
16日
動いている機械は錆びない
井戸の水は汲むほど良くなる
体を動かせば心も活発になる
旅をすれば新たな智慧が見つかる
人は軟らかく生まれ、硬くなって死ぬ
17日
高慢の心は諸悪の根源
おごり高ぶり人を見くだす。凶運のもと
若さ、健康、生きていること。みな慢心のタネ
いじめた人は忘れても、いじめられた人は忘れない
勝利は憎しみを生む。勝敗を捨てれば憎しみは生まれない
18日
いいときと悪いときがあるのが自然の法則
いいときに悪くなったときの備えをする
元気なうちに老いの備えをする
老病死の問題を根本から解決するのが仏教
我がものという思いのない人は老いることがない
19日
時の流れは残酷
ゆっくりに見えてあっという間に時は過ぎ去る
生まれたものは必ず死ぬ
死ぬのではない。お浄土に生まれるのである
お浄土へ旅立つ日の何と晴れやかなことか
20日
つかの間の人生。なれど気高く生きる
大宇宙から与えられた命を生きている
老人が死ぬことほど自然なことはない
心配ない。死んでもいいようにできている
同行二人(どうぎょうににん)。いつも仏さまといっしょ
21日
人は自分がなれると信じた程度に幸せになれる
迷ったら前進。後ろに夢はない
ゆっくりでもいい。止まりさえしなければ
進まないものは退く
今できる最良の生き方をする
22日
チャンスは突然やって来る
チャンスは意外なところからやって来る
チャンスは変装してやって来る
チャンスは他人が持ってくる
大事なことはすべて他人によって決定されている
23日
穴のあくほどよく見る
観察することから科学は始まる
人間には見たいものしか見えない
人間には誤解、偏見、先入観がつきもの
誰しも楽しいことは過大に、嫌なことは過小に評価する
24日
仏教は争うことなき教え
仏教はそしることなき教え
仏教は恨むことなき教え
仏教は抵抗もしないが言いなりにもならない教え
仏教は不二妙道の教え。汝と我れは不二である
25日
サンタクロースはいつも笑顔
自分も楽しみ人も楽しむ
与えると豊かになり貪ると貧しくなる
他人の喜びの中に自分の喜びもある
人がなした良いおこないを聞くだけでも功徳がある
26日
好き嫌いは一時の迷い
潔癖は単なる心の癖
善と悪はものごとの表と裏
良し悪しは自分の心の問題
わがままを捨てれば自由になれる
27日
正しく解決されるまでは未解決
起こったことは起こらなかったことにはできない
恐れず相手と話し合う。一番てっとり早い解決法
策を用いないのが最良の策
道理と事情に通じていればうまくいく
28日
継続は平凡を非凡にする
あせらずあわてず継続する
一日生きることは一歩前進すること
安直に手に入れたものは役に立たない
百二十才まで生きるつもりで仕事をする
29日
つまずく人は足もとを見ていない
時間に余裕をもって出発する
心の乱れた状態を苦という
心の統一された状態を楽という
乱れた心でその乱れた心を調える。そこに修行の難しさがある
30日
何ごとも成しとげるには代償が要る
修行は逃げの心があると成就しない
習い、性となるまで修行する
宝石も磨き抜いて美しい宝石になる
水流れて海に入る。みんな成仏の過程を生きている
31
真の善はただ一つあるのみ。それは真の自己を知るということに尽きている
真の自己を知る方法。それは主客合一の力を自得すること
時間空間に束縛された小さな胸の中にも無限の力が潜んでいる
それは実に無限なる実在の統一力、宇宙と一つになる心
真の自己を知れば宇宙の本体と融合する
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