西国33カ所巡りを初めて28年、この間12年ぐらいのブランク(海外赴任など)があり、また、根本的な信仰心の欠如のためあまり熱心でなかったが、ここへ来て多少の心境の変化もあり、早く33カ所巡りを満願としたいと願い、今年はこの暑い最中、7月に1カ所と8月に2カ所巡礼をしてきました。
当初は車で行く予定でしたが、今回は電車とバスをつかい、山道は自分の足で歩いてきました。巡礼の時はちょうど暑い最中であり、37度ぐらいの猛暑でしたが、山道を汗をだくだく出しながら歩いていくとなんだか無知の境地になり、仏様に近づいた様な心境でした。
たまたま、今回滋賀県の観音正寺を巡礼し、山道を30分ほど汗を垂らして歩いていたとき、ひょっと道ばたの松の木に松やにを採取した跡を見つけ、大げさではありますがものすごく嬉しく、観音様に出会ったような気がしました。
個人的には宗教には無関係ですが、それでも自分の興味のある松やにに出会えて、嬉しく思った次第です。
観音正寺(西国33カ所・第32番札所)
滋賀県蒲生郡安土町石寺2(2010年3月から近江八幡市となる)


電車では:
JR琵琶湖線 能登川駅下車→→→バス約15分(近江鉄道)→→→観音寺口下車→→→ここから徒歩約40分(標高433メ−トルの観音寺山へ)→→→山道は非常に険しく、巡礼の難所
車では:
名神高速で八日市インタ−下車→→→国道421号線→→→国道8号線→→→五個荘南から西北へ→→→有料登山道路→→→山頂駐車場下車→→→徒歩10分
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観音寺山へ登る途中(5丁付近)で、松やにを採取した跡見つける。 松の樹齢は推定70−80年ぐらい・直径約25p程度。道の途中で 10本程度発見。 |