2012/5/31 照<「お見せしよう、王者の打ち筋をっ!」
初めてゴルフというものをしました。(挨拶


最近この話題続きですが、今回も咲-Saki-語りです。
現在ヤングガンガンで連載中の『咲-Saki-』本編。
ガンガンで連載中の『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』。
どちらも全国トーナメントの真っ最中です。
阿知賀女子はいわゆるAブロックと呼ばれる、トーナメント表左側のブロック。
清澄高校はトーナメント右側のブロックです。
両校が対戦するとなると決勝戦しかないわけですが、今回は決勝卓に進む高校を予想してみます。
(早くしないと、予想の幅が狭くなりそうなので)
明らかにネタバレが含まれますので、反転にします。



<寸評>

白糸台高校
西東京代表。高校最強プレイヤー宮永照を擁するチーム虎姫。
準決勝先鋒戦を見るに、全国上位と呼ばれる高校に対しても格の違いを見せてくれています。 番狂わせはおろか、決勝まで隙の一つも見せてくれないかもしれないほどの盤石っぷり。
主人公のラスボス。

阿知賀女子
奈良代表。阿知賀編の主人公、高鴨穏乃が大将を務める。
玄ちゃんに象徴されるように、現状では全国区の激戦には付いていけなくなっている感が。
プラス要素としては主人公補正、決勝進出を争うライバル校が大幅マイナス、鶴賀&キャプテン&荒川クリニックとの特訓、実力温存中の灼、覚醒があるかもしれない穏乃。
逆に敗退の要素としては、全国優勝が目的でない為、敗退後に和と再会⇒白糸台対策を授ける展開とかはあるかも。
弱点が露見している玄ちゃんと、能力なしの実力で憧に劣るっぽい穏乃では他校の先鋒、大将には対抗できないんじゃないかな。
仮に2位通過したとして、2戦連続で大差の2位抜けであがってきたチームが主人公補正を欠いて決勝の卓で見せ場を貰えるのか、というのも気になります。


×千里山女子
北大阪代表。阿知賀女子のライバル校である全国ランキングNo.2の高校。
(おそらく)唯一の能力者兼エースである怜が照に圧倒されており、竜華にしてももう一人のラスボス(仮)である淡さんと対決で厳しい状況かと。
まず、なにより怜の体力が決勝まで持たないんじゃないかしら。
まだ実力を出し切っていないセーラと竜華次第かな・・・。
メタ思考をすると、千里山は阿知賀のライバルという立ち位置なので、阿知賀が負けて千里山だけが勝ちぬけることはないと思う・・・。


新道寺女子
福岡代表。和とタコスの中学時代の先輩であるすばら先輩が所属。
すばら先輩を戦略的に先鋒に配置するなど、強豪(おそらく白糸台や永水女子)対策を練っている。
千里山と違い次鋒以降の実力が不明な点も決勝でのサプライズになるかもしれません。
まぁ、不明のまま敗退という恐れもはらんでいますが、進出すれば読者にとっての鶴賀枠(前評判が低くライバル校の隙を突くポジション)になるんじゃないかと。
とりあえず地元ですし、部長と大将ちゃん可愛いし、すばら先輩が最高なので応援しています。


清澄高校
長野代表。本編主人公宮永咲の所属する高校。
なんだかんだでここが勝ち進まないと話が終っちゃうのです。
県予選では活躍の少なかったタコスと染谷先輩も全国編で才能を開花させていますし、部長もメンタル面の補完がなされました。
主人公ヒロインペアは今のところ地味ですが、準決勝−決勝で一花咲かせてくれるでしょう。


×永水女子
鹿児島代表。インパクトは随一の巫女さん軍団。
照、衣と共に牌に愛された子と称される姫様、鬼門使いのはっちゃん、絶一門を統べる霞さんと怪物をずらりと並べています。
二回戦では姫様とはっちゃんが不発ですので、準決勝での無双は想定されます。
決勝まで上がると清澄と3回連続で対戦する為、決勝進出がないとよく言われていますが、実はそれ以外の負けそうな要素ってあまり聞かないんですよね。
逆にいえば準決勝でキンクリが発動すればあるいは・・・。
決勝卓の先鋒で照の無双と渡り合えそうなのは姫様くらいだと思います。


臨海女子
東東京代表。海外の有名選手を集めた強豪校。
先鋒で唯一の日本人である辻垣内さん以外は、各地の大会で優秀な成績を上げてきた留学生達です。
総合力ではトップ3に入るくらいの実力があると思いますが、その戦績なんかが丸々敗北フラグのような気がしないでもないです。
加えて咲の定番の一つである回想シーンなんかもガイトさんとダヴァン以外は難しそうですよね。
とはいっても前作アニメの最終話EDを見る限り、ネリーと雀明華さんは見せ場があるようですけど。
決勝卓に進めば白糸台と交代で局毎のボス役になりそうです。


その他高校
まず、2回戦で清澄、永水女子と戦っている宮守女子、姫松の2校ですが、
宮守女子はエイスリンちゃん以外の全員が持ち味を出して活躍しています。
逆にいえば隠し玉が無くなってるということで、敗北フラグの一つです。
対局中の過去回想も一番豊富ですしね。
姫松は中堅の洋榎お姉ちゃん以外は清澄にすら勝てる気がしません。
漫ちゃんがテルテル相手に爆発したら面白いかもしれませんが、不発弾のイメージしか浮かびません。
一番可能性があるのは臨海女子と共に上がってくるであろう右下ブロックの1位or2位ですね。
人数調整の可能性もありますが、ダークホース的な立ち位置で話を盛り上げてくれればいいと思います。
永水と臨海を差し置いて決勝へ進むというのはさすがに無茶な気もしますが。


以上を踏まえまして、決勝戦進出校ですが

白糸台高校
清澄高校
臨海女子
新道寺女子

以上の4校です。
予想というか、希望になりましたw
白糸台と清澄は鉄板、臨海は波乱がなければ順当かと。
阿知賀や千里山ではなく新道寺を選んだ理由は、地元応援もありますが、一つくらい予想外の学校が来てもいいと思ったことです。
(阿知賀も千里山も全国大会出場校の中では好きなチームですよ)
上記のように阿知賀は必ずしも優勝が至上命題ではないですし、結果よりも中身が重視されるんじゃないでしょうか。
レジェンドのトラウマを払しょくする“何か”と、和との再会が叶えられれば良いですが。
現在の焦土と化した準決勝卓でそれを見つけられるのか・・・、別の意味で楽しみですね。