
【作戦名】青春を謳歌せよ!北海道大ツーリング(当時としては) ホームへ
【日時】1979年(昭和54年)8月16日~25日
【距離】 東京⇒350km⇒仙台⇒315Km⇒野辺地 ⇒青函連絡船⇒函館⇒260km⇒札幌⇒180km⇒上川⇒130km⇒美幌 ⇒120km⇒釧路
合計走行距離:1,355Km (隊長号125CCの為すべて一般道)
【車両】 隊長:YAMAHA DT125 13ps/7500rpm 2号:YAMAHA GX400sp 37ps/8800rpm

①いわき近辺にて

記憶は、さだかではないが確か東京を夜中の3時ごろ出発し、6:30頃いわき周辺についてカップラーメンで朝食をとった覚えがある。
②仙台にて2泊させてもらった入江のおじさんと ②松島観光

仙台で2泊し、1日松島観光を実施。金がないので遊覧船にのらず手漕ぎボートにのるが、景勝地まで行けず徒労に終わる。また、当時佐藤宗之の”広瀬川”なる歌がはやっていた。
③北上交差点 野辺地発 青函連絡船 ”摩周丸”

8月18日北海道を目指して仙台を発つ。
おそらく20:00頃、青函連絡船発着港の野辺地に着いたと思う。当時の時刻表を見ると青森_函館間が約4時間であるので、23:00頃出港して函館に夜中の3:00頃に着いているはずである。連絡船に搭乗したときは晴天で、デッキで満点の星を眺めていたが、その後低気圧の接近で”おおしけ”に見舞われビルの20階から1階に急降下するような上下の激しい揺れに恐れおののいた。
④函館駅 ⑤トラピスト修道院

真夜中に函館に到着したので、函館駅の待合室で仮眠。函館では義孝の親戚の家に泊めて頂いた。
⑤大沼国定公園 ⑥長万部

8月20日は、網走から札幌へルートを北上する。
⑦小樽

小樽近辺で海を臨む。
⑧札幌時計台 大通り公園 羊が丘公園

札幌では、義孝のバイト先の先輩の家に泊めて頂いた。札幌市内を観光していて、上川町に向けて出発したのが昼すぎであった。直線の長さ日本一の一般国道を走行。途中大型ダンプに絡まれた。
⑨上川町どさんこ かにの家 バスの中

上川町に今で言う”ライダーズハウス”があり22日はそこに泊まった。写真の廃車のバスの中で寝られるようになっている料金は無料。Z2とTX650と二人連れと友達になる。
層雲峡 石北峠 ⑩美幌

23日は層雲峡と石北峠を越えて、美幌町の民宿に泊まった。通された部屋は無愛想な奴との相部屋で、たぶん高校生だから宿主に、なめられたのだと思う。
⑪網走 摩周湖 双湖台

24日は、屈斜路湖、摩周湖、双湖台、阿寒湖などの景勝地を回り、東京行きのフェりーが出る、釧路へと向かった。
⑫釧路 近海郵船”まりも” 一等船室

贅沢にも一等客室に登場。当時の金額で¥23000/1名は、かなり高額である。
2号・隊長の2名は、32年前の高校2年の夏、青春を謳歌していたのである。今から考えると、インターネット・携帯のない時代なので、事前の情報が得られず(得るつもりもなかった)地図一枚で行き当たりばったりの旅であった。今は無線もつながる、高速道路網も充実、バイクもウエアーも高機能/高性能になりツーリングを楽しんでいるが、その原点は32年前の夏に始まっていたのだった。