酸素欠乏症

 空気中の酸素は約21%。この酸素濃度が低下し、酸素不足の状態を酸素欠乏症という。
 酸素濃度の低下は、死に至る恐ろしい労働災害で、酸素欠乏症等防止規則では酸素濃度が18%未満である状態を酸素欠乏と定義。清掃業などのタンク内作業に多発傾向が見られる。

【 酸素濃度による症状 】

硫化水素について

H2S(硫化水素)は燃焼性(爆発性)の気体
比重1.19(空気1.00)可燃性で水に溶ける。無色で、腐敗した卵のような臭気のある刺激性の有毒な気体。
高濃度では臭気をあまり感じなくなるので極めて危険である。
空気中の濃度が400ppm以上では生命の危険性がある

ヒトの臭いの閾値は、0.0005〜0.025ppm

許容濃度として、日本産業衛生学会(1983)は10ppm

 大気汚染防止法において特定物質に指定され、また、悪臭防止法においては悪臭物質に指定され、敷地境界線における規制基準の範囲は0.02〜0.2ppmである。悪臭としての硫化水素の発生源は、屎尿処理場、畜舎、クラフトパルプ工場、澱粉工場など。

防毒マスクの使用条件酸素濃度が18%以上であること