問題 11 | 水質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | SSとは、1μmから2mmまでの、水中に懸濁している物質のことである。 | |
(2) | COD は、主に有機物質が酸化剤によって酸化される際に消費される酸素量から求める。 | |
(3) | 生活排水のBODは、一般的にCODに比べて低い。 | |
(4) | 水中に存在する有機物質に含まれる炭素の総量は、TOCとして表される。 | |
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問題 12 | 余剰汚泥の発生量は除去BOD量に対する汚泥転換率から求めることができる。以下の条件における余剰汚泥の発生量(乾燥重量:kg/日)として、最も近い値は次のうちどれか。 |
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〔条 件〕 流入汚水量 :100 ㎥/日 流入汚水のBOD濃度:200 mg/L 処理水のBOD濃度 :20 mg/L 汚泥転換率 :60% |
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(1) | 10 | |
(2) | 11 | |
(3) | 12 | |
(4) | 13 | |
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問題 13 | 下図に示す小型浄化槽における流量調整装置の移送水量及び循環装置の循環水量の組み合わせとして、最も適当なものは次のうちどれか。ただし、運転条件は流入汚水量 1.4 ㎥/日、流量調整比 2.0、循環比 3.0 とする。 |
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〔移送水量〕 〔循環水量〕 | ||
(1) | 1.9 L/分 ── 1.9 L/分 | |
(2) | 1.9 L/分 ── 2.9 L/分 | |
(3) | 4.9 L/分 ── 1.9 L/分 | |
(4) | 4.9 L/分 ── 2.9 L/分 | |
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問題 14 | 生物学的窒素除去法における硝化・脱窒反応に影響を与える因子として、最も不適当なものは次のうちどれか。 |
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(1) | pH | |
(2) | DO | |
(3) | 水温 | |
(4) | スカムの厚さ |
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問題 15 | 構造基準(建設省告示第1292号、最終改正 平成18年1月 国土交通省告示第154号に定める構造方法)に示された流量調整槽の構造に関する記述として、最も不適当なものは次のうちどれか。 |
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(1) | 生物反応槽に汚水を移送するポンプは2台設置する。 | |
(2) | 流量調整槽内の高水位と槽底部の差が有効水深である。 | |
(3) | ポンプの起動位置と停止位置は、レベルスイッチを用いて設定する。 | |
(4) | 浮遊物質の沈殿防止と腐敗防止のため、槽内を撹拌する。 | |
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問題 16 | 構造基準(建設省告示第1292号、最終改正 平成18年1月 国土交通省告示第154号に定める構造方法)の第1に示された浄化槽における嫌気濾床槽の模式図として、最も適当なものは次のうちどれか。ただし、処理対象人員は5人とする。また、有効容量をVとする。 |
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問題 17 | ばっ気によって酸素が供給される生物膜法の反応槽として、最も不適当なものは次のうちどれか。 |
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(1) | 回転板接触槽 | |
(2) | 担体流動槽 | |
(3) | 接触濾床槽 | |
(4) | 生物濾過槽 | |
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問題 18 | 汚水を移送する間欠定量ポンプの各工程を下図に示す。この間欠定量ポンプの動作順序として、最も適当なものは次のうちどれか。 |
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問題 19 | 消毒槽に関する次の文章中の[ ]内の語句のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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消毒槽は、消毒剤の[(1)貯留 ]と添加を行う装置を有するとともに、塩素と[(2)処理水 ]を十分に混合する水槽から構成される。消毒剤から発生する塩素ガスは腐食性が強く、人体にも有害である。したがって、消毒槽は塩素ガスを[(3)大気中 ]に可能な限り拡散させる構造とし、浄化槽内の機材の腐食防止や維持管理作業の安全性も確保する秘要がある。浄化槽では、消毒剤として[(4)二酸化塩素 ]の錠剤が一般に用いられている。 |
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問題 20 | 浄化槽に流入させてもよい排水は、次のうちどれか。 |
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(1) | ホテル・旅館から出る「温泉排水」 | |
(2) | 老人ホーム・養護施設から出る「入浴排水」 | |
(3) | 病院・療養所から出る「放射線排水」 | |
(4) | 研究所・試験所から出る「実験・分析排水」 | |
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