問題31〜40

問題 31生物ろ過槽に充填する担体を選定する際、重要となる特性として、最も不適当なものは次のうちどれか。
 
(1)比熱
(2)耐摩耗性
(3)生物の付着性
(4)強度
(5)大きさ

正答 ➠   
 担体を熱したりすることは絶対にないので、比熱は関係ない。
 

問題 32下図は、ある戸建て住宅における24時間の汚水量の変動を示している。この図に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
 
(1)汚水の排出時間は、17時間 である。
(2)24時間平均流入汚水量は、約55 L/時 である。
(3)ピーク係数は、約7である。
(4)1日、1人当たりの汚水量は、約262L である。
(5)8時から11時までの3時間における汚水量は、総流入汚水量の 40% 強を占めている。

正答 ➠   
 24時間平均流入汚水量は、1,312÷24=54.7L/時。ピークは9〜10時で281L/時だから、ピーク係数=281÷54.7=5.13
 

問題 33浄化槽の処理対象人員の算定に便器数が用いられる建築用途において、総便器数を用いる場合(A)と大便器数、小便器数のそれぞれを用いる場合(B)がある。建築用途と算定方法の組み合わせとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
 
     建築用途         算定方法
(1)競輪場・競馬場・競艇場     A
(2)遊園地・海水浴場        B
(3)公衆便所            A
(4)プール・スケート場       B
(5)駐車場・自動車車庫       B

正答 ➠   
 遊園地・海水浴場は n=16C で、Cは総便器数。なんで、これもA
 

問題 34ばっ気槽における酸素要求量(kg/日)は次式で示される。

  O2 = a ✕ Lr + b ✕ Sa

   O2:酸素要求量(kg-02/日)
   a :除去BODに係る係数(kg-02/kg-BOD)
   Lr:除去BOD量(kg-BOD/日)
   b :MLVSSの酸素要求に係る速度係数(kg-02/(kg-MLVSS・日))
   Sa:槽内MLVSS量(kg)
 
 設計人員を1,000人とし、流入BOD濃度 200mg/L、流入汚水量200L/(人・日)、ばっ気槽容量 100m3、MLVSS平均濃度 2,500mg/L、BOD除去率 90%とした場合の酸素要求量(kg/日)として、最も近い値は次のうちどれか。
 なお、a=0.5、b=0.07とする。

(1)25.5
(2)30.5
(3)35.5
(4)40.5
(5)45.5

正答 ➠   
 問題にある除去BOD量と槽内MLVSS量を単位を揃えて順序よく計算する。まず除去BOD量 Lr=1,000✕200✕200✕0.90✕10-6=36kg/日
 次に槽内MLVSS量 Sa=100✕2,500✕10-3=250kg
 この数値を式に代入して、O2 = a✕Lr + b✕Sa= 0.5✕36+0.07✕250=18+17.5=35.5 kg/日
 

問題 35建築物の用途別によるし尿浄化槽の処理対象人員算定基準(JIS A 3302:2000)の店舗関係において、汚濁負荷が高い場合の算定式を用いる飲食店として、最も適当なものは次のうちどれか。
 
(1)ファミリーレストラン
(2)ファストフード店
(3)ビヤホール
(4)ラーメン専門店
(5)焼き肉店

正答 ➠   
 中華料理専門店も高いのですが、ここではラーメン専門店。なので、もっとも高いのは「焼き肉店」
 

問題 36流量調整槽に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
 
(1)撹拌用のブロワは二次処理装置用と兼用することができる。
(2)流量調整比を1に近づけるほど、安定した処理水質が得られる。
(3)槽の底部は傾斜を設けるとともに釜場を設けることが望ましい。
(4)流入汚水量の時間変動だけではなく、水質の時間変動も緩和できる。
(5)原水ポンプ槽が前置される場合もある。

正答 ➠   
 ブロワは吐出圧力で風量が大きく変化する。なので、水位が常に上下する流量調整槽のばっ気空気を二次処理装置用ブロワから分岐するのはまずい。
 

問題 37回分式活性汚泥方式の浄化槽に用いる付属機器類として、最も不適当なものは次のうちどれか。
 
(1)汚泥界面計
(2)汚泥返送装置
(3)余剰汚泥引抜装置
(4)上澄水排出装置
(5)散気装置

正答 ➠   
 回分式(バッチ処理)は汚泥返送装置がないのがポイント。(絶対に覚える)
 

問題 38嫌気ろ床槽に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
 
(1)固形物の分離と、分離した固形物を一定期間貯留する機能を有する。
(2)槽内にろ材を充填することにより、固形物の捕捉効果が期待できる。
(3)嫌気性生物の働きによって、汚泥の減量化が期待できる。
(4)構造基準では、BOD除去率 0% として取り扱われている。
(5)槽内の短絡流の形成を防止するため、ろ材の充填率は 20% 以下とする。

正答 ➠   
 嫌気ろ床槽のろ材は汚水が流れるのには邪魔物。なので、(5)だと、汚水はチョットしかないろ材を通らずに流れるのが自然。すると、濾材はデッドな充填層になってしまう。
 

問題 39下図は、浄化槽の設置形態を示したものである。二重スラブ式として、最も適当なものは次のうちどれか。
 

正答 ➠   
 二重スラブなら(4)だけじゃなくて、(2)もそう呼べるんじゃないかなぁ?
 

問題 40みなし浄化槽(単独処理浄化槽)の槽内の状況を撮影した次の写真のうち、平面酸化床を撮影したものとして、最も適当なものはどれか。
 

正答 ➠   
 写真が不鮮明で解説できません。実際に平面酸化床を見たことのある人がいるのかなぁ? それもみなし浄化槽ですよ・・・。