問題11〜20

 
問題 11浄化槽法の目的に関する次の文章中の[   ]内の記述のうち、誤っているものはどれか。
 
 この法律は、[(1)浄化槽の構造]、保守点検、清掃及び製造について規制するとともに、浄化槽工事業者の登録制度及び[(2)浄化槽清掃業の許可制度]を整備し、浄化槽設備士及び浄化槽管理士の[(3)資格]を定めること等により、公共用水域等の水質の保全等の観点から浄化槽による[(4)し尿及び雑排水]の適正な処理を図り、もって[(5)生活環境の保全]及び公衆衛生の向上に寄与することを目的とする。

正答 ➠   
 浄化槽法第1条(目的)に、この法律は、浄化槽の設置、保守点検、清掃及び製造・・・・とあるので、1は構造ではなく設置。
 

 
問題 12浄化槽法の制定及び改正の経緯に関する次の文章中の[   ]内の記述のうち、誤っているものはどれか。
 
 浄化槽法の制定以前、構造については[(1)建築基準法]により、維持管理(保守点検、清掃)については、[(2)廃棄物の処理及び清掃に関する法律]によって規制されていた。また、設置等の手続きについては両法によるなど、制度の体系がきわめて複雑なものとなっていた。こうした状況を受けて、一元的に規制・強化することなどを目指し、昭和58年に浄化槽法が成立した。
 平成12年には、[(3)単独処理浄化槽の新設を原則禁止]とする改正が行われた。
 平成17年には、浄化槽法の目的に、公共用水域等の水質保全が明記され、[(4)放流水の水質に係る基準の創設]や適正な[(5)工事]を確保するための監督規定の強化が行われた。
 令和元年には、既存の単独処理浄化槽から浄化槽に転換を促す措置や浄化槽台帳の整備等の浄化槽普及と管理の強化を目指す改正が行われた。

正答 ➠   
 これは難しい。過去に遡るのは大変。平成17年改正の一つに[浄化槽の維持管理等に対する監督の強化]があるので、5は工事ではなく、維持管理。
 

問題 13浄化槽法で定められている型式認定に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
 
(1)工場において試験的に製造される浄化槽は、型式認定が必要である。
(2)国土交通大臣が定めた構造方法を用いる浄化槽は、型式認定が不要である。
(3)型式認定は、国土交通大臣の認定を受ければよく、環境大臣の認定は不要である。
(4)型式認定の有効期間は、処理方式や処理対象人員によって異なる。
(5)製造業者は、型式認定取得後1年以内に、浄化槽に一定の表示を付さなければならない。

正答 ➠   
 3は浄化槽法第13条(認定)に「浄化槽を工場において製造しようとする者は、製造しようとする浄化槽の型式について、国土交通大臣の認定を受けなければならない。」とあり、環境大臣云々の記載はない。
 

問題 14浄化槽工事に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
 
(1)浄化槽工事は、条例で定める浄化槽工事の技術上の基準に従って行わなければならない。
(2)浄化槽工事を営もうとする者は、業を営む区域を管轄する都道府県知事の登録を受けなければならない。
(3)浄化槽工事業者は、営業所ごとに浄化槽管理士を置かなければならない。
(4)浄化槽工事業の登録の有効期限は10年である。
(5)建設業法に基づく土木工事業、建築工事業または水道施設工事業の許可を受けている建設業者は、都道府県知事への届出により、浄化槽工事業を行うことができる。

正答 ➠   
 (1)は省令、(3)は浄化槽設備士、(4)は5年、(5)は土木工事業、建築工事業又は管工事業の許可を受けているもの。
 

問題 15浄化槽管理士及び浄化槽設備士に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
 
(1)浄化槽設備士は、浄化槽工事を実地に監督する者の資格である。
(2)浄化槽管理士は、浄化槽の保守点検及び清掃の業務に従事する者の資格である。
(3)浄化槽設備士講習では、管工事施工管理に係る技術検定に合格していることが受講資格となっている。
(4)浄化槽管理士講習では、受講資格として特別な要件の定めはない。
(5)浄化槽設備士は、その職務を行うときは、国土交通省令で定める浄化槽設備士証を携帯していなければならない。

正答 ➠   
 浄化槽管理士は、浄化槽の保守点検の業務に従事する者の資格で、清掃は外れている。
 

 
問題 16浄化槽の保守点検の記録に関する次の文章中の[ ア ]〜[ ウ ]に入る語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。
 
 浄化槽管理者は、自ら保守点検を行った場合においてその記録を[ ア ]年間保存しなければならない。また、委託した場合は、委託を受けた者が記録を2部作成し、1部を[ イ ]に対して交付し、1部を自ら[ ウ ]年間保存しなければならない。
 なお、交付を受けた[ イ ]は、その記録を[ ウ ]年間保存しなければならない。
 
   ア    イ     ウ
(1)3  都道府県知事  3
(2)3  浄化槽管理者  3
(3)5  都道府県知事  3
(4)5  浄化槽管理者  5
(5)5  都道府県知事  5

正答 ➠   
 イは[保守点検委託を受けた者が記録を2部作成し、1部を交付]とあり、知事さんに交付?なんてあり得ないから、2と4に絞られる。その記録の保管は3年間なので2に行き着く。
 

 
問題 17浄化槽の清掃に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
 
(1)浄化槽内に生じた汚泥やスカムを引き出した後に、し尿処理施設に運搬する行為も、浄化槽の清掃に含まれる。
(2)浄化槽の清掃の技術上の基準は、環境省令で定められている。
(3)浄化槽管理者が自ら浄化槽を清掃する場合においても、浄化槽の清掃の技術上の基準に従う必要がある。
(4)全ばっ気方式の浄化槽は、環境省令で清掃の回数の特例が定められている。
(5)浄化槽の清掃を受託した者は、清掃の記録を3年間保存しなければならない。

正答 ➠   
 浄化槽法施行規則第3条の[浄化槽の清掃の技術上の基準]では、①槽内の汚泥、スカム、中間水等の引き出し、②混合液浮遊物質濃度の適正保持、③単位装置及び附属機器類の洗浄、掃除、等があるが、どこどこの施設に運搬せよ! なんてのは書いてない。
 

 
問題 18保健所を設置する市の市長の職務として、誤っているものは次のうちどれか。
 
(1)指定検査機関の指定
(2)浄化槽清掃業の許可
(3)浄化槽保守点検業の登録
(4)浄化槽清掃業者に対する改善命令
(5)浄化槽の設置届の受理

正答 ➠   
 浄化槽法第57条(指定検査機関)に、都道府県知事は、当該都道府県の区域において第7条第1項及び第11条第1項本文の水質に関する検査の業務を行う者を指定する。とある。
 

 
問題 19浄化槽の水質に関する検査についての次の記述のうち、誤っているものはどれか。
 
(1)新たに設置された浄化槽は、使用開始後3か月を経過した日から5か月以内に水質に関する検査を受けなければならない。
(2)浄化槽管理者が自ら保守点検を実施している浄化槽においても、水質に関する検査を受けなければならない。
(3)水質に関する検査の項目、方法その他必要な事項は、環境大臣が定める。
(4)浄化槽管理者は、定期検査に係る手続きを、当該浄化槽を設置する浄化槽工事業者に委託することができる。
(5)水質検査の項目には、透視度や生物化学的酸素要求量が含まれる。

正答 ➠   
 設置後に行う水質検査ではなく、浄化槽第11条の検査は毎年1回行われる定期検査のことで、もう浄化槽工事業に委託はできない。
 

問題 20一般廃棄物処理計画に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
 
(1)一般廃棄物処理計画は、都道府県がその区域内について定める。
(2)一般廃棄物処理計画は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づき策定する。
(3)一般廃棄物処理計画は、ごみに関する計画と生活排水に関する計画から構成される。
(4)生活排水処理基本計画には、下水道で処理する区域及び人口等についても、浄化槽等と併せて記述する。
(5)生活排水処理基本計画には、住民に対する広報・啓発活動に関することも含まれる。

正答 ➠   
 一般廃棄物は事業系も家庭のものでも市町村扱い。産業廃棄物は都道府県扱い。