問題41〜50

問題 41浄化槽の図面に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)各種図面は、正しく施工が行われるように設計図書とともに設計者が作成する。
(2)建築基準法施行規則では、届出書類に図面を添村するよう規定されている。
(3)図面の書き方は、JISで詳細に定められている。
(4)図面はすべての構造が分かるように、1枚にまとめて記載する必要がある。
(5)浄化槽管理士は、トラブル発生時に備え主要な図面の見方を理解しておかなければならない。

正答 ➠   
 ここからは施工関係の問題だ。まずは設計図書の“図”について、図面は必ず1枚にまとめて記載する、なぁんて決まりはない。そもそも何百人処理の浄化槽の土木建築・電気・配管・・・、すべてを1枚にまとめる、なんてことはまず不可能。
 

問題 42図面中に用いられた実線の一般的な使用用途として、最も不適当なものは次のうちどれか。
 
(1)見える部分の外形線
(2)引出線
(3)対象物の一部を取り去った境界を表す線
(4)寸法補助線
(5)断面の位置を表す線

正答 ➠   
 こういうのは、一度でも書いたことがないと難しいのかもしれない。断面の位置を表す場合は、例えば平面図に実線で「ここが切ったところ」なんて示したら、見にくいし、紛らわしいので、切った位置が分かればいい。
 

 
問題 43下図に示す寸法等の記入方法に関する名称として、最も不適当なものは次のうちどれか。

正答 ➠   
 この(3)は「寸法補助線」という。この寸法補助線、この問題のように図形と接しているが、図形との間をわずかに離してもよい。この方がずっと見やすい、という声が多いし、そう思う。
 

 
問題 44電気関係の図示記号と写真の組み合わせとして、最も不適当なものは次のうちどれか。

正答 ➠   
 (1)は電磁接触器、(2)はサーマルリレー、(3)はフューズ、(4)は電圧計。問題の(5)はタイマーだが、図示記号は換気扇かなんだか分かんない。
 

 
問題 45以下の平面図及び断面図に示された単位装置の立体図(矢印Eの方向に斜め上から見たもの)として最も適当なものは次のうちどれか。なお、平面図及び立体図ではマンホールを含む上部構造を省略している。
 

正答 ➠   
 これは難しい、というか、この立体図を読むのが難しい。こういう時は消去法だ。
 まず、生物ろ過槽への移流管をしっかり確認しよう。A断面とD断面から、この移流管は垂直のようだ。なので、(2)と(4)は消える。次にD断面の仕切り板についている移流管は、斜めに下がっていて、生物ろ過槽への移流管から最も遠い地点で開口しているようだ。なので、(3)と(5)が消える。すると答えは(1)だ。
 B断面で散気装置がついている槽は、どうも汚泥貯留槽のようだ。難しい絵?だ

 
問題 46工場生産浄化槽の試運転に至るまでの一般的な工事の手順を示した下図において、順序が逆転している手順をすべてあげている組み合わせは次のうちどれか。
 
(1)a と b、c と d
(2)a と b、f と g
(3)a と b、g と h
(4)c と d、f と g
(5)c と d、g と h

正答 ➠   
 工場生産浄化槽の工事手順については、何回も何回も勉強している。
 まず、cとdが逆だ。次に、fとgが逆だ。これで(4)に行き当たる。この中では、とくにfとgが重要。水張りをして、槽が安定している状態で埋め戻しをすることは絶対に覚えておく。

 
問題 47水替え工事と山留め工事を示す下図において、最も不適当な名称は次のうちどれか。
 

正答 ➠   
 こういう問題は“知っているか、知らないか”で決まる。ウエルポイントは真空ポンプで地下水を吸い出してしまう工法。この絵は、単に隅っこの水溜りに水中ポンプを置いただけで「釜場工法」という。
 

問題 48ブロワの据え付けに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
 
(1)なるべく直射日光を避け、風通しがよい場所に設置する。
(2)浄化槽の水面より高い場所に設置する。
(3)軽量ブロックの上に設置する。
(4)なるべく浄化槽に近い場所に設置する。
(5)なるべく寝室から離れた場所に設置する。

正答 ➠   
 これも繰り返し出題されるもの。ブロワはとにかく“騒音・振動・浸水”に注意する。軽量ブロックはそれこそ振動に弱そうだ。
 

問題 49浄化槽を屋外に地上設置する場合の注意点として、最も不適当なものは次のうちどれか。
 
(1)地震時の転倒や振動に対して安全な構造とする。
(2)FRP 製浄化槽は紫外線による劣化が生じにくいため、耐光性塗料の塗布を必要としない。
(3)点検口の周囲に鉄骨鋼材等で補強した点検歩廊を設けるなど、作業空間を十分にとる。
(4)槽が複数となる場合には、フレキシブルパイプなどを用いて接続する。
(5)原水ポンプ槽を設ける場合には、移送水量を調整できる装置を備える。

正答 ➠   
 現実には、あまり浄化槽を地上設置することはないが、よく出題されるので覚えてしまう。
(2)のFRP自体が紫外線で劣化するので、塗装は必須である。ついでに、他の4つも覚えておこう。

問題 50工場生産浄化槽の工事の記録に必要な写真の内容として、最も不適当なものは次のうちどれか。
 
(1)掘削作業主任者が工事を実地に監督している状況
(2)栗石地業を行っている状況
(3)水締めを行っている状況
(4)捨てコンクリートを打っている状況
(5)スケールをあてて、嵩上げの高さを確認している状況

正答 ➠   
 掘削面の高さが2メートル以上になる地山の掘削作業を行う時には、確かに掘削作業主任者が必要だが、浄化槽工事全体を実地に監督するのは浄化槽設備士である。