問題 1 | 金属の腐食に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 異なった2種類の金属が電解質溶液中で電気的に接触している場合、電極電位が高い金属が腐食される。 | |
(2) | 流動する環境で物質や流体が衝突し、金属を消耗腐食させる現象をエロージョン・コロージョンという。 | |
(3) | フランジ継手のガスケット部や合わせ板、金属表面に付着した異物等において、局部的に起きるものをすき間腐食という。 | |
(4) | 腐食反応は、電子の授受が関与する化学反応、すなわち電気化学反応として取り扱われている。 | |
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問題 2 | 管の圧力損失に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 管の断面積が急に広くなる場合は、急拡大部で渦ができてしまい、圧力的には大きな損失が発生する。 | |
(2) | 管の断面積が緩やかに広くなる場合は渦ができないため、流れは壁面に沿って流れる。 | |
(3) | 流れの方向を変化させるために管を曲げると、管内部の流体粒子に遠心力が働き、流速が速い場合には管内に渦が発生する。 | |
(4) | 曲がり管内では、速度分布が不均一になるため、粘性による引張応力が大きくなる。 | |
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問題 3 | 水質汚濁に係る環境基準において、人の健康の保護に関する環境基準の項目として、誤っているものは次のうちどれか。 |
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(1) | 全シアン | |
(2) | ジクロロメタン | |
(3) | 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 | |
(4) | 溶存酸素量 | |
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問題 4 | BOD除去率 90% 及びT-N除去率 60% の処理性能を有する浄化槽の放流水質として、最も適当なものは次のうちどれか。ただし、流入汚水のBOD濃度 180 mg/L、T-N濃度 50 mg/L、流入汚水量 200 L/(人・日)とする。 |
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BOD(mg/L) T-N(mg/L) | ||
(1) | 20 25 | |
(2) | 20 20 | |
(3) | 18 20 | |
(4) | 10 10 | |
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問題 5 | 電線の電圧降下に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 |
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(1) | 電圧降下は、電線を流れる電流に比例する。 | |
(2) | 電圧降下は、電線の断面積に比例する。 | |
(3) | 電圧降下は、電線の抵抗率に比例する。 | |
(4) | 電圧降下は、電線の長さに比例する。 | |
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問題 6 | コンクリート及び鉄筋コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | スランプを大きくすると、付着強度が低下する。 | |
(2) | かぶり厚さは、コンクリートの中性化による鉄筋の腐食に影響する。 | |
(3) | 水セメント比が大きいほど、圧縮強度が大きい。 | |
(4) | コンクリートと鉄筋の線膨張率は、常温においてほぼ等しい。 | |
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問題 7 | 図に示す曲げモーメント図に対応する梁として、最も適当なものは次のうちどれか。 |
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問題 8 | 「公共工事標準請負契約約款」に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 |
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(1) | 発注者は、受注者から請負代金の支払い請求があったとき、請求を受けた日から十四日以内に請負代金を支払わなければならない。 | |
(2) | 設計図書を変更したため、請負代金額が三分の二以上減少したとき、受注者は、契約を解除することができる。 | |
(3) | 受注者の解除権の行使により契約が解除された場合において、出来形部分を最小限度破壊して検査する際に直接要する費用は、受注者の負担とする。 | |
(4) | 受注者が主任技術者または監理技術者を設置しなかったとき、発注者は、契約を解除することができる。 | |
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問題 9 | ばっ気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | ばっ気の目的には、微生物に対する酸素供給と槽内水の撹拌がある。 | |
(2) | 空気中には、約21% の酸素が含まれる。 | |
(3) | ばっ気強度とは、単位容量当たりの空気供給量である。 | |
(4) | 飽和溶存酸素濃度は、水温が高いほど高くなる。 | |
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問題 10 | 生活排水の好気性生物処理における食物連鎖の順序として、最も適当なものは次のうちどれか。 |
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(1) | 有機物質 → 細 菌 → 原生動物 → 微小後生動物 | |
(2) | 有機物質 → 原生動物 → 細 菌 → 微小後生動物 | |
(3) | 有機物質 → 微小後生動物 → 原生動物 → 細 菌 | |
(4) | 有機物質 → 細 菌 → 微小後生動物 → 原生動物 | |
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