問題61〜70

 
問題 61処理対象人員300人の長時間ばっ気方式における汚泥返送量として、最も近い値は次のうちどれか。ただし、1人1日当たりの流入汚水量を200L、汚泥返送率を150%とする。
 
(1)  2.1 m3/時
(2)  3.8 m3/時
(3)  5.0 m3/時
(4)  7.6 m3/時
(5)10.0 m3/時

正答 ➠   
 汚泥返送量は300人×0.2m3/日×1.5倍=90m3/日 時間に直して 2.8m3/時。簡単なので得点を稼ぐように。
 
 
問題 62全ばっ気型浄化槽におけるばっ気室混合液のSV30が、現在、6%である。1日当たりMLSS濃度が30 mg/L の割合で増加する場合、SV30が60%になるまでに要する期間として、正しい値は次のうちどれか。ただし、この期間における汚泥容量指標(SVI)は200で変化しないものとする。
 
(1)  30日間
(2)  60日間
(3)  90日間
(4)120日間
(5)150日間

正答 ➠   
 MLSS=SV×10000÷SVIであるから、今のMLSSは300mg/L。SV30が60%時のMLSSは3000mg/L。3000-300=2700mg/L を30mg/L・日で割って、90日。SVIは何べんでも勉強しておく。
 
 
問題 63硝化液循環活性汚泥方式の脱窒槽においてDOが検出される要因として、最も不適当なものは次のうちどれか。
 
(1)硝化液のDO濃度が高く、かつ循環比が大きい。
(2)流量調整槽において過剰なばっ気撹拌が行われている。
(3)流入汚水の流量調整が適切でない。
(4)脱窒槽内の撹拌が過度である。
(5)メタノール添加量が過剰である。

正答 ➠   
 メタノールの添加量が多いということで、DOが検出されることはない。殆どの原因は1の硝化液のDO持ち込みが。
 
 
問題 64活性炭処理で吸着除去されるものとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
 
(1)硝酸性窒素
(2)溶存有機炭素
(3)色度
(4)臭気
(5)化学的酸素要求量

正答 ➠   
 硝酸性窒素のように、イオン態になっているものは吸着しない。
 

問題 65管きょ設備の異常とそれによって生じる障害との組み合わせとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
 
   管きょ設備の異常                       障 害
(1)インバート升から浄化槽本体までの配管の勾配がほとんどない汚物の堆積
(2)流入管の起点付近の土かぶりが5cmである配管の破損
(3)トラップ升の封水がきれている宅内への臭気の侵入
(4)流入管と浄化槽本体の接合部に亀裂がある汚水の漏れ
(5)放流管が逆勾配である地下水の混入

正答 ➠   
 地下水混入は放流管の勾配の問題ではない。雨水が側溝の方から逆流している。
 
 
問題 66ばっ気室における発泡現象に関する次の文章中の[   ]内の語句のうち、最も不適当なものはどれか。
 
 ばっ気室における発泡は、便所で用いられる[(1)洗浄剤]に起因する例もあるが、汚濁物質が分解して低分子化したものが[(2)蓄積]した場合に[(3)ばっ気]によって発泡する例が多い。一般に、空気供給量が[(4)少ない]場合、または、MLSS濃度が[(5)低い]場合に発泡しやすい。


正答 ➠   
 直感でも空気量が多いと、何となく発泡しやすいように思う。それで十分。
 
 
問題 67嫌気ろ床槽のろ床内蓄積汚泥の測定に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
 
(1)測定用具として、透明の硬質プラスチックパイプを用いる。
(2)パイプの長さは移動時の持ち運びを考慮して2〜3m程度のものを用いる。
(3)パイプの内径は3〜5mm程度のものを用いる。
(4)パイプをろ床内に挿入し、ろ材受けまで達したらパイプの上端を指で押さえた状態で引き上げて、採取された汚泥の量、色相を観察する。
(5)パイプ内の汚泥は容器に移し、粘性や臭気等も併せて観察する。

正答 ➠   
 通常はΦ13程度を用いている。3mmではそもそもパイプの強度がなく、また細くて汚泥がパイプに入っていかない。
 
 
問題 68付帯設備の異常に際して、優先度の高い点検内容に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
 
(1)換気装置の風量低下時には、ダクト及び防虫網を点検する。
(2)掃除してもスクリーンし渣の掻き取り機能が回復しない場合は、駆動部を点検する。
(3)破砕装置の振動が大きい場合には、切断刃の摩耗状況を点検する。
(4)水中ポンプの性能低下時には、羽根車の摩耗や配管の閉塞を点検する。
(5)電磁弁が作動しない場合には、異物の噛み込みを点検する。

正答 ➠   
 振動は芯ブレがほとんど。刃が摩耗したからといって、振動には繋がらない。
 
 
問題 69FRP製浄化槽の事故に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
 
(1)槽は、特殊な荷重がかからないように、標準的な設置状況を前提として強度が設計されているため、槽本体に予想以上の応力や荷重が加わると、変形や破損を生じることがある。
(2)槽の肩に重量物を載せると、槽壁がはらみ出して座屈を起こすことがある。
(3)槽表面中央に重量物を載せれば、天板は下方に大きくたわみ、中央付近で曲げモーメントによる破壊が生じる場合がある。
(4)槽に鋭い突起物が押し付けられても、破壊の可能性は低い。
(5)水平に補強リブが付いていると変形は小さいが、リブがないと変形が大きくなり破壊を生じる場合もある。

正答 ➠   
 尖ったもの、これはFRPの弱い所。
 
 
問題 70付帯機器類の更新時期に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
 
(1)仕様や採算が合わなくなった場合
(2)新製品が開発された場合
(3)他の部分の改修と同時に更新した方が有利と見込まれる場合
(4)性能等を改善する必要がある場合
(5)減価償却期間が経過している場合

正答 ➠   
 おかしな問題だ。現場を分かっていないのだろう。2は、同じ仕様で省エネ新製品が出れば更新する効果が出ることもあるし、5は、減価償却期間が経過しても使い続ける例は山ほどある。