問題31〜40

 
問題 31浄化槽における生物学的硝化脱窒法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
 
(1)硝化反応に関与する微生物は独立栄養細菌である。
(2)硝酸イオンが窒素ガスに変化することを脱窒反応という。
(3)アンモニウムイオンを亜硝酸イオンに酸化する際には、アルカリ度が高くなる。
(4)脱窒反応には水素供与体が必要である。
(5)硝化反応の至適pHは7程度である。

正答 ➠   
 硝化反応では、アルカリ度を消費する。
 
 
問題 32構造基準(建設省告示第1292号、最終改正平成18年1月国土交通省告示第154号に定める構造方法)に示されている嫌気ろ床槽に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
 
(1)流入汚水中に含まれている固形物の分離と分離した固形物を一定期間貯留する機能をもつ。
(2)槽内に充填されたろ材により、固形物のろ過効果が期待できる。
(3)嫌気性生物膜の働きによってBOD除去が期待できる。
(4)構造基準上、BOD除去率は0%として取り扱う。
(5)接触ばっ気槽の後に設けられる。

正答 ➠   
 単純な問題。これを間違えたら合格はない!
 
 
問題 33鉄電解方式のリン除去型小型浄化槽に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
 
(1)鉄電極に直流電流を流す。
(2)陰極から3値の鉄イオンが溶出する。
(3)溶出した鉄イオンは酸化される。
(4)鉄イオンとリン酸イオンが反応してリン酸鉄となる。
(5)鉄電極は定期的な交換が必要である。

正答 ➠   
 2価の鉄イオンが溶出し、これが酸化されて3価となり、リンと反応する。
 
 
問題 34温度を自動的に計測する機器に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
 
(1)測温抵抗体センサーでは、電気抵抗が温度に反比例する。
(2)測温抵抗体センサーには、白金、ニッケルなどの純金属線が用いられている。
(3)熱電対センサーでは、2種類の異種金属素線を接合する。
(4)熱電対センサーでは、温度差に応じた熱起電力を利用する。
(5)サーミスタ測温体センサーには、半導体が利用されている。

正答 ➠   
 電気抵抗は温度に比例する。温度を下げると抵抗値は小さくなる。
 
 
問題 35硝化液循環方式の浄化槽において、硝化反応と脱窒反応がそれぞれ完全に進行する場合、循環比(循環水量/流入汚水量)を1から4に変更したときのT-N除去率の増減量(%)として、正しい値は次のうちどれか。ただし、菌体へ取り込まれることによる窒素除去は無視できるものとする。
 
(1)−50
(2)−30
(3) 0
(4)+30
(5)+50

正答 ➠   
 T-N除去率は、循環比÷(1+循環比)⇒0.5(50%)から0.8(80%)になり、+30
 
 
問題 36下図に示す旧構造基準(昭和44年建設省告示第1726号)における腐敗タンク方式の一次処理装置及び二次処理装置を構成している単位装置として、誤っているものは次のうちどれか。

(1)
(2)
(3)
(4)
(5)

正答 ➠   
 おお昔の構造だからブロワがない。⇒接触ばっ気はない。
 
 
問題 37散水ろ床の換気に関する次の文章中の[   ]内の語句のうち、最も不適当なものはどれか。
 
 自然換気では、ろ床内温度と[(1)外気温]との差によって通気が行われる。そのため、夏季ではろ床内に[(2)下降流]の空気の流れが生じ、冬季では夏季とは[(3)反対方向]の空気の流れが生じる。しかし、両者の温度差が2℃[(4)以上]になると換気しなくなるといわれている。強制換気す場合、ろ床1m2、[(5)1分間当たり]0.3㎥の通気が行えるようにする。
 

正答 ➠   
 温度差で空気の流れが生じる、となれば、※以上は※以下になる。
 
 
問題 38エアリフトポンプに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
 
(1)管内に液と空気の混合液ができて、上昇流が生じる。
(2)機械的な故障が多いことが難点である。
(3)浄化槽内の汚泥返送あるいは汚水移送用として用いられる。
(4)管内流速は、0.6m/秒程度が必要である。
(5)1㎥の汚泥に対して必要な空気は、1.5㎥以上といわれている。

正答 ➠   
 エアリフトは機械部分がないのが特長
 
 
問題 39凝集剤と水中のアルカリ分とで生じる下記の反応式の[  ]内に入る数値の組み合わせとして、正しいものは次のうちどれか。
 
Al2(SO4)3・18H2O +3Ca(HCO3)2→[ア]CaSO4+[イ]CO2+18H2O+[ウ]Al(OH)3
 
  ア   イ   ウ
(1) 1   3   1
(2) 2  13   1
(3) 2   6   2
(4) 3   6   1
(5) 3   6   2

正答 ➠   
 問23と同じような問題だ。Caに着目すればアは3、Alに着目すればウは2。化学の知識なんて要らない。
 
 
問題 401人1日当たりの日平均汚水量が200 L、処理対象人員が995人の場合、接触ばっ気方式における沈殿槽で確保すべき必要最小限の水面積として、最も近い値は次のうちどれか。
 ただし、500人以下の部分の水面積負荷及び500人を超える部分の水面積負荷は、それぞれ12 ㎥/(m2・日)、15 ㎥/(m2・日)とする。
 
(1) 9 m2
(2)11 m2
(3)13 m2
(4)15 m2
(5)17 m2

正答 ➠   
 まず500人までの分 0.2×500÷12=8.33m2、500人を超える部分 0.2×495÷15=6.6m2、合計で14.94m2