NPO法人ゆうゆうアテンダント
理事長 藤田重紀
この法人は、共同生活を希望する障害者のグループホーム、ケアホームの運営を行うと共に、地域において就労や自立が困難な障害者及びその家族に対して多様な福祉サービスを提供することにより、障害者の自立の推進と生きがいを高め、地域福祉の増進に寄与する事を目的とします。また障害者の就労の場の提供や模擬店の体験・イベントの開催など、関係機関と協働し、支援します。平成19年4月から海津町福江のいちい荘でオープン、現在7名(平成19年)の方が入居されています障害があっても、ひとり一人が地域でいきいきと暮らしていけるホームにしていきたいと思っています。今後ともご指導、ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。
今、海津市の現状
現在、海津市には、知的障害者{療奇手帳所持者}204名 平成14年から平成18年、この5年間に168名から204名に増加の現状です、{増加率24.8%、人口に対する比率はO.51%}となっています。海津市内に知的障害者の作業所が2ヶ所、グループホ一ムが1ヶ所、約32名が利用しています。いずれにしても多くの障害をお持ちの方々が地域を離れ他の施設もしくは、作業所に通われておられます。
平成20年には、海津北校の跡地に支援学校ができる予定です。今後、作業所、グループホーム、ケアホームなどの施設がますます必要になる事が予測されます。
地域の障害をお持ちの方々は地域で生活を希望されることが理想だと考えます。また、老人福祉においてもこの海津市の現状は、65歳以上の高齢者の割合は、平成18年度現在8213名{20.2パーセント}5人に一人が高齢者という現状です。これに団塊の世代が加わると4人に1人が高齢者という時が必ずやってきます。海津市内には老人保健施設が1ヶ所、特別養護老人施設が2ヶ所、グループホーム3ヶ所、ショートステイ、デイサービスセンターが5ヶ所あります。どこの施設をみても定員一杯でなかなか入所するのに大変な状況です。特に特養では200人、300人待ちと言う状況です。
現在、体験工房、環境教育プログラムとして色々な講座がありますが、利用される方々が少ないように思えます。そこで今の公園の機能、自然は残しずつ、住宅展示場の後、5棟ほど、お借りして知的障害者のグループホーム、または老人のグループホーム、健康な老人の方が入るケアーホーム、特にこのケアーホームにはカを入れたいと思います。
家庭的でこじんまりした中、小人数の高齢者が継続的なグループを保ち支援を受けて、自立した生活をする為の「家」自分の家といった感覚で生活できれば最高だと思います。
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