コニファーガーデン作成
08年12月31日上、09年1月1日下
今回はコニファーガーデン造設DIYです。
08年11月3日「文化の日」の祝日に、栃木県宇都宮市にあった有名店の花工房さんへ自家用車で行きました。
目的は、3mサイズ(特大)のコニファー1、2本、現地注文するつもりだったのですが、よさそうな物は見つからず、急遽目的変更となり、1m以下の小物苗を10数本買ってしまいました。
ちなみに、大きなコニファーは移植を嫌うので、花工房では基本的に販売できないと言われてがっかりです。
以前は樹高5mの株も売ってくれていたのに残念です。
顧客の枯れたとのクレームに、懲りてしまったのでしょうか。
戻る
手術室の無影灯ベース作成
09年5月6日
この作業は、ゆりのき皮膚科形成外科・工務係の屋内DIY工事としては、最大の難関工事となりました。
写真左が天井裏の無影灯ベース完成後の状態、写真右上が天井表の無影灯ベース完成状態、写真右下が天井裏に取り付ける前の部材一部です。 (無影灯の電気工事だけは、最後に電気工事会社へ頼みました。レーザー室および手術室の配電増設工事と一括で工事依頼しました。)
じつは、当院は開院当初から1年半の間、手術室の天井に無影灯が設置されておりませんでした。手術をする時は、いつもキャスターのついた移動式のスタンド型無影灯を使用しておりました。
天井設置型の無影灯を取り付けなかった表向きの理由は、クリニック建設費コスト削減と備品購入費削減ですが、本当の理由は、施主(経営医師)と、設計建築士と請負工務店に、手術室のあるクリニック建設のノウハウと経験が全くなかったからです。
天井設置型無影灯は、大手医療機器納入業者を通じれば、メーカーから各種1台数十万円から各種購入できます。(注文製造です。)
医者ならば、業者から手に入れるのは簡単なのですが、実際は無影灯の据付が大変なのです。
理由は、無影灯の重量です。(当院で取り付けた小型の3灯式無影灯でも、30kgあります。8灯式だと100kg超あります。)
無影灯の取り付け用シャフト・ネジは、直径が20mmもある長いネジ棒で、20cm四方の正方形に4本配置されています。
これほどの重量物を天井に取り付けるためには、当然ですが、建物の設計段階から準備が要ります。
無影灯製造メーカーから、木造建築の場合の推奨標準取り付け図面を送ってもらいました。
なんと、取り付け用の梁は、指定角材寸法が極太の5寸です。(写真右下が、実際に取り付けた15cm幅赤松材の梁です。)
最初、「なあに、どうせ何とかなる。」と早速、自分でジグソーを使い、手術室の天井に2箇所、四角い穴を開けて、45cm角の天井点検口を作成取り付けしました。
戻る
壁のぶち抜き、薬剤庫と診察室間
09年8月14日 左がBefore、右がAfter。
DIYで大がかりな工事ができるのは、年末年始とゴールデンウィークだけではありません。お盆休みも、当院の第3火曜日定休診にからんで数日間あります。
薬剤庫には、サーバーPC、レセプト・オンライン請求専用PC、インターネットアクセス専用PCの3台のパソコンが稼動しております。ネットワーク・サブプリンターも置いてあります。さらに、薬剤保存用の冷蔵庫も置いてあります。
天井に24時間換気口はあっても、熱源機械が多数稼動しており、出入口が1箇所だけの密室空間であるため、夏場になると室温が40度にもなってしまうのです。
ポータブル除湿冷房器を、部屋の出入口に置き稼動し続けるのですが、除湿冷房器が1日で1リットルの水を空気中から絞り出しても、それでもまだサーバーがダウンすることがありました。
この1年前に起きたメイン・プリンターの故障も、この薬剤庫の夏場の高温が原因でした。(修理後にメイン・プリンターは受付へ移動させました。)
薬剤庫の熱問題を解決させるためには、何らかの工事を行い、部屋の空気の入れ替えが可能にすることが必要です。
ベストの解決策として、もう1年前から、ここの壁をぶち抜こうと考えていたのですが、ようやく取り掛かる順番になりました。
ゆりのき皮膚科形成外科・工務係の仕事は、常に山積み状態なので、優先順が低い仕事は、一体いつになったら取り掛かれるのかすらわかりません。
ちなみに、診察室1と薬剤庫の部屋がダイレクトに繋がったので、業務におけるスタッフの動線も改善できました。うちの佐藤院長も、レセプト準備のため、毎日行ったり来たり、通り抜けています。
戻る
屋外用モニターカメラ
10年1月21日、屋外用モニターカメラ2台、稼動開始。
2年前の開院当初に買い集めていたのに、やる順番が後回しになってしまい、お蔵入りしていた作業が完了しました。(ちなみに院内モニターカメラ2台は、開院当初から稼動させております。)
モニターカメラに必要な部品一式は、写真の通りです。1台分一式買い揃えて、1万8千円です。
出来合いのキットではありません。パーツごとにみつくろって買い揃えます。
屋外カメラ用ハウジングは、秋葉原の防犯専門店のネット通販で、5千円で売っています。
(比較参考:カラー10万画素の既製品モニターカメラだと、ネット通販を調べたところ、5万円以上でした。)
戻る
ピン折れCPUの再生
今回は小技ですが、少々、本気モードでやりました。
写真左がBefore、手前のピンが3本折れています。
右上が使用したありきたりの道具(半田ごて、カッター、ピンセットなど)、
右下がAfterで完成です。
ピン折れCPUは、Yahoo!オークションとかでジャンクとして売っている人がいます。
当然ですが、ピンが折れているCPUは、使用不可能な商品です。
つまりゴミなのですが、世の中には奇特にもゴミを買う人がいるので、
ネットオークションでは、商品として出品されて値段がついています。
今回は幸い、誰も競争者が出ず、希少品を300円の開始価格のままで落札できました。
ただし、落札商品は、最初からピンが3本も折れています。
値段は中古良好品の相場の1/10以下ですが、値段が安いから購入するわけではありません。
現行流通品ではない希少品であり、壊れているものでさえ、オークションでも、なかなか見つからない商品なのです。
直
旧来のCPUなので、性能こそは大したことないのですが、
数百円の出費だけで、ゴミを使える宝に生まれ変わらせるのは、究極のエコロジストとしての自己満足にひたれます。
今回も、ミッション成功です。
戻る