建設スタート

 05年10月18日この日土地登記完了しました。周辺は、まだ家が一軒も建っていない区画整理地でした。

改まって言うと、当院は医療法人ではありません。個人診療所なのです。
法人とみなされる、団体や会社組織でもありません。
商店や事務所とは、法律上は根本的に異なるのです。

法人ではない個人事業ということでは、
個人タクシーなんかと少し似ています。
(もちろん医療機関としての多額な納税義務を負っています。)

ちなみにうちのクリニックには、人は居住しておりません。

法人ではなく、住民でもないのです。当院のような立場は、味噌っかす扱い、とでも言うのでしょうか。

当地の町内会規約では、
「町内に居住する者、または町内に拠点を持つ法人に限り、町内会入会資格がある。」と定められています。

町内会の規約を改定してもらってまで町内会へ入会したいとは思わないので、
当院は町内会に未入会のままです。





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基礎工事完了

 06年2月4日、当院敷地を西角から眺めたアングルです。
 前年の2005年11月にボーリング地質調査をし、結果当地が軟弱地盤であるため、地盤改良のために、50本もの鉄柱を、建物下の地中に、深さ15mまで打ち込みました。

 写真のとおり、完全なベタ基礎(土が露出していない一面コンクリート打ち)になっています。
1階エリアの床は、このコンクリートの表面にビニールの床材が貼り付けられて作られています。
地面から完全に遮断されているのに、

ダンゴムシ、ワラジムシ、ヤスデ、ゲジゲジ、はてはコオロギまで、

どこからたくさん侵入してくるのでしょうか。



全国ニュースにもなりましたが、東日本大震災の際に、
当院から車で20分くらいの南栗橋の区画整理住宅地では、
地盤改良工事をしていなかった住宅が多数あり、
液状化現象が起こり、住宅が何軒も傾いたそうです。







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上棟

06年2月12日上棟しました。たった1日でここまで出来上がってしまいます。
冬空快晴の午後です。西日が差しています。
線路を横切って吹いてくる北風がものすごく強く寒いので、風を避けて、建物の南側で写真を撮りました。
足場を囲った緑色のシートが、強風でパンパンにはらんでいます。


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空まで吹き抜け

06年2月12日待合室の吹き抜けを見上げたところです。
まだ柱と梁の骨組みだけの建物は、冬晴れの青空まで吹き抜けています。


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