さいたま花紀行

<国内めぐり>に戻る

7月2日、埼玉県に花を訪ねて出かけてきました。
7時50分、最寄り駅近くに集合・出発で参加者は45名でした。
京葉道路から東北道を経て最初の目的地、<行田古代蓮の里>に着きました。
<行田古代蓮の里>は行田市の天然記念物になっている古代蓮をシンボルとした
公園で、総敷地面積は約14ヘクタールあります。園内には古代蓮だけではなく
世界のハスが約42種類、約12万株が植えられているとのことです。
この公園は行田市屈指の観光スポットになっています。
ハスの最適な鑑賞時間は早朝6時から8時頃だそうです。
早朝の鑑賞は無理でしたが、午前中だったのでまだきれいな花がたくさんありました。
ボランティアの方が花の多い「水鳥の池」を案内してくれました。

 <行田古代蓮の里>
 「水鳥の池」に咲く行田蓮

 
行田蓮 (古代蓮)
 
 紅万々(コウマンマン)    小舞妃蓮(ショウマイヒレン)
 
 ミセス・スローカム   カスピカム
 
錦蘂蓮(キンズイレン) 嘉祥蓮(カショウレン)
 
 漢蓮(カンレン)   剣舞蓮(ケンマイレン) 

10時過ぎから約50分の散策時間でしたが、すでに日差しが強く照り付けて
風が全くないので、とても蒸し暑く感じました。
そのあとは<国営武蔵丘陵森林公園>のヤマユリを見る予定でしたが、
7月中旬頃から咲くそうで、まだ1輪も見られませんでした。

広い <国営武蔵丘陵森林公園>で見られたのはアジサイだけでした

広大な<国営武蔵丘陵森林公園>の地図を片手にヤマユリの群生を求めて 
歩きましたが、標識も公園内の現在地を知らせる看板も少なくて歩き疲れました。
結局、今はヤマユリは咲いていないことが分かって炎天下をバスの停まっている
中央口まで引き返しました。
12時35分出発で次の目的地の<羊山公園>に向かいました。
<羊山公園>といえば芝桜が有名ですが、約1万株の花しょうぶが咲く広い
菖蒲田もあります。例年なら見頃の時季ですが、今年は早く咲き終わってしまい、
菖蒲田の真ん中に5,6輪の花が残っているだけでした。
 
14時過ぎにバスが出発して近くにある「秩父神社」に立ち寄りました。
パワースポットとして有名でご朱印も人気があるそうです。
そのあと最後の目的地となる<秩父ミューズパーク>に向かいました。
<秩父ミューズパーク>は埼玉県営及び秩父市営の公園で、野外ステージや
音楽堂、スポーツ施設などがあります。
「ミューズの丘」と呼ばれる斜面にユリ科のヘメロカリスが植栽されていて、赤、黄、
紫の3種類、約16,000株が例年だと7月上旬まで楽しめるそうです。
しかし今年は殆どの花が咲き終わっていて残りわずかの花を写してきました。

 <秩父ミューズパーク>
 「ミューズの丘」に咲く紫のヘメロカリス

 
 ヘメロカリス

最終地を3時半頃、出発して帰途に着きました。
今年はどの花も例年より早く咲いてしまったので花を見るバスツアーは
期待外れが多かったのですが、見頃の予測はいつも難しく思っています。
写真はあまり写せませんでしたが、隣席の1人参加の方と楽しくお話が
できて、退屈なバス車内で過ごす時間が短く感じられました。
次はどこに行こうかと考えながら朝の集合場所でバスを降りました。