| 茨城の花めぐり (2) 坂野邸 |
| 昼食会場を13時15分に出発したバスは、常総市の「坂野邸」に向かいました。 |
| パンフレットによると「坂野邸」は個人邸のオープンガーデンから始まり、現在は家族で |
| 運営している観光ガーデンです。里山を切り開いた約4,000平方メートルの庭には |
| 居住空間があり、2世代のご家族が暮らしていて、日々庭づくりをしているそうです。 |
| 2000年から作り始めた庭は、約700品種、1,000株を持つ森のバラ園になっています。 |
| また約100株のアジサイが咲く紫陽花山でもあります。 |
| 起伏のある自然を生かしたガーデン内は季節の草花や山野草も植栽されていて |
| 斜面の上から下を見下ろすと色とりどりの花々が咲く素晴らしい光景が見られました。 |
| 坂野家の娘さんがガーデン内の案内をしてくださいました。ご主人は内気なのか奥様の |
| 後ろに隠れるように立っていらっしゃいましたが、30代前半?の素敵なご夫婦でした。 |
| 奥様の話ではご主人はバラの新種づくりも手掛けているそうで、まだ名前がついて |
| いない鉢植えのバラを売店で販売していました。お茶とお菓子を出すガーデンカフェも |
| あり、お母様と若夫婦が忙しく対応していました。 |
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| 里山には迷路のような小道があって、アップダウンをしながら花の咲き乱れる |
| ガーデンの中を歩き回りました。限られた時間でしたが、美しい花園の中で |
| 幸せな気持ちを味わいました。 |
| 坂野家は、この地に土着して500年ほどになると言われ、広大な敷地を所有する |
| 豪農でした。1968年(昭和43年)に主屋と表門が国の重要文化財として指定されました。 |
| 15時15分、坂野家の表門に集合して説明を受けながら内部の見学をしました。 |
| 主屋は土間、座敷、居室に分かれ豪農の屋敷にふさわしい重厚な構造が見られました。 |
| 幕府から派遣されてくる役人用の式台を持った玄関や透し彫りの欄間と木目の美しい |
| 太い柱など今は見られない貴重なものでした。 |
| 常総市では建物と屋敷地を譲り受けて整備・復元し「水街道風土博物館」として |
| 平成13年に一般公開を始めました。 |
| 1時間後、バスに集合して帰途に着きました。 |
| 時々晴れ間がのぞく曇り空でしたが、広々としているバス車内は足元にはフットレストと |
| レッグレストが備えられていて快適なバス旅でした。 |
| 午前の訪問地・藤澤邸へ |