猿岡山城
(撮影日 23/5/26)

☆ 解説 ☆

1573年(天正元年)、
粉河衆徒が粉河寺を守るために
境内南側にあった猿岡山に築城した
その後、豊臣秀吉の紀州征伐で
粉河寺炎上と共に落城

平定後、紀伊国粉河に封じられた
藤堂高虎が猿岡山城に入り、
伊予宇和島に移封するまで居城とした
藤堂の移封以降は廃城となる

秋葉山の名は、
江戸時代中期の明和年間に遠江国より
秋葉山三尺坊を勧請し、猿岡山に建立
本地仏は十一面千手観音(別名火伏せの神)と言われる
その際は山の名も秋葉山に改名された
平成13年1月に移築改修したという




粉河寺方向の登山口から入る




最初から急な坂道でしたが舗装されています


 

登山道はそんなに長くないです




山頂

展望台や休憩所として整備されていて結構広いです




登ってすぐ左側に遊具がありました








猿岡山城跡

山頂に城跡の石碑と案内板があります


 

山頂北側に伸びる通路




登山道は何箇所かありました


 

こちらは北側通路から先程登ってきた登山道へと続く道です










秋葉大権現

南側通路を行くと展望台の近くにあります
改修されて10年余りということもあり、
まだまだ立派な建物でした
粉河寺が管理しています

曲輪以外は特に遺構のない山城でした

眺めは展望台に登れば何とか木の隙間から市街が見えました


戻る


.