大川八幡神社
(撮影日 24/1/17)

☆ 解 説 ☆

『紀伊続風土記』では、当初は現在の場所より5丁(約550メートル)西にあった
住吉神社(大阪府岬町多奈川小島)の境内に鎮座していたが、
寛永年間に紀州藩士山本十太夫が当地を治めた際、
村の阿闍梨孫右衛門と協力して移したという

また、石灯籠には「廻船問屋中」と記されており、
江戸時代中期には紀州廻船の一翼を担う
重要な廻船基地として繁栄していたという
尚、絵馬殿には菱垣廻船の模型が保存されている

御祭神は応神天皇・仲哀天皇・神功天皇の三神である



右側は県道65号に面しており、その向こうは海です




鳥居の奥の階段を上がると境内です




右側の石灯籠に『廻船海上安全』と記されている




鳥居の左側に手水舎がある




真っ直ぐ伸びる階段




階段を上がって鳥居を望む






本殿(上)の隣に住吉神社(下)がある
住吉神社の社殿は明治18年に遷座したらしい




奥からもう1枚

右側は社務所ですが人気なし( ̄▽ ̄;)

こじんまりとした神社でしたが、

かつて廻船で繁栄した集落を山の中腹から見守っています


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