春林軒
(撮影日 24/8/14)

☆ 解 説 ☆

春林軒は、華岡青洲の住居及び医学校を併設した診療所で、
青洲の里の西側にあり、主屋は平成9年に復元された

文化年間に建てられた木造平屋の建物で、
1804年(文化元年)に青洲が麻酔手術を成功させたことにより、
医学校の塾生は1033名に上ったと言われる
大坂の中之島に造られた分校「合水堂」の塾生を含めると
2000人以上の塾生がいたと伝えられています





裏門兼案内所

ここで600円支払うと隣接する
フラワーヒルミュージアム(展示場)の入場券をもらえる

行きませんでしたが・・・(え? 笑)

何故か興味が湧かなかったんですよねぇ・・・( ̄▽ ̄;)


 

南長屋

内部は門下生部屋、薬調合所、薬貯蔵所に分かれており、
門下生部屋では音声で解説してくれる


 

用務室及び馬小屋

右側に移るのは表門(門は閉じられている)で、
建物の左側が馬小屋である


 



主屋

診療所及び華岡家の住居があり、
入ってすぐ左奥に治療室(手術室)がある
その他に、炊事場、茶の間、居間等がある
治療室では音声で解説してくれる

大正12年に粉河町に移築されたが、平成9年に春林軒に戻された現存建築物




三病室

当時の入院施設で手前に見える囲いが防火水槽である




米蔵兼看護婦棟

・・・・・( ̄▽ ̄;)・・・・・

肝心な棟の写真を撮るのを忘れた(汗)

一階は物置、二階は看護婦棟になっており、
隣に米蔵がある(内部は非公開)

主屋の北側にある


 



蔵及び物置

蔵は当時より現存する建造物(内部は非公開)
物置は薪置き場や米つき場になっている




華岡家発祥之碑

青洲の玄孫である華岡雄太郎が昭和11年に建てた石碑




表門

一度外に出てぐるっと周った小道の先にある本来の入り口
現在は閉鎖されて、柵で囲いをされている


 

表門前の通り

車一台通るのも厳しいかと思うほどの小道です




門前にある井戸

現在も使われているようですが転落防止の蓋はされています








表門側から見た春林軒の建物です

あいにくの天候でしたが、

結構楽しむことができました

春林軒の周囲の住居の大半は華岡家の一門縁戚のようで、

和風建築だけでなく洋風建築もありました

この辺りは歴史の流れを感じた一瞬でした

ここの帰りに近くの名手宿本陣に行こうかとも思いましたが、

駐車場がないので諦めました

こちらはまたの機会としたいと思います




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