芦辺屋・朝日屋跡
(探索日 24/10/5)
☆ 解 説 ☆
紀州藩初代藩主徳川頼宣は慶安年間(1648年〜1651年)に
生母養珠院を祀る妹背山を整備すると共に
鏡山の東麓に「芦辺屋」と「朝日屋」という茶店を造らせた
現在、遺構は存在しないが1901年(明治34年)に南方熊楠が
ロンドンで知り合って親交がある孫文と「芦辺屋」で出会っていた記録が残る
玉津島神社の駐車場脇に案内板がある
跡地にある石階段付きの高台
高台上にある平場
跡地の奥
跡地の背後から撮る
遠景
1934年(昭和9年)に追春庵の門人が建立したという
1833年(天保4年)に十代藩主徳川治宝の命により
松尾芭蕉の句碑が建立された
「行春を わかの浦にて 追付たり」
そんなに広くない史跡ですが、和歌浦の史跡が集中しているところでもあり、
見ごたえは十分だと思います
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