自然をモチーフとした文様



夜空にきらきらと輝く星の光をイメージしたもので、
様々な展開パターンがある。喜瀬・赤木名トビの原型。


イュンム(魚目)


魚の目をモチーフにした文様。中央の目を抜いたもの、
十字の四隅に目を忌めたものなどの変形がある。



南国に咲く花を抽象化したイメージから文様を発想。
川、山道文様などと併用した構成が見られる。


ガシチ(ウニ)


ウニのトゲをモチーフとした文様。複雑に変形
デザイン展開され、数多くの文様がある。
喜瀬・赤木名トビの原型。


カメンコ


奄美大島北部の笠利町が亀甲文様発祥地
亀は食料や工芸品として親しまれていた。


トンボ


昆虫のトンボをモチーフとしたもの。一つトンボ二つトンボ
あるいは動きを表現したものなど、様々に変形している。


コモリ


干潮のとき姿を現すリーフの中で黒く落ち込んだところを
コモリと称し格好の釣り場となる。


サンゴ


枝サンゴをモチーフとしたもので、小柄「珊瑚花」の
基本形をなしている。


コンガブ(切り株)


樹木を伐採した後の切り株をモチーフにした文様。


川そのものというより、流れる水をイメージしている。
花などが浮いて
流れているような図案がある。


ソテツバ


島に自生する蘇鉄葉の鋭い直線的なイメージを表現。
「龍郷柄」の発想源となり、基本形態である。


山道


山へ通じる
階段のイメージ。


ハブ


ハブの柄をモチーフとしている。
生きた状態を表現するため、 蛇行形状が導入されている。


 


鱗雲をモチーフとした文様。

 

ツブ


米粒のように小さな柄という意味で使用される。
柄の最小単位である十の字絣の集合を意味をする。