インターシティツアーインニュージーランド
中小零細国を除いて主要国を訪問したと思っていたが、ニュージーランドという国を落としていた。関空からオークランドまで直行便で10時間ほど。全日空のマイレージを使った。税金などを払うと10,000円ほどであった。ニュージーランド国内線ジェットスター2本で20,000円、インターシティFrexiパスが40,000円、ホテルと食事が70,000円で総合計が140,000円で8日間である。オークランド、クイーンズタウン、ミルフォードサウンド、マウントクック、クライストチャーチ、ワイトモ、ロトルアを訪問した。印象を一言でいえば先進国であること、カード社会であること、物価は日本より高いこと、人口が少ないこと、道路が良く歩行者優先が徹底しているし横暴自転車は皆無なこと、車がなければ生活ができないこと、家が高く5,000万円以上であること、シニアが元気で働いていること、スーパーが馬鹿でかく肉類が安いこと、レストランの食事は高価であることなどである。ホテルはブッキングコムで予約した。

2018年年3月2、3日(金土)関空―オークランドークイーンズタウン
日本との時差は4時間早い。空港で両替する。100米ドル125ニュージーランドドル、手数料が11ドル。8%だ。あまりにもぼりすぎる。日本の金券ショップで変えたほうが良い。絶対に両替はしない。オークランド空港国際線、国内線は近い、ジェットスターのチェックインは自分でやる。定時に離陸。格安であるから満席。クイーンズタウン空港から町まではバスがあり、なぜかキャッシュ払い、10ドル。ショッピングセンターでみんな降りる。地球の歩き方に基づいてYHA Centralにチェックイン。2泊分167ドル支払う。冬の日本から南国に逃げてきたので快適である。23度である。明日の出発は7時である。インターシティのバス停を確かめておく。レストランはガイドブックおすすめの店HMS Britanniaでラムステーキを注文する。一番値が張るやつで42.5ドル。ビールが330mlが9ドル、相当な値段だ。骨付きのステーキでフライドポテトとソースが付く。調理に30分ほど要した。ナイフで肉を切り落としてゆく。味がしっかりついている。臭みは全くない。結論から言えばここのステーキが最高であった。サラダはきっちりとカットされ別皿で出てくる。パンがないのが寂しい。腹はいっぱいにならないが満足した。明日の準備のためスーパーで買い物12ドル。
本日の出費240ドル
インターシティバス


2018年年3月4日(日)クイーンズタウンーミルフォードサウンドクルーズークイーンズタウン
朝7時出発だから6時起床である。まだ暗い。個室からドミトリーに代わるので荷物を持って出る。キッチンでお茶を沸かしサンドイッチを食う。同じようなゲストがおりスマホをいじっている。15分前に来てくれということなのでバス停に向かう。少し外は暗い、ごみ収集やら道路清掃の人が働いている。バス停には乗客が待っている。インターシティはチケットがない。ドライバーが名簿を持っている。名前を呼ばれて乗車する。外国の人ばかりのようだ。席は決まっていない、シーズンを過ぎているので席は2名分を確保できる。クッションはよくドライバーがヘッドホン付きマイクで説明する。ガイドを兼ねている。日本のドライバーもこうすればよい。ドライバーは常にしゃべっている。誇りをもってやっている。英語であるが大体わかる。テアナウというところで30分停車。運ちゃんの朝飯である。テアナウ湖を散歩するが特徴はない。再び発車してミラーレイク、カズムなんかを見学のために下車する。Naked bus,Jucyなんかも来ている.銀河流星の滝みたいなものだ。ミルフォードサウンドにつく前に大きなトンネルがある。対向車を待つ。トンネルを抜けると海に向かって下っていく。ターミナルに着くと船が待っている。ニュージーランド最高の観光地ミルフォードサウンドクルーズの始まりである。乗るウエーのソグネフィヨルドと変わらない。滝の水がかかるところで停船、合羽着て水を浴びている奴がいる。風邪ひくぞ。クルーズが終わり再びバスに乗車。帰りは早い。テアナウでトイレ休憩があるだけ。12時間の旅行は終わり。時間通り。運ちゃん帰りもしゃべり続け。ご苦労様でした。今晩はドーミトリで先客が3人いる。すべて女である。俺が上段で彼女が下段。腹が減ったのでレストランへ。中華のワンタンメンにした、巨大で30ドル。残ったのでバッグをもらって持って帰った。
本日の出費30ドル
ミルフォードサウンド

2018年年3月5日(月)クイーンズタウンーマウントクックークライストチャーチ
ドーミトリを抜け出して、キッチンで昨日のワンタンメンをレンジで温めて食べて出発。7時半出発で少し楽である。スーパーでサンドイッチを買う。ニュージーランドのサンドイッチはいい味で、ハム、野菜がぎっしり入っている。マウントクックはニュージーランドのハイライト、どうか晴れますように。イヤホンマイクでドライバーが常にしゃべっている。トイレ休憩を含んで昼前にハーミテージホテルに到着。クックはよく見える。周辺は国立公園でホテル、キャンプ場などがある。民家はない。2時間の散歩である。徒歩45分くらいの距離で帰ってこなければならない。雪に覆われたクック山がきっちり見える。ツーリストがいっぱい。川と山を見ながら歩く。標識はしっかりしている。バスは14時すぎに出発。乗客の顔が違っている。クックで降りる人、乗る人がいるのだ。満席である。テカポ湖を見て、やさしい羊飼いの教会を見る。天気が良いので気持ちいい。テカポの町でトイレ休憩、テアナウみたいな何もない街だ。星の観測で有名だそうな。この路線はニュージーランドの広さを知らされる。沿線に人を見ることはない。羊、牛、畑だけである。農業は機械化されている。散水装置が幅50mほどあり、車輪がついて移動するのである、多量にエネルギーを消費する、アジアの労働集約型ではない。スコットランドに似ているが規模が段違いだ。クライストチャーチにつく前にホテルに停車して客を下していく。5回くらい止まる。ものすごい荷物だ、移動は大変だ、空港まではタクシーを使うのだろう。おかげでバスターミナルには20時ごろについた。空港行きのバス乗り場を調べてNew city hotelに行く。少し迷ったが聞きまくって到着15分ほど。明日は9時半発のフライトなので少しは楽だ。80ドル払いチェックインする。夜10時を過ぎるとドアーを閉めるので暗証番号を教えられる。隣に中華レストランがあるのでビールと肉料理を注文する。25ドル。部屋にはポット、お茶設備、洗面所がある。シャワー、トイレは別室にある。少し不便だが部屋では寝るだけだ。口コミでは評判は良くないが立地が良いので気にならない。
本日の出費110ドル

マウントクック

2018年年3月6日(火)クライストチャーチ―オークランドーロトルア
クライストチャーチ空港へのバスは8.5ドルキャッシュで支払う。地震の復興中で町は建設ラッシュである。ジェットスターチェックインを機械でする。ところがカウンターに行ってくれという表示でいやな感じ。チェックインを済ませモニターを見ると遅れている。結局1時間半遅れで離陸した。満席のフライトは遅れて到着。オークランドからロトルア行きのバスに間に合わない。ジェットスターは責任を取らない。市内のターミナルに行きインターシティと交渉して別便のチケットを発行してもらうしか方法がない。最初にパスを買ってあるからこのくらいのサービスはしてほしい。念のために搭乗券を持っておこう。オフィスに行き事情を伝える。飛行機が遅れた証拠を見せろという。待ってました。保管してよかった。彼女ジェットスターに問い合わせている。納得したらしくバスチケットを再発行してくれた。旅にトラブルはつきもの,こちらに非のないときは交渉して粘ること。15時半出発である。コンファレンスホールがあるのでトイレを使う。大変きれいなトイレである。イベント会場らしく背広をびしっと来たビジネスマンが往来している。Depotというカフェがありガイドブックにも載っている。マトン串焼き、ビール、コーングリルで26ドル、腹はいっぱいにならない。味は良かった。立地が良く客はひっきりなしにくる。バスは定刻に出発、シニアのドライバーである。ニュージーランドではシニアのドライバーが頑張っている。長距離は少しきついが中単距離ではシニアバスドライバー多い。ヘッドホン付きマイクでずっとガイドしている。シートベルト着用を繰り返し呼びかけている。ハミルトンでトイレ休憩。ハミルトンにて休憩しロトルアには19時過ぎについた。Astray backpackerをドライバーに聞くときっちりと教えてくれた。なかなかのものだ。チェックインして2日分180ドルを支払う。ツアーを希望するなら明日の8時までに通知してくれという。腹が減っているのでスーパーを聞く。レストランで50ドル払うのは馬鹿らしい。巨大なスーパーを教えてもらう。交差点を渡ることになるが、信号は歩行者が操作する。青になるとわたり始めるが、すぐに赤の点滅になる。この間に渡らなければならない、日本みたいに無謀に突っ込んでくる車はない。安心して渡れる。果物、野菜、ソーセージ、パン、ワインで25ドル。今晩、明日の食料だ。部屋にポットがあるのでトマトとソーセージをぶち込んでシチューの出来上がり。ソーセージに味がついているので調味料はいらない。ワイン、パンで豪華なディナー。レストランのけちな料理よりよっぽど良い。明日のツアーはワイオタプに決めてベッドにもぐりこむ。 。
本日の出費260ドル
農場スプリンクラー

2018年年3月7日(水)ロトルア
ワイオタプのツアーバスに乗る。バスドライバーはシニア、日本語のパンフレットをくれる。先ずはマッドプール、別府の坊主地獄のようだ。次にレディノックス、間欠泉だ。おっさんが石鹸を穴に入れると蒸気が出て熱湯が吹き上がる。ワイオタプに行く。海地獄、血の池地獄、硫黄地獄など別府そっくり。ドライバーは2時間ほど休憩する。ロトルアにはデプイア、ワイマングなど名所があるが、結構高く退屈する。ホテルに戻り休憩してロトルア湖に行く、船が浮かんで鳥が泳いでいるが、水は汚い。近くにマオリの施設がある。博物館に行くが地震の影響で閉館している。浴場がある。結構高い。国立庭園があり韓国旅行団がギャーギャー騒いでいる。何が面白いのか。ロトルアの町は小さい、歩いて回れるしもうあきた。Craft bar & kichenというガイドブックおすすめレストランに行く。石焼きラムステーキが売り、50ドルもする。真っ赤に焼けた石がテーブルに乗せられる。ラム肉を焼くのだ。バーべーキューを想像すればよい。ソースが決めてになるがだめだ。腕の良いコックがきちんとした調理場で作った料理にはかなわない。手抜きも甚だしい。肉は下味をしっかりつけないとうまくない。サラダがだめ押しする。しなびた野菜が乱暴にプレートに乗っている。ドレッシングも調味料も何もない。最低だ。もうレストランにはいかない。スーパーに行ってソーセージ、トマト、果物を買ってホテルで飯の食い直し。ワインも買う。レストランは高いがスーパーは安い。日本より品数が多い。特に肉、乳製品がよい。ポットによるスープ料理しかできないが、ソーセージが程良い味付けをしてくれる。ワインとよく合う。
本日の出費140ドル
ワイオタプ


2018年年3月8日(木)ロトルアーワイトモーオークランド
ワイトモは路線バスを使うことができない。Great sights という観光バスに乗らなければならない。料金は高くなる。Flexiパスが威力を発揮する。2時間ほどでワイトモ洞窟に到着する。土ボタルが見れる。客はところてん式に洞窟へ誘導される。洞窟は暗くて歩きにくい。下らん説明ばっかりで土ボタルはいつ出てくるのだろう。コマーシャルばかりのサスペンスドラマを見てる感じ。船に乗ってやっと薄暗い蛍のあかりが見えた。たったの数分、予想はしていたが実につまらん名所だ。世界3大がっかり、ブユッセリの小便小僧、コペンハーゲンの人魚姫、シンガポールのマーライオンにワイトモの土ボタルを加えよう。オークランドのターミナルへは定刻の14時過ぎについた。ニュージーランドのドライバーは素晴らしい、時間通りである。ドライバーのガイドが良かった。土地の値段が上昇して庶民の手が届かない。移民が増えて住宅が不足している。良い就職口がなくサービス業に流れてゆく。バスドライバーが不足しているなどなど。YMCA centralは少し離れているが20分ほどで着いた。2%のカード料金を徴収する。気分悪い。部屋には、洗面タブ、お茶セットなにもない。シャワー室、トイレ、キッチンは1階上で不便この上ない。レストランに行くのは馬鹿らしいのでフロントでスーパーを聞いて歩いていく。地図を持っているので迷わない。ニュージーランドはあくまでも歩行者優先で交差点での恐怖感はない。人身事故を起こせば目の玉が出るほどの賠償金が課せられるのだろう。肉の品ぞろえは素晴らしい。ラム肉の上等400グラムで10ドル、魚を見たが貧弱だ。ボラ、エビなんかがあるだけだ。ホテルのキッチンで料理する。鍋、コンロ、包丁、まな板、調味料はある。皿、ナイフもある。肉を焼いて皿に入れて野菜を切って部屋に行く。階段を使わなければならず、むかむかしてくる。しっかりと食べて大満足。レストランの4分の1の値段。お茶を作るのに再びキッチンへ。もう疲れた。YMCAはいやだ。
本日の出費100ドル
ワイトモ洞窟入り口



2018年年3月9日(金)オークランド―関空
スカイバスで空港へ、交通量は多い、しかし渋滞はない。道路は広い。15ドル。Duty free shopではちみつを30ドルで買いキャッシュは使い果たした。
本日の出費45ドル