アイランドホッピングインフイリピン

中小零細国を除いて世界旅行したが、日本の寒さを避けて嫁はん、長女と一緒に行くことにした。いつも通り俺が旅程を作り、航空券、ホテルはオンラインで手配した。関空―クラーク―エルニド―プエルトプリンセサ―マニラ―関空のルートで5日間である。今回の旅行の結論は次の通り。
1国内旅行より安かった
2エアーチケットは早く手配すれば安価になる
3ATMキャッシングは1000ペソ紙幣で出てくる
4ホテル、レストランでもクレジットカードが使えない場合がある
5タクシーは常にお釣りがないと覚悟する
6Grabタクシーは安くすぐ手配できる
7レストランでははっきりとチェンジと言わないと、チップと勘違いされる場合がある
84時間で日本の寒さから逃れられる
9高級料理は中華である
10フイリピン料理のシニガンは試す価値があるが、カレカレはしつこくておすすめできない
11海産物を中心にオーダーするのが良い
12英語は必須
13ホテルは市民とは別の世界
                                       
日程1月23日 1月24日、25日1月26日 1月27日
訪問先クラーク エルニドプエルトプリンセサ マニラ
ホテル Hotel America Swift Lets Inn  Fersal Hotel
料金 5,000円 23,000円 11,000円
航空券 Jetstar Airswift Cherry Bus+Air Asia Cebu Pacific
料金 33,000円 25,000円 6,000円+10,000円 19,000円
レストラン Angry Crab Sea Jane +Jarace Grill Tataboom Resto Airport Resto
料金 12,000円 2,300円+2,500円 2,600円 6,000円
旅行費用 157,400円ホテルなど 23,000円その他 180,400円総額3人分 1ペソ2.2円で換算

2019年1月23日 関空ークラーク
ジェットスター関空発は12時55分発でクラークへは16時50分着、1時間の時差がある。30分ほど遅れた。嫁はんのパスポートがあと30日ほどで無効になるので心配した。少しばかり日本でペソに両替しておいた。ATMがありカードでキャッシング。手数料を250ペソ取る。ユーロキャッシュをペソに変える。新しい空港で迷うことなく出る。タクシーが待ち構えている。500ペソ相場である。3人だからこれでよい。経済特区を抜けてダウンタウンに入る。アジアの町らしく道が狭く、ほこりっぽい。歩くのはやめた方が良い。ホテルへは少し渋滞があり30分かかった。SMクラークが目の前にある。18時を過ぎているのでチェックインしてすぐレストランを目指す。Grabタクシーで150ペソ。Angry Crab到着。メニューを持ってくるがツーリストセットに決めてある。生きたカニが生け簀でうようよ、竹材を使ったインテリアでムードを盛り上げている。大きなエビのフライ、茹でたエビ、茹でた大きな蟹、唐揚げの蟹が出る。どんどん食らいつく。蟹のチリソースが極め付け。エビ、蟹を食う時は手を使うのでべとべとになる。クラークに来たのはAngry Crabに行くためである。基本は中国料理であるがコックの腕が良い、これほどの料理を日本で食うのは不可能である。焼きめしが出る。チリソースをめしにぶっかける。最後に鍋料理が出る。ものすごい量。完食したかったが降参。勘定は5000ペソ。サービス料をきっちり請求している。大満足でGrabタクシーを呼んでもらう。150ペソ。ホテルの部屋はキングベッドが2台、30平方メートルで広くこれが売りである。シャワーの力が弱いが、問題ない。
Angry Crab の蟹チリソース


Angry Crab の茹で蟹


2019年1月24日 クラーク―エルニド
ホテルに朝食はない。予定の博物館へ行く。Grabタクシー200ペソ、空港近くの特区にある。アメリカ空軍のアジア最大の元基地にある。フイリピンの自然、ピナツボ火山の展示がある。アメリカ基地の展示に興味があった。スペイン、アメリカ、日本、アメリカ、フイリピンと目まぐるしくオウナーが変わる。議会でアメリカ追い出し決定展示がインパクトあった。4Dシアターに行く。歴史、自然、火山噴火、基地消滅と次々映像が出る。椅子が揺れる。あっという間の20分であった。130ペソで空港へ。腹が減っているのでチキンライス、パン、ファーストフード、飲み物を腹に入れる。エルニドへは12時25分発で1時間半のフライトである。プロペラ機で下の景色が良く見える。澄み切った空気、青い空盛り上がる。くそ暑い空港で日傘を貸してくれる。タクシーはなく、トライシクルでタウンへ行く。荷物があるから2台で行く。600ぺそ、路は上りになっており結構距離がある。目指すSwiftletsinnに横付け。エルニドの部屋はどのホテルも小さい。仕方なく2部屋を予約した。アイランドホッピングするためにエルニドに来た。Aコースに決めてある。3600ペソ、環境税やカヌーがオプションである。16時を過ぎている。トライシクルで海岸へ、荷物がないから3人乗れる。アイランドホッピングからのバンカー船が続々と帰ってくる。船から降りて海の中を歩いて上陸している。えらいこっちゃ明日はどうなるのか。レストランはいろいろ探してSea Jane Restoにした。2階の海岸沿いの席に座る。グリルフィッシュ、シニガン、炒めたえび、スープを注文。シニガンはこの国の名物、酸っぱい野菜いっぱいのスープで白身の魚がゴロゴロ、仰天した。サービスはよかった、Angry Crabと比べるのは野暮。1030ペソ。お釣りをしっかりいただく。ATMでキャッシング。ホテルに戻り朝食のメニューを伝える。
クラーク博物館

エルニド空港


2019年1月25日 エルニドアイランドホッピング
朝食はオムレツ、パン、飲み物はいろいろ、フルーツもある。ピックアップは遅れて9時過ぎに出発。海岸でも待たされた。オンラインでなってないので手作業でチェックインをする。携帯とペーパーだから辛気臭い。10時くらいに桟橋から乗船できた、ぬれなくてよかった。乗客は20人ほど、ライフジャケットを着用する。Big Lagoonへ。カヌーに乗り換える。水は透明で魚が見える。カヌーがなかなか難しい、兄ちゃんが漕いでくれる。他の乗客は上手に操船している。バンカー船に戻るのが容易でない。カヌーが進まない。バンカーには波除があるの下手をすればぶつかってしまう。兄ちゃんに助けてもらう。船にステップがあり、足をのせて甲板に上がる。海が揺れるからコツがいる。少し走って船から降りて、海の中を歩いてShimizu Islandに行く。白い砂浜で環境保全は徹底している。ペットボトル、食べ残しはだめ。ランチをいただく。チキン、ポーク、魚、エビ、野菜、フルーツ、コカ・コーラ、ライスなど。ココナツを買い、ジュースを飲む。青臭い味。ヤシの木陰で休憩。風が心地よい。海の中を歩いて船へ戻る。Seven Commandoの後Secret Lagoonへ。ライフジャケット必須。海が深くて歩けない。泳ぐか浮かぶしかない。ライフジャケットが初めてなので泳ぐものだと思っていた。あおむけで浮かぶのだ。兄ちゃんが来て島へひっぱてくれた。洞穴を通ってラグーンへ。周囲を岩で囲まれた池みたい。池を出て海でみんなが泳いでいる。長女も新しい水着を買った手前、泳がな損てな感じ。船に戻るには洞穴を出て兄ちゃんにひっぱてもらう。海に戻るとみんな泳いでいる。長女も新しい水着で海にいる。島に大きなトカゲがいる。舌をちょろちょろ。みんなバンカーに戻って、エルニドへまっしぐら。途中島ごとホテルあり、一泊10万ペソらしい。退屈だろうな。ダウンタウンの方が良い。クルーはいい人ばかりで快適なツアーでした。桟橋から海岸に出れた。衣類が濡れており、食事というわけにいかない。ホテルへトライシクルに乗る。シャワーの力が弱いのでイライラする。幸いホテルの向かいにランドリーがあり重宝した。濡れた服をバッグに詰め込んだら悲劇。21時にホテルへもってきてくれるらしい。トライシクルで海岸へ。Jarace Grillなる店へ、土曜日のピーク時間で激込。チキングリル、牛の尻尾のカレカレ、プルコギを注文。いずれもはずれだった。1130ペソ。22時ごろにランドリーから服が届いた。一安心。
エルニドの海


バンカー船



2019年1月26日 エルニド―プエルトプリンセサ
バスターミナルに行くと客引きがうようよ,危うくバンに乗せられるところだった。Cherry Busだけがプリンターを使っている。エリートクラスのバスでシートはファーストクラス並み、リクライニングはベッド並み。定刻9時に発車、景色が良く楽しい。海が見える間は退屈しなかったが、ジャングルの道を通ると飽きてきた。2車線を猛スピードで走る。トイレ休憩が2回ある。233qを5時間で走る。実際は4時間である。14時定刻にプエルトプリンセサについた。客引きが早速寄ってくる。350ペソで3人乗った。荷物を置くところがあり感心する。ターミナルからダウンタウンへは結構遠い。Fersal Hotelに横付けしてくれた。白い外観の立派なホテル。デポジットで1000ペソ請求された。チェックアウトの時に返すらしい。チェックインした部屋が3台のシングルベッドでうれしい。ATMでキャッシングするがキャッシュが出てこない。仕方なく両替屋に行く。10000円が4450ペソ、アンヘルスの方が良い。一般に大都会のレートの方が良い。ホテルの前はリサール通りで幹線なのだが埃っぽく、歩行者には快適でない。Tataboom Restというレストランに行く。17時前で客は少ない。グルーパの甘酢あんかけ、パンプキンスープ、チキンフライ、いんげんの炒め、なすびと肉の炒め、ライスを注文した。エルニドのJarace Grillでえらい目にあっているので警戒した。出てきた料理はいずれも美味、野菜がいっぱい入っているのでうれしい。コックの腕が素晴らしい。Angry Crabがベスト、この店がベスト2である。1170ペソ、値段も味も大満足。ホテルに帰り、シャワーを気持ちよく使用する。
プエルトプリンセサ行きバス


プエルトプリンセサファーサルホテル


2019年1月27日 プエルトプリンセサ―マニラ―関空
朝食はブッフェスタイル,ホテルのバスで空港へ。エアアジアは安い、エルニドは独占だったので運賃は高かった。マニラ便は沢山ある、LCCは基本大都会しか行かない。9時20分発で1時間足らずでマニラにつく。マニラ空港は訳わからん。第4ターミナルに着くが、第3ターミナルに移動しなければならない。つぎはぎで作った空港だから一般道路が走っている。無料シャットルを苦労して見つける。排ガスと渋滞の中を第3ターミナルに着く、このターミナルがメーンらしい。免税店、両替、レストランがある。ペソを使い切ることにする。レストラン巡り。牡蠣のオーブン焼き、サンドイッチ、シニガン、魚のグリルなど。空港の飯はどこでもまずい。街だったら倒産する。学食のイメージ。Cebu Pacificは格安であるが、フイリピンでは大手である。関空まで4時間のところ3時間で着いた。よほど航路がすいていたんだろう。真冬の日本に帰国しました。
マニラ空港フードコート