サファリツアーイン東アフリカ
アフリカ大陸の北部、西部、南部、東部、中央部を訪問した筆者にとって最後に残されたのは、コンゴブラザビル、コンゴキンシャサである。コンゴブラは安全であるが、アクセスが悪い。コンゴキンはM23の反政府ゲリラが活発で治安が流動的である。カタール航空が9万円のチケットを販売したので購入した。ウガンダイン、ルワンダアウトである。ところが昨年12月ごろにM23がまた暴れだし、ゴマを制圧した。と言うことは陸路が使えないことになる。ウガンダのカセセからコンゴのベニへ、ゴマからルワンダのギセニへのコースが取れない。ベニからゴマがM23の活動地帯であり陸路を使えない。コンゴ国内をベニ、ゴマの間を飛行機で飛べるが面白くない。最大の見所であるビルンガ国立公園も閉鎖されている。チケットは変更ができない。昨年の9月に買っている。ケニアには過去に行ったが、サファリには参加していない。サファリだけのためにケニアを追加した。ウガンダからケニアのバス代、ウガンダのビザ代が余分だ。コンゴ両国に行かなくなったから、ケニア、ウガンダのビザは国境で取得、ルワンダのビザだけ日本で準備した。この3国は日本人も多数訪問しており、「地球の歩き方」も出ており、たくさんの旅行記があるので旅行はしやすい。訪問3国の概要と地図を下に示す。3国内の移動はマタツと言う乗り合いミニバスが主力で、国際線は大型バスを使った。
ケニア ウガンダ ルワンダ
首都 ナイロビ カンパラ キガリ
面積(対日本) 1.6倍 0.7倍 0.1倍
通貨 1シリング/円 30シリング/円 7フラン/円
訪問地 ナイロビ、マサイマラ カンパラ、フォートポータル、カバレ キガリ、ギセニ
交通手段 バス バス、マタツ マタツ


東アフリカ地図


2013年1月29、30日 関空ードーハーエンテベ
23時30分発でドーハまでは2人席を1人占め、2回食事が出た。日本とは6時間の時差がある。5:50到着である。11時間30分の飛行である。ドーハでは降りる客は殆どおらず、乗り換え客ばかり。荷物検査を経てトランジットラウンジで待つ。ドーハは何回も来ているが、全世界にネットワークを持っているので、南米人もおりにぎやかである。ターミナルはあきれるほど広いが乗客も多い。エンテベ往きは7時30分である。乗客は黒い人が多いが、インド人もいる。定刻どおり離陸すると緑一つないカタール上空を見る、見事なほど砂の世界。アラビア半島に入る。エチオピアの上空を飛ぶ。アビシニア高原を上から見る。2000mぐらいの高原だ。スーダンからケニアに入ったようで、緑が見えてくる。13時エンテベ到着。5時間30分のフライトである。日本とは6時間の時差がある。こじんまりとした空港で雨が降っている。赤道上にあるのに肌寒い。聞けば今年は異常気象で乾季なのに1月は雨が多いとの事。飛行中は太陽いっぱいで暑すぎたので意外な感じ。ビザを購入。50ドル。シールで無くで入国スタンプのみ。金さえ払えば万事オーケ。大切なことを聴く。再入国の際、もう一度50ドルいるのかどうかだ。答えはいると言うこと。ケニアではシングルでもマルチ扱いしてくれるのに。次は両替だ。50ドル紙幣以上は1ドル2600ウガンダシリング、小額紙幣は2200シリング。2割近い差がある。これは大きい。出発前に情報を持っていたので驚かない。ただ2割と言うことは書いてなかった。事前に50ドル札をかなり用意しておいたのでよかった。空港の外に出る。雨が降っており難儀だ。おおきな荷物を持った人が迎えの車に乗り込んでいる。こちらは市バスを探す。どうしても見えない。聴きまくる。どうやら本日は休日のようでバスはない。タクシー運ちゃんが擦り寄ってくる。45ドルでカンパラに行くと言う。冗談じゃない。市バスは500シリングだ。200倍近く差がある。何とかならないか。乗り合いマタツを探すがない。途方にくれる。エンテベの町までタクシーを使う手もある。運ちゃんのかもになるだろう。うろうろしていると日本人の制服組の車に遭遇した。JICAのようだ。相談してみる。 幸い乗せてくれることになった。エンテベの町まで送ってくれるとの事。助かった。運ちゃんはウガンダ人で空港からはしばらく舗装道路を行く。やがてごみごみした街並みに入り、マタツ乗り場につけてくれた。運ちゃんにはチップを渡す。マタツは人がいっぱい。現地の人の重要な脚だ。子供を抱えたおばさんが多い。カンパラまでは1時間ほどかかった。車が混んできてなかなか動かない。もの凄い車で全く動かなくなってきた。何とかタクシーターミナルに着いた。3000シリングだ。マタツ乗り場をタクシーパークというのだ。モーターサイクルのボダボダにてナイロビ行きのバス会社に行ってもらう。カンパラ市内は車、ボダボダ、人でごちゃごちゃでカオスの様子。ボダボダの運ちゃんは神業だ。バス会社につけてくれた。事前にカンパラ、アカンバ、クインーズ、スターウエイ、スカンディナビアなんかにメールで時刻なんか問い合わせていたのだが、返事があったのはスターウエイだったのでそれに決めたまでのこと。2000シリング。マタツが3000シリングだから運ちゃんにはいい稼ぎになる。ナイロビまで55000シリング、19時出発である。現在17時である。レストランに入る。ビールはケニアのタスカー、チップスとチキンを注文、食後はアフリカンミルクティー。会計は16000シリング。やがて乗り込んだバスは4列シートの日本と変わらない。7割くらいの混み具合。カンパラの渋滞を抜けると快調に走り出す。ブシアというところでウガンダの出国とケニアの入国手続きがある。ウガンダの50ドルはこれでおしまい。ケニアのビザ50ドルを支払う。丁寧にシールを張ってくれる。これが逆コースだと50ドル節約できたのに。
エンテベ空港

本日の出費100ドル 78000シリング

2013年1月31日 ナイロビ
夜が明けてバスは国道を走っている。ナイロビに近づくにつれて道路が混んでくる。片道2車線あるのにスピードが上がらない。出勤途中の人が見える。歩いている人が多い。マタツ乗り場に結構人がいる。公共のバスがないのでいつくるか分からんマタツを待つのはいらいらするだろう。金持ちの人はマイカー出勤。大きなビル、銀行、コンピュータ会社が現れる。高級住宅街を走っているようで、ガードマンが警備している。塀の上にはねずみ返しなんかしてあって、泥棒が多いのかなと緊張する。ガイドブックにはナイロビは世界一の犯罪都市、絶対歩くなと書いてある。バスに乗ったり、、ホテルに行ったり、買い物するのに外に出なければならない。旅行記なんかで知識を得ていたので普通に行動していれば、問題は起こらないことを確認している。混雑した道路を抜けて、バスは会社の車庫に入ったようだ。タクシー運ちゃんが寄ってくる。待合室で休憩。12時間ぐらいかかった。行き先はニューケニアロッジ。ダウンタウンにある。庶民の街のど真ん中にある。会社の人に聞いてみる。携帯に地図が現れてロッジが明示されている。聴くところによるとケニアは携帯の技術が世界一らしい。歩いて5分以内にある。アクラロードが目の前にあるので直ぐだ。恐る恐る歩き出す。人の視線を感じないので安心する。普通の人が普通に歩いている。商店が開いていて何の問題もない。気をつけるのは車だ。信号無視で突っ込んでくる。警戒を怠らない。近くにあるのになかなか見当たらない。店に入って聴く、方向は間違っていないので皆親切に教えてくれる。英語が使えるので便利だ。行ったり戻ったりで5分のところが1時間かかってやっとついた。写真では黄色のペンキだったのに、青になっている。塗り替えたのだ。何回も前を通っているのに。気づか無かった。シングル部屋が空いており1000シリングである.お湯もでる。早速サファリを申し込んでみる。2泊3日のマサイマラで300ドルだ。これも予想通り、ナイスツアーとかいっぱい会社があるが価格は統一されている。サファリに参加すればホテル1泊無料らしいので念を押しておく。支払はカーでもよいが、ドルで支払った。小額紙幣を沢山出すとマネージャが驚いていた。サファリの内容も事前調査の通り。食事は7回出る。金さえ払えばドライバー任せ。ツアーの海外旅行はこんなもんだろう。3日間のスケジュールが出来た。人相のよくない腕に刺青をしたヤンキーの女が交渉している。オランダ人らしい。俺にも聞いてくる、あまり話はしたくない。参加するかどうか迷っているようだ。ケニアに来てサファリに参加しないなんてありえない。300ドルは痛い。ビザ代50ドル余分に払ってまで俺は参加するのだ。金を払ったらすることはない。外に出てみる。ダウンタウンのど真ん中にあるので活気がある。銀行、両替商、バス会社なんかいっぱいあり、人も仰山歩いている。マタツ乗り場があり呼び込みが激しい。客の取り合いと言ったところ。バークレー銀行に入ってみる。円の両替が出来る。10000円で9000シリングだ。レートはよくないが、1ドルが90円ちょっとの勘定だ。1%コミッションを取っている。夕食にレストランに入る。インド料理店に人がいっぱい。ご飯、カレー、チャイ、なんかたらふく食って120シリング。宿の屋上から街を見る。人がいっぱい、車がいっぱいでもの凄い活気だ。日が暮れかけてきたので、外に出ないことにする。夜行バスの疲れを取るためだ。明日は8時半に迎えに来る。
ニューケニアロッジ

本日の出費300ドル 1670シリング

2013年2月1日 ナイロビーマサイマラ
8時半の約束が9時になった。サファリカーと言って天井が開く車に乗る。先客が1人スペインのお嬢さんでリサ・タコビという。ナイロビ市内を回り4箇所で客を拾う。日本、ヤンキーのオランダ、スペイン、ドイツ4人の計7人で出発。ナロクというところを目指す。途中グレートリフトバレーで休憩。標高は2000mを越している。リサは移動中はしょっちゅう寝ている。寝ているか鼻をかんでいる。地球の割れ目を見る。大きな峡谷と言った感じ。緑の地球が下に広がっている。土産物屋なんかがあり呼び込みがうるさい。商品を触っただけで買わされたと言う話を聴いたので無視する。ケニアの大動脈らしく、ひっきりなしに車、大型トラックが通る。やがて道は下りに差し掛かりナロクの町でランチ。バイキング形式でサファリ客がいっぱいいる。160km走ったことになる。いよいよマサイマラに向かう。道は公園に近づくにつれて悪くなり、シマウマ、バッファローなんか遊んでいる。いよいよゲートに入る。7人のカードを渡している。ケニアの大切な収入源、しっかりとチェックしている。トイレ休憩の後いよいよサファリ開始。サバンナで地平線まで見える。地道でドライバーが無線で連絡しあいながら、動物を探す。ヌー、インパラなんかでてきた。公園内はよく整備されていてごみは落ちていない。高級ロッジが公園内にある。一泊300ドルはする。相客はカメラを取り出して盛んに動物を撮っている。4時間ほどドライブして宿舎に行く。公園を出てテントの宿だ。ベッドが2つ、トイレ、シャワーつき。窓はない。18時に夕食。バイキング形式で何とか食べられる。コーヒがあるのが嬉しい。ドイツ人のおばさんがビールをおごってくれた。もの凄い雨が降り出し、雷も鳴っている。ナイロビよりも少し気温が低いようで、ジャンパーがいる。テントは2人づつ、ドイツ人と一緒。後は女ばかりで別のテント。今年夏にドイツに行くので列車、飛行機のことをよく聴いておく。こちらが質問していると、よく知っているなと感心された。もともとこのサファリはナクル湖もセットされていたが、値段も上がるし、フラミンゴだけならたいした客寄せにならないのでやめてしまったようだ。ドイツ人2人はマサイ村のオプションに参加した。1000シリング。感想を聞くとみやげ物を買え、子供は何も着ていない、蠅えだらけで不衛生、ジャンプもたいしたことないと言うことだった。明日は6時朝食なので、ドイツ人に5時半セットの目覚ましを依頼する。
参加メンバー

本日の出費0

2013年2月2日 マサイマラ
朝食を食って1日サファリだ。テントを出るとバルーンサファリの基地がある。450ドル。誰もいない。空から動物を見てもたいしたことはない。ゲートをくぐって公園に入る。ハゲワシ、チーター、ライオン、サイ、象、ヌー、ハイエナなんか皆見た。カメラで動物を撮影。ズームを使わないときれいな絵が取れない。オランダの刺青女はドライバーにあれこれ注文して結構うるさい。ドライバーも辟易している。客だからと我慢している。昼は公園内の広場でランチ。沢山の客がいる。マラ川と言ってカバ、ワニのいるところにいく。岸に寝ているワニ、時々顔を出すカバが見える。タンザニアのセレンゲティとの境界まで行く。大きな石ころがあるだけ。再びサファリ。日が照ってくると車内は暑くなる。ドイツのおばはんは疲れたのか、座って日焼けクリームを塗りたくっている。1日サファリを堪能した。テントに帰り、シャワーして夕食。ドイツ人がまたビールをおごってくれた。

本日の出費0

2013年2月3日 マサイマラーナイロビ
飯を食ってサファリ。テントに帰らないから、荷物を積み込む。皆大きな荷物だ。行動が制約されるのに。女は特に多い.ドイツ人のおばさんマサイマラだけに来たんだそうな。チータが樹の上に寝ている。大きな体がおちないかと思うが、絶妙なバランスだ。ライオンがいっぱいいる。人間になれているようで直近でみれる。子供がいっぱいでレスリングをしている。チーターがインパラを捕まえようとする場面に遭遇した。2頭で10頭を狙っている。距離をつめるとインパラは逃げる、これの繰り返しでチーターはあきらめた。ジャッカルにも遭遇した。スカベンジャーといって公園の掃除屋だ。半日サファリーをして公園を出る。ナロクの町による。ドライバーは警察に用事があるらしく、少し休憩。ドイツの野郎と雑談する。スポーツなんかである。野球はつまらない。ほとんど休憩ばかりしているじゃないか。テニスはどうかと聞くと、1時間50ユーロして予約を取らないといけない。激しいスポーツだ。なるほど。やがて出発する。ホテル、バスターミナルなんかあって結構大きな町だ。ランチは2時ごろになった。オランダのヤンキーはナイバシャ、スペインのリサはナクルへ行くのでここでお別れ。ドライバーにはチップを500シリングづつ。ナイロビにはサファリ客を順々に下ろして俺が最後になり、ニューケニヤロッジまで送ってくれた。300ドルの値打ちはあったと思う。この日の宿代はただ。ドーミトリに回された。夕食はインド料理店で腹いっぱい食って200シリング。タスキスという大型スーパで買い物。

本日の出費800シリング

2013年2月4日 ナイロビ
ホテル代を払う。今日は無料でない。600シリング。ナイロビでは最安ランクだろう。探せば他にホテルもあるが面倒だ。同居人は日本人と日系アメリカ人。連れ立ってネットカフェに行く。メールをチェックする。アルバイトの通知が来ている。日本語のフォントをネットで探して返信するが、変換ソフトになれず疲れる。コピペのほうが早い。添付ファイルをプリントアウトして、日本語で回答を作ってファックスする。これが確実だ。ファックスとカフェ使用料金570シリング。チップスアンドフィッシュでランチ。100シリング。腹いっぱいだ。ダウンタウンは庶民の町。価格も庶民並み。日本人にはやすいと思われるが、現地の人にとっては相当な価格のはず。軽い気持ちで判断をしないようにしよう。危険な町で歩くのもはばかれると言うことはいささかもない。普通の人が普通に歩いて普通の商売をしている。車には気をつけねばならない。信号はあるが誰も守らない。こういうときは親子連れと行動するに限る。サファリの疲れが出たのか、ドミで雑談して時間をつぶす。日本人はドバイで数日過ごしナイロビに来たそうな。今後の予定は決めてないとの事。アメリカ人はエジプト、スーダン、エチオピアからケニアに着いたとの事。スーダンビザはカイロで、エチオピアビザはハルツームで普通に取れたとの事。ただケニア、エチオピアの順に行くとエチオピアビザはナイロビでも国境でも取れず、空路アディスアベバに入り空港でアライバルビザを取れということ。エチオピアのせこさが出ている。1日40ドルが予算とのこと。サファリをするとオーバするので迷っている。アメリカ人とは気が合い、英語の勉強をひたすらする。ことわざなんかで冗談を言いあう。彼によると英語のほうが簡単だ。日本語は書くのが難しい。英語は簡単なフレーズを覚え、形容詞、副詞を追加していくと自然に覚えられるという。洗濯なんかして屋上で乾かす。ニューケニアロッジの壁に面白いことが書いてある。タバコ、アルコール、ドラッグ禁止は分かるが、プロスティテュート、売春が禁止となっている。こんなとこで商売するのかなと思わず笑ってしまった。そういえば夜になると街角にあちこちそれらしいプロの女が立ち、チンキー、チャイナなんか言って冷やかす。アメリカ人から日本語でなんと言うのかと聴かれたが、夜の女と答えておいた。カンパラコーチがすぐ隣にあるので時間と運賃を聴いておく。部屋には蚊帳があるので安心して眠ることが出来る。
本日の出費1800シリング
ナイロビダウンタウン

2013年2月5日 ナイロビーカンパラ
カンパラまでのバス代は2500シリング、ホテルのチェックアウト時間は10時と言うことを忘れていた。ヒルトンホテルのあるところに行く。ナイロビでも最高級の店があるところ。航空会社、銀行、市役所、裁判所なんかあって立派な都会だ。ケニアッタセンターには観光客がいる。展望台に行けばナイロビ市内が一望らしいが、500シリングいるのでやめた。ここでは信号を皆守って整然と歩いている。観光案内所によって見る。サファリなんかの売込みをやっており特に情報は無かった。それより怪しげな名刺を持った客引きが付きまとって勧誘するのには参った。ダウンタウンのほうがよっぽど歩きやすい。ホテルに戻り散髪屋に行く。300シリングで丁寧にやってくれた。マネージャからホテル代の半額300シリングを請求された。チップス、チキンなどの食事をしてバスに乗り込む。セキュリティチェックは意外と厳格でリュックを開けさせられた。19時30分発。4列シートのクッションのきいたよいバスだ。マネージャはクインーズがよいと言うが切符を買ってしまったので後の祭り。
ケニヤッタセンター

本日の出費3400シリング

2013年2月6日 ナイロビーカンパラ
バスは快調に飛ばし、出国、入国手続きがある。マラバ国境だ。ケニア出国のときに黄熱病の提示を求められた。小遣い稼ぎでもやっているのだろう。イエローカードを見せる。ウガンダの再入国で50ドルを支払う。ケニア、タンザニアでは取らないのに恨めしい。両替屋がいる。レートは悪くないのでウガンダシリングに全て変える。約12時間ほどでカンパラに着く。もの凄い渋滞。とりあえずトイレと食事を済ます。ターミナルに食堂がある。サモサとお茶で3500シリング、ケニアの通貨の30分の1で換算する。サマリエンゲストハウスは近くらしいが、ボダボダを薦められる。車の間をすり抜けてあっという間についた。下町のゲストハウス。おっちゃんが受付し15000シリングなり。ぼろい宿だが気のいい従業員ばかりで親しみがある。洗濯をして腹が減った。宿で魚のから揚げとチップスとビールで12000シリング。魚は淡水魚のテラピアだ。東アフリカでは殆どこの魚だ。よほど繁殖力が強いのだろう。ウガンダの世界遺産カスビドームに行く。ブガンダ国王の居住地だ。ボダボダで3000シリング。入場料10000シリング。おじさんが暇らしく一生懸命に説明してくれる。ガイドブックに書いてあるとおりだ。わらぶきの館が数軒、最後にお墓に案内してくれる。。市内一望の景色のよいところにある。ドームの中に絵が飾ってあり買わないかと勧誘される。市内への帰り方を聞いておく。マタツがあり1000シリングで行く。ウガンダの面白いところは日本車のセコハンがいたるところに見られる。マタツには日本語の広告がそのまま書いてある。市内は大渋滞。適当なところでおろされる。タスキススーパがあったので買い物する。果物、飲み物、アルコールなど。デリカがない。10000シリング。ボダボダで帰るが運ちゃんぼんくらで一方通行違反で罰金を取られた。ぶつぶつ言っている。迷いに迷ってやっと宿に着く、もっと地理を勉強せんかい。気の毒になって4000シリングを支払った。近くに立派なショッピングモールがある。タスキスとは全然違う。入る。セキュリティチェックがある。ターンスティールを押してはいる。こうなると何かを買わなければならない。衣服、家具売り場もある。食料品売り場にはカートを押したお客がいっぱい。商品も豊富だ。日本のスーパと変わらない。スタンダードスーパーマーケットという。嬉しいのはデリカがあることだ。シチュウ、焼き飯の出来立てをきれいなパックに入れてくれる。量も多い。ウガンダ滞在中はここのデリカが一番おいしかった。
カスビドーム

本日の出費68500シリング

2013年2月7日 カンパラーフォートポータル
両替商に行く、1ドル2650シリング。よいレートだ。ただし50ドル札以上。20ドル札以下は2200シリング、1ドル札は0シリングと書いてある。ウガンダ博物館に行く。ボダボダで10000シリング。運ちゃんにはよい収入だ。なかなか頭のよいやつで大使館、警察、中国飯店なんか説明してくれる。ウガンダ博物館は市内から離れており名物の大渋滞はない。緑の多いさわやかな場所にある。入場料は5000シリング。マケレレ大学生のアンケート用紙が置いてある。ウガンダの印象を問うている。展示は石器時代から現在までに時系列に並べてありなかなか見ごたえがある。森林保護を一生懸命にやっているらしく、環境のテーマが充実している。お客は少ない。アメリカ人の団体が来ていてセミナーなんかやっている。ゲストハウスはチェックアウトしており、荷物だけ置いている。宿に帰り荷物を回収し、カリタバスに行く。フォートポータルへは20000シリング。アフリカンバスで5席のシート。非常に狭い。荷物やら何やらで足の踏み場もない。大渋滞の市内を抜けると緑の土地が広がっている。トイレ停車はない。我慢しきれなくなったおっさんが車外に飛び出し、あわてて戻ってきた。もの凄い雨が降ってきた。雷を伴っている。道は悪くない。運ちゃん携帯と飲み物を持って運転している。大きな荷物を持った4人の日本人がこのバスに乗っている。やがて5時間ほどでフォートポータルにつく。ニューリンダロッジに行く。12000シリング。ウガンダの嬉しいのは宿が安いこと。トイレ、シャワーは共同だが気にしない。夜になると冷える。お湯を持ってきてもらってとりあえず体を洗う。洗濯干し場もある。いつ雨が降るかもしれないので気をつけねば。飯はぶっ掛け、あまりおいしくない。串焼きとビールを後で食う。仕上げはコーヒとキャッサバ。大変量が多くて残りを持って帰る。日本人4人組はニューリンダロッジで飯を食っている。少し話をしてみる。6ヶ月ほどアフリカを旅していると言う。南ア、ジンバブエ、マラウイ、スワジランド、タンザニアに行ったらしい。仕事はやめた。予定を聞くとここで観光して再びカンパラに戻り、ルワンダビザを取るとのこと。ルワンダはここから近い、事前に手配すれば時間も金も節約できるのに。
カンパラのタクシーパーク

本日の出費66000シリング

2013年2月8日 フォートポータル
朝食はカトコといってバナナと内臓を炊いたやつ。味は薄いが量がすごい。暖かいのがよい。4000シリング。ピグミーを見に行く。ブンディンブギヨへ行くマタツを探す。ランダアバウトといって信号のない交差点から歩いて数分のところに乗り場がある。30分ほど待って発車。舗装道路は切れて山道に入る。こんな辺鄙なところにも結構車が走っている。人も歩いている。民家は見当たらない。緑の景色。天気は最高。ガイドブックは景色がよいとあるが、山道を行くのでカーブが多く変化があるのでそう記述するのだろう。ピグミーに行きたいと運ちゃんに告げておく。2時間ほどで突然おろされた。10000シリング。ボダボダが待っている。1000シリングで村に入っていく。何も無い田舎。行き止まりがピグミー村。早速お土産を並べる。えらいさんが出てきて値段の交渉.60000シリングの要求。えらい吹っかけやがった。こちらも負けずに10000シリングで対抗。村の生活があり、村民の生活を守らねばならぬと言って納得しない。20000シリングで成立。完全に観光客相手モードになっている。写真を皆で撮り、民家を案内し、家族を紹介する。。ピグミーはなるほど大人でも小学生くらいしか身長がない。お客を待つこの商売は将来があるのかと思ってしまう。わらぶきの粗末な家は観光客用で、実際はえらいさん豪邸を持ってるかもしれない。10分ほど見学したら何もない。再びボダボダでマタツ乗り場に引き返す。観光客が来るらしく茶店がある。ごみを捨てるな、小便をするなと注意書きがある。かんかん照のなかマタツを待つ。同じ道を引き返す。コンゴに近いので商売が出来るのかもしれない。5時間後に宿に戻ってきた。町の小高い丘の上にトロ王国宮殿がある。遠くからでもよく見える。歩いて丘に登ってみる。誰もいない。受付を探して記帳する。2人ほど暇そうにしている。宮殿の中は見ることは出来ないよという。外回りだけ見せてもらう。やがて機関銃を持った兵士が現れドキッとする。説明をしてくれるんだそうな。マシンガンがガチャリ、説明が少々、宮殿の1部屋に案内される。写真がある。国王だ。マシンガンがガチャリ、説明少々、外に出てまわる。トロ王国は独自の議会を持っているといって遠くの建物を指差す。ウガンダはブガンダ、トロのほか4つの王国があるんだそうな。政治には口を出さない。財政はどうなっているのか聞きたかったが、マシンガンが気になって遠慮した。最後にきっちりと10000シリングとられた。牛がいっぱいいて草を食っている。角が大きい立派なやつ。暴れられたらひとたまりもない。そろりと退場する。結構な時間になっている。宿で洗濯、シャワーをして晩飯。4人組が昨晩と同じところで座っている。ピグミーを聴くと60000シリング支払ったとの事。15000シリングの勘定だ。あまり話すこともないのでルエンゾリホテルという立派なレストランに行く。ここではビールを出す。16000シリング。値段の割にはまずい。チキンが黒こげで中は生焼けみたい。白人客も来ている。明らかに客層は違う。それなのに味はお粗末。勘定だけはしっかり取りに来る。不愉快な気持ちで出る。次に大衆食堂に行く。地元の人がいっぱい来ている店に入る。ピラウと言う焼き飯が3000シリング、こいつが涙が出るほどおいしかった。アフリカンミルクティーで仕上げ。充分満足した。明日はクイーンエリザベス公園を通るマタツに乗るのでマネージャに乗り場を聞いておく。 幸せいっぱい腹いっぱい。
ピグミのえらいさん プロです

本日の出費76600シリング

2013年2月9日 フォートポータルーカセセークイーンエリザベス公園ームバララ- カバレ
マタツ乗り場に行く。ムバララ往きが待っている。客をいっぱい詰め込んで発車。20000シリング。直行便らしく途中乗り降りがない。あっという間にカセセを通過する。コンゴに抜ける道が通じているはずだが、そんなのは分からない。大きなマーケットがあり、人が歩いている。まあまあ大きな町なのだろう。いよいよ公園内を通過する。ポリスが立っており検問なんかがある。ゲートには入らない。初めの計画ではサファリをしなくてもこの公園を通過するだけで動物を見れるじゃないかと考えていた。結果はそうは甘くない。湖なんか通過し、たて看板なんかがあり公園内を走っていると言うことはわかるが、動物なんかとても見えない。マサイマラに行ってなかったら一生後悔するところ。公園内はさすがよく手入れされており景色はよい。高級そうなホテルが目白押し。海外からのお客さんがお金を落としていくのだ。マタツはあっという間に公園を通過して緑の大地を突っ走り、ムバララについた。3時間ほどかかった。カンパラへもいける重要な交通の拠点だ。ルワンダとの国境の町カバレに行くマタツはここから出ている。呼び込みにつられて切符を買ってしまった。20000シリング。一向に発車しない。中に乗客がいたのでのったのが間違い。桜の客だ。2時間ほど待たされた。くそ暑い中をひっきりなしに売り子が来る。バナナ、ジュース、串焼きなんか買った。発車したらトイレに行けないので注意する必要がある。ようやく客が集まりマタツは喧騒のターミナルを出る。ぎゅうづめだ。このマタツは少しの客でも拾うことに熱心でしょっちゅう停まる。1人でも停車して客を詰め込む。時間がかかる。子供たちが寄ってきて珍しそうに俺を見ている。大人は常識があるので、直視はしないが子供は正直だ。よほど珍しいと見える。子供を見るこちらも面白い。マタツは遅れに遅れてカバレについた。ウガンダの警察に勤めているという乗客にホテルを案内してもらう。ニュースカイラインホテルという。25000シリング。トイレ、お湯シャワーの立派な部屋だ。国境の町で夜まで人通りがありにぎやかだ。ホテルの飯はまずい。もの凄い雨が降ってくる。一歩も外に出れない。ビジネスマンが多い。明日はいよいよ最終目的地ルワンダに行く。
トロ王国宮殿


本日の出費79000シリング

2013年2月10日 カバレーカツナーガツナーキガリ
ルワンダ行きの乗り合いタクシーの呼び込みがある。8人のぎゅうづめで出発する。30分ほどでボーダーに到着。4000シリング。ウガンダの出国手続きはこれで2回目。国境をカツナという。バーをくぐるとルワンダ国境、ガツナという。時計を1時間遅らせる。入国手続きをする。ビザは事前に取得してある。入国用紙はカラーの立派なもの。両替屋が声をかけている。ガイドブックは土曜、日曜は休みだから両替が出来ないと書いてある。今日は日曜日。しかし国境の店は開いている、うるさいほど呼び込んでいる。早速交渉する。1シリング0.20フランと言うが、こちらは0.23フランと言う。あっさり成立。バスが待っている。ウガンダよりも立派だ。女の人が切符を売りに来る。1500フラン。お金の勘定で頭が混乱する。ウガンダは山が多いらしく、立派な道路を突っ走る。2時間ほどでニヤブゴゴというターミナルに着いた。ボダボダ、両替屋の呼び込みがうるさい。ちゃんと営業しているじゃないか。お昼過ぎになっておりガイドブックのホテルにするか迷ったが、運ちゃんに予算を言うて任せた。1分ほどでついた。ホープゲストハウス7000フランで、シャワー、トイレは共同。洗濯をしてターミナルに戻る。歩いていけるので何かと便利だ。両替屋もある。50ドル札を1枚出す。32500フラン。いいレートだ。小額紙幣はたたかれる。キガリメモリアルセンターに行く。ボダボダで往復2000フラン。入場料は無料。立派な施設だ。外国人が多い。どこからお金が出ているのだろう。喫茶室もある。早速展示を見る。写真とビデオだ。ベルギー植民地時代から民族分裂、ジェノサイドにいたる説明がある。犠牲者の家族のインタービュウもある。骨などの現物がないので凄みはない。犠牲者の写真がいっぱい。カンボジアのツースレン収容所を思い出す。ハンマー、銃、刀なんかで殺戮したのだそうだ。一通りみたら、世界のジェノサイドの展示に変わった。ナチス、クルド、アルメニアなど。これは余分な感じ。ゲストハウスに戻る。キガリの下町と言った雰囲気で交通量、人、店がいっぱい。ウガンダと同様交差点の信号はあるが車が突っ込んでくるので、なかなかわたれない。ルワンダ人に笑われた。近くの食堂で晩飯を食う。ビールも飲める。米、肉、ジャガイモの煮たもの、ゴマのペーストなんか出てきて2500フラン。量が半端じゃない。アフリカ人は平気で平らげている。体力勝負になったら勝ち目がない。前に座ったおっさんは軽く全量を平らげた。俺も相当の悪食だが食べきれない。勘定を済ますと会計のおっさんがスマートやねと言ってくれた。インターネットカフェでメールチェックする。宿に深夜の客があったらしく、扉の開閉がうるさくって仕方がない。しかしこちらは子守唄の気分で熟睡した。
キガリメモリアルセンタ

本日の出費 4000シリング  14200フラン

2013年2月11日 ニヤマターギセニ
ジェノサイドの展示写真だけでは満足できない。骨、衣服なんかの現物を見たい。ニヤマタにそれがある。ガイドブックはタクシーでと書いてあるが、ターミナルで聞きまくる。ビルンガという会社がマタツを出している。30kmほど走る。往復で1200フラン。途中の景色がよい。河がうねうねと流れ緑の平野が広がっている。ニヤマタは結構な町でホテル、市場なんかがある。ボダボダが待っている。ヌタマラも含めて3000フランと言う。7kmほど離れており骸骨ばかり見てもしょうがないので断る。ニヤタマメモリアルセンターに入る。受付の女の人が説明してくれる。女の人はレイプされ、子供と一緒に殺された。道路のいたるところでストップされ手当たり次第に殺されたと言う説明だ。中に入る、写真はご法度。衣服が山積み。さすがに迫力がある。においがしてきそうだ。地下に降りる。骸骨、骨が整然と陳列されている。暗いので懐中電灯でよくみる。なたで割られた頭、銃で穴の開いた頭なんかが目白押し。さすが迫力がある。においはしない。人間の骸骨なんか単純なものだ。頭は4つの部分で縫合されている。目のあるところは大きな穴が開いている。棺おけなんかもある。女の人の展示が多く、生前着ていたきれいな服も残されている。内乱ゆえ国際社会も放置していたのだろう。イタリアの宣教師が見るに見かねて救済に駆けつけたが、彼女も殺されている。あまりの迫力に圧倒されてセンターを出る。ボダボダ、マタツに乗り宿に帰り、再びターミナルからマタツでギセニに向かう。ルワンダは小さい国なので移動はらくだ。マタツは舗装道路を淡々と走る。ウガンダと違って定員以上乗せない、右側通行。山道が多い結構人が歩いている。農業なんかしているのかも。景色がめまぐるしく変わる、ニーラゴンゴといってコンゴの活火山らしい山も見える。改めてルワンダは山国だと思う。日本の長野県みたい。3時間ほどでギセニに到着、3000フラン。ボダボダでロンプラのオーベルジュドギセニというホテルに行く。500フラン。ウガンダよりも寒い気がする。宿賃は9000フラン。ウガンダの倍だ。熱いお湯が出ないのでバケツで持ってきてもらう。レストランが併設されているので利用する、白人客もいる。まあまあのホテルなのだろう。飯はバイキング形式で好きなだけ取ればよい。テラピア、チップス、ビール、野菜なんか盛り付けて3400フラン。ビールはプリムスの750ml結構飲みごたえがある。
キヴ湖

本日の出費18100 フラン

2013年2月12日 ギセニーキガリ
ホテルの中庭にテーブルがあり朝食が出来るが、結構肌寒いのでレストランで済ませる。相変わらず盛り放題のバイキング形式。肉は硬く、ジャガイモは大きい。食べ残しはマナーに反するので、程ほどにする。味はいまいち。アフリカ旅行でおいしい食事の記憶がない。金をふんだんに出せばいくらでもあるに違いない。ぶっ掛けご飯、肉とチップス、硬い肉のシチューが定番。お茶がミルクたっぷりでおいしい。朝食は1800フラン。ボダボダでキブ湖に行く。深さと貯水量で世界20傑に入るそうだ。湖の周りにホテルがあり結構いい雰囲気だ。山国なので気温が低い。ジャンパーは必須。キブ湖岸に下りてみる。水は透明ではない。汚染源は少ないと思われるので、湖底の砂、土の関係だろう。岬、山なんかが見え、普通の湖だ。ギセニはコンゴとの国境の町。イミグレがありポリスが警戒している。と言っても車、人が普通に往来している。ビザがあれば簡単に入国できそうだ。両替屋もある。入国しても、ゴマ、ブカブしかいけないのだったらつまらない。コンゴの物価は恐ろしく高いのでお金に見合った成果が得られない。今後の楽しみに残しておこう。ホテルの従業員は温泉地が湖にあると言っていたのでボダボダを飛ばす。がたがたの道を下ったところにあった。水泳パンツの地元の人が座って入浴している。と言っても膝の上ぐらいしか深さがない。寒そうだ。写真を撮るのがはばかれる。ロンプラによるとルワンダでは写真は原則としてご法度。旅行者としてはストレスだ。運ちゃんに3000フラン支払う。ホテルに帰る。もうみるものがない。マタツで再びキガリに戻る。同じルートを通るのであまり景色に興味がわかない。日本の田舎をドライブしている感じ。予定の時間にきっちり到着。ニャブゴゴターミナルはこの国一番の交通の要所なのだろう。ギセニのターミナルと規模が違う。ホテルは面倒くさいので1昨日のホープゲストハウスにする。明日は帰国なので何かとアクセスがよいほうがよい。果物なんかかってホテルで一休み。今まで泊まった全てのホテルに蚊帳がある。これは絶対必要だ。10000フランを出したのでシャワー、トイレがついている。何かと便利だ。空港へのアクセスはタクシーが10000フラン、ボダボダが3000フラン、マタツが400フラン。ただしマタツは空港には行かず国道まで。地理が分からない旅行者にとっては悩みの種。しつこいほどマネージャに聞いておく。最後の飯は近くの中国料理を出すレストラン。ビールを飲みたいがモスレムなので出さない。牛肉料理と焼き飯しかない。ウエイトレスが愛想がよい。悪い気がしない。長いことかかって料理が出てきた。コックが一生懸命に作っていた。旨いといってやると彼氏喜んでいた。肉は程よい大きさに切ってあり、甘いたれで味付けしてありなかなかのものだ。やわらかい。焼き飯は真っ黒けに調理してあり。白い飯のままのほうがよいと思われるが、そこは郷に入っては郷に従え。おそらく調味料が味噌を使っておる関係だろう。量が相当あったので超満腹した。会計は3200フラン。ホテルに帰る道を渡るのに難儀する。
コンゴとの国境

本日の出費21900フラン

2013年2月13日 キガリードーハー
フィックスのチケットだから変更は一切できない。のらなかったら帰れない。出発は14時55分。2時間前にチェックインだから13時までには空港についておかねばならぬ。マタツを利用するから1時間を見ておこう。12時までにはホテルを出発しなければならない。朝食を食ってターミナルに行く。余裕があるのでじっくりとマタツを探す。カノンベというところにいくマタツを探す。40分ぐらい走ったところで全員降りる。どうやらカノンベらしい。運ちゃんに空港のことを行っておいたので乗り換えのマタツに案内してくれた。数分で空港近くの国道で下ろされた。歩いてターミナルに行く。12時についてしまった。こじんまりした空港でナイロビ行きがメーンだ。ルワンダフランが残っているのでレストランでスープを頂く。パンとベジタブルスープで2500フラン。暖かく濃厚なスープで腹いっぱいだ。少しだけフランが残っている。再両替をしたら11ドル戻ってきた。後はチェックインするだけ。セキュリティチェック、出国手続きを経て、待合室に行く。日本人が2人いる。3年の大使の任期を経て帰国するんだそうな。ファーストクラスだろう。韓国人が暇そうにしており話する。大使館に勤めており帰国するらしい。どうしてビジネスを使わないのかと聴くと、下級公務員はエコノミーだと言う。JICA否KOICAの仕事担当だったと言う。今は家族に会いたい一身、早く飛行機に乗りたいという。乗客は10数人で歩いて飛行機に乗る。ローカル空港だ。ルワンダともお別れでなんかセンチメンタルの気持ち。と言うのは環境立国であるらしくプラスチックバッグはご法度、紙袋を渡す。ごみも少ないように思われる。日本に似た景色。ボダボダでは必ずヘルメット着用。絶対に金をごまかさない国民、小国ゆえ移動が簡単な国。ジェノサイドみたいなことが何故起こったのか不思議でならない。ウガンダのエンテベではかなり乗客が乗ってきたがそれでも定員の半分くらい。定刻どおりドーハに着くと、日本人が俄然増えてきた。ヨーロッパからのツアー客のようだ。
ニヤブゴゴターミナル

本日の出費3700フラン

使ったお金 ウガンダシリング372,100 ルワンダフラン57,900 ケニアシリング7,760 USドル450 日本円96,000 総費用169,430円