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第210回 サロン・ド・ニッコール
カラーの部
佳作入選
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浜のオンナ
第213回 サロン・ド・ニッコールPC
自由カラーの部 3席入選
スリランカ撮影ツアー作品
浜でほほ笑む女性に、船の漁師と飛び交うカラス写真を合成しました。
選評:ハナブサリュウ・佐藤倫子
海をバックに威風堂々と立つ漁村の女。カラス、漁船、漁師をデジタル合成して、ドラマチックに演出しています。
現実でも可能なシチュエーションですが、やはり出来すぎ感があります。
細部はやや荒っぽい仕上げが目につきますが、チャレンジ精神は大いに評価できると思います。
いかに自然に見せるかが、これからのポイントですね。
チャレンジ精神だけは評価された。(ニガ笑)
写真合成にあたっては自然な構成力が問われますなあ〜
2017/07/07
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船着き場
サロン ド ニッコール第211回
佳作入選
nikkor club 242号 2016
船着き場に立つ男。正面からの撮影は、かなり勇気が必要だったのではないでしょいうか?
顔の表情がもう少し見えると、僧侶か物乞いかを判別できたかもしれません。
選評カラーの部
(小林紀晴氏)
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夕照
第6回ニッコールクラブ
ネイチャー・フォトサロン
3席入選
選者評
夕日に照らされた黄金色に輝くススキの原を背景に、
鹿に向けてスピードライトを一発たいて存在をアッピールさせている。
ススキが夕日を透過光のように受けているあたりはドラマを感じさせる。
動物の動き一つをとらえるにしても、
このようにその背景がいかに大切かを示す好例といえよう。
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ゆうまぐれ
ニッコールクラブ
第9回ネイチャーフォトサロン佳作入選
選者コメント
日本画の題材のような柳にスズメ。
朝、陽が当たる直前の鳥が身を丸くしている自然の生態がよく撮られている。
左上と下の暗い雲のようなものが単純なシルエットに奥行きをもたらしている。
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朝まだき
ニッコールクラブ
第10回ネイチャフォトサロン
選者評
霧がかかり湿度が高い早朝の高原で、
目の前にあらわれた鹿の姿のおもしろさを
スピードライトを上手にコントロールした日中シンクロによって力強くとらえている。
同時に、背景の弱い光を最大限に利用し、
広がりのある空間を活用することで、
作品全体から情緒的な秋の雰囲気を引き出すことにも成功している。
nikkor club vol190
2004 AUTUM 68P
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雨あとの山頂
ニッコールクラブ
第12回ネイチャーフォトサロン2席入選
選者評
雨上がり、春日山の原始林に立ち上る霞が逆光をうけておどろおどろしい。
その逆光を背景に、
全身ずぶぬれの鹿がこちらを向いている。
劇的変化が起こる自然界の雰囲気がよく表現されている。
草の緑色に対し、
霧のたつ山とシルエットになった鹿のからだの黒っぽさとが
落差の大きい濃淡の変化を見せて、
シュールなイメージ作り出すことに成功している。
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第53回ニッコールフォトコンテスト
2005
第三部ネイチャー
「朝もやの丘」
ニッコール大賞
入賞!
第3部ネイチャー 土田ヒロミ氏講評
早朝の鹿親子の情景である。
モチーフとして鹿は、かつておおいに被写体としてはやり、
技巧的な傾向を増していき、
自然さを失う傾向へおちていったが、
本作品はあくまで被写体の生態に寄り添うような自然な表現が、
再び新鮮な感動を与えてくれている。
おそらく、ライフワークとしての鹿への永年の観察眼が、可能にしたショットであろう。
思いがけずのニッコール大賞!
幸運に感謝!
(総応募数7.991点)
追記
第53回ニッコールフォトコンテスト授賞式が2005年11月18日、東京・恵比寿のウェスティンホテルで開催されました。
授賞式に先立ち豪華な部屋にて、入賞者を囲んで速記者・カメラマンや事務局の方がたの立会いのもと、江成先生・管先生・ハナブサ先生との座談会が行われました。
(以下ニッコールクラブ誌195号よりの抜粋)
一期一会で得た感動
江成 ネイチャーフォトは、ややもするとドラマチックなものを追い求め過ぎ、そこに無理を感じて失敗作となってしまうものが多々見られるわけです。しかしニッコール大賞を受賞した竹田ヨウスケさんの「あさもやの丘」は自然な眼差しでお撮りになっているように思います。
竹田 ありがとうございます。これは雨の翌日に朝もやが出ることを期待して、奈良の若草山に登ったときの写真です。最初はモヤだけだったんですが、そのうちシカが寄り集まりまして、そこへヒカリが差してきました。 これはチャンスと思い、パンパン撮りました。 終わったあと、年に一回あるかないかの満足感を覚えました。
管 シカとの出会いがポイントになって、朝もやの消えたイイ瞬間が写っていますね。 子ジカの形もいいし、親ジカの方も人の気配を感じてか、緊張感を発散している。まるで、つくったような写真が撮れましたね。
ハナブサ 博物館にあるジオラマみたいなので、僕はちょっとびっくりしました。余りにもでき過ぎていうという感じがして(笑)
管 この場所は、もう何度も行かれて熟知されているんですか。
竹田 はい、だけど、こういう光景は初めてでした。 同じ若草山でも、もやが出る場所が日によって違い、いろいろなスポットがあるんです。しかし、各スポットの間に距離がありますので、もやが出る場所の予想を間違えると、別のスポットにたどり着くころにはもやが引いてしまいます。私は診療所をやっていますので、診療時間までには帰らにやいかんので、すごすご引き上げることになります。(笑)
ハナブサ でも、こういう瞬間に出会えるということは、足しげく通っていらっしゃるからであって、やっぱりこれは、一日や2日じゃ絶対撮れない写真だろうなと思います。
江成 よく写真は「一期一会の収穫」といはれますが、竹田さんの「朝もやの丘」の場合も、日常の努力の賜物といえるかもしれませんね。それと写真にはフットワークが必要なわけですから、健康にも非常にいい手段であるというふうにいわれています。 この点はいかがですか。
竹田 最近、ひざを痛めて、フットワークに自信がなくなっているんですけれども(笑)。やっぱり意欲を持ち続けられるかどうかが一番肝心なところじゃないですかなあ。車を使って行けるところまで行き、あとは、丘を上がったり下がったり、ひざをかばいながらやっておる次第です。
管 そうしながらも風景写真を撮るわけは、何か呼び込むような一瞬を期待するからなんでしょうね。
竹田 はい、もやの中からシカがでてきたのも、ちょうどそんな感じでしたね。
ハナブサ 神がおりてくる。
管 僕は、そういう一瞬ではなかったかなと思いますね。演出できるわけじゃありませんから、シカをよびこんだんじゃないですか、竹田さん(笑)
竹田 ありがとうございます。
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「花園」
ニッコールフォトコンテスト2009
ネイチャーの部
入選
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朝もやの春日山麓
第41回 サロン ド ニッコール ネイチャーフォトサロン
佳作入選
組1/3
講評
春日山麓・若草山の3枚組。
シカがすぐに目につくが、真ん中に朝靄だけのカットを入れたのが単純化を防いでいてよかった。
モノクロによって、山の荘厳感というものまで表現された。
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