店主の戯言”そば屋の昼酒”
若い頃は結構大酒飲みだった。
一旦飲みに出ると自分からは「そろそろ帰る」とは
絶対に言わない。何故かというと一人で帰った後、
残った同輩達に滅茶苦茶楽しいことが待っている
ような気がしてならないのだ。
だから同じような輩との酒宴だと誰も「そろそろ帰ろう」
とは言わないので深夜まで時には明け方まで続くこともあった。
草なぎ剛さんではないが酔っ払っての失敗も数え切れない。
翌日の二日酔いもそれはそれは酷いものだった。
このときはお酒を飲みたいというよりは、ただただ
酔いたかったのだと思う。
ここ最近、本当に美味しいお酒を気の効いたつまみで
「ちょっと一杯がいいなぁ」と思うことが多くなってきた。
そしてそんな時、ちょっと遅い昼下がりに妙に飲りたくなる。
一方、明るいうちから飲むのにうってつけのお店が意外と
少ないことに気がついた。特に地方(佐野)では・・・・
焼き味噌、蕎麦掻き・・・・簡単なつまみで飛び切りの純米酒
ほろ酔い気分で〆のそば
蕎麦屋の昼酒 いいではないか!!
ちょっと贅沢な時間と空間
「明るいうちから飲(や)るなら悠庵」
そんなお店を目指します。
石臼びき手打そば 悠庵 栃木県佐野市植下町1176
TEL 0283-22-9272
E-mail you-an@kke.biglobe.ne.jp