到着するとすぐ教会の人々を集めて、神が自分たちと共にいて行われたすべてのことと、異邦人に信仰の門を開いてくださったことを報告した。                    (使徒言行録1427

 パウロとバルナバは訪れた町々で迫害を受けたために、次々と進んで行かなければならなかったが、デルベまで行くと、今度は引返しながら、前に訪れた町々を、身の危険を顧みず、もう一度訪れた。それは、何とか福音を根付かせ、その町の人々が救いから漏れることのないためであった。パウロたちがそこでしたことは、第一に、弟子たちを力づけて、「神の国に入るには、多くの苦しみを経なくてはならない」と言って、信仰に踏みとどまるように励ましたことであった。神の国に入る者、福音に生きようとする者には、苦しみは必然的なのである。苦難は神の国に入ることの証しなのである。第二に、弟子たちのため教会ごとに長老を任命した。これは困難な伝道を推し進めるためには、熱意だけではなく、教会の体制を整える必要があったからである。そうした上で、断食して祈って、彼らをその信じる主に委ねた。
 パウロたちが、出発地のアンティオキアに帰って来たときに、彼らが行った報告は、自分たちが受けた苦難の大きさを語るのではなく、苦難の中にも神が共にいてくださったこと、すなわち神の伝道旅行であったこと、そして、神が異邦人に信仰の門を開いてくださったという恵みの事実であった。困難な伝道の中で、門を開いてくださるのは、いつも神である。
 当伝道所の15周年記念誌を発行しようとしているが、これも、自分たちの苦労の足跡を記すだけでなく、神が共にいてくださった恵みや、新しい道を開いてくださる神の計らいを知ることの出来るものにしたい。

米子伝道所主日礼拝説教 要 旨              2007年2月18日 山本 清牧師 

 聖  書:使徒言行録14:19−28
 説教題:「信ずる主に任せる」                  
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