「あなたがたが、このような偶像を離れて、生ける神に立ち帰るように、わたしたちは福音を告げ知らせているのです。」
                              (使徒言行録1415より)    パウロとバルナバはイコニオンでも会堂に入って福音を語ると、ユダヤ人、異邦人の別なく、大勢の人が信仰に入った。ところが信じようとしないユダヤ人たちは、異邦人を扇動して、キリスト者に対して悪意を抱かせた。それでも二人はそこに長くとどまって、勇敢に福音を語り続けた。そのような中で、主は彼らの手を通してしるしと不思議な業(奇跡)を行なって、恵みの言葉を証しされた。
 次にパウロたちが訪れたリストラでは、生まれつき足の不自由な男がパウロの話を熱心に聞いていて、パウロは癒すのにふさわしい信仰があるのを認めて、「自分の足でまっすぐに立ちなさい」と言うと、その男は躍り上がって歩き出すという奇跡が起こった。
 このように、御言葉が語られ、聴かれ、信仰があるところでは、奇跡が行なわれるのである。主イエスも、信仰を見て癒しの業を行われた。
 ところが、パウロが生まれつき足の不自由な男を癒すと、群衆はバルナバとパウロをギリシャ神話のゼウスとヘルメスに見立てて、いけにえを献げようとするので、パウロたちは驚いて、自分たちは同じ人間に過ぎないと言って、標記のように語ったのである。奇跡は、このように人間崇拝や偶像礼拝といった間違いを起す可能性がある。奇跡につながる本当の信仰というのは、人間崇拝や偶像礼拝ではなく、主イエス・キリストの御言葉を信じる信仰であり、生ける神に立ち帰ることである。

米子伝道所主日礼拝説教 要 旨              2007年2月11日 山本 清牧師 

 聖  書:使徒言行録14:1−18
 説教題:「生ける神に立ち帰る」                  
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