「だから、兄弟たち、知っていただきたい。この方による罪の赦しが告げ知らされ、また、あなたがたがモーセの律法では義とされえなかったのに、信じる者は皆、この方によって義とされるのです。」                 (使徒言行録13:3839

 今年の年間主題は「わたしたちはキリストの使者」で、一人一人が伝道の業に仕える者となることを目標としている。では、伝えようとする福音の中身とな何か。――ピシディア州のアンティオキアの会堂でのパウロの説教は、その見本である。それは以下の内容から成っている。
(1)神の約束を伝える(13:16-25
 パウロはイスラエルの歴史から語り始める。イスラエルの歴史は、全人類を救おうとされる神の救いの御計画の一環であり、神は、罪を犯し続けるイスラエルの民を耐え忍び、愛し続けて、救いの御心を貫かれて、ついにイエス・キリストにおいて救いの約束は実現した。
(2)十字架を伝える(13:26-29
 人々は、死に当たる理由は何もない主イエスを木(十字架)にかけて殺した。それは、人の罪に対する神の呪いを、主イエスが代わって受けて下さったのである。
(3)復活を伝える(13:30-37
 しかし、神はイエスを死者の中から、朽ちない者へと復活させられた。弟子たちは復活の主の顕現の証人である。
(4)罪の赦し・義認を伝える(13:38-39)
 十字架と復活が意味するところは、罪の結果である死の報いが復活によって覆されたことにより、罪が赦され、キリストを信じる者が義とされたということである。
 パウロは、以上の福音を語った上で、「驚け、滅びされ」との預言者の言葉によって警告を与えている。説教は、神の救いの事実を語ることによって、和解の決断を迫るものである。

米子伝道所主日礼拝説教 要 旨              2007年1月28日 山本 清牧師 

 聖  書:使徒言行録13:26−41/コリントの信徒への手紙二5:19−20
 説教題:「キリストの使者」                  
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