クリスマスに寄せて

「はっきり言っておく。一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ。」

新約聖書 ヨハネによる福音書 12章24節より

 

約二千年前、キリストは自らを一粒の麦にたとえ、そのいのちを十字架上で犠牲にすることで、すべての人の罪を自らが担い、イエスを信じた人に永遠のいのちを与えるという計画を実行しました。人間の世界でも、一人の人が悪役を背負わされることで、その周辺の人が助かるということが往々にしてあるようですね。「あの人のために」という素朴な愛に基づいて行動することは、豊かな実を結ぶことになるのかもしれません。(キリスト没年33歳)

2019年12月24日